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「【ネタバレ】弱虫ペダル Ride.550:マウンテンバイク!」の巻 [弱虫ペダル:ネタバレ感想]

明後日14日(日)は「O町ハーフ・マラソン」。

なんか、どの天気予報見ても「雨」マーク付いてるんですけど…。


昨年12月から本格的に走り始めた成果が(一応)試される。

まあ、先週の土曜日に予行練習として本番と同じ21kmを走っているので、正直なところ体力的な部分ではあまり心配はしていない。

そもそもこの「O町ハーフ・マラソン」は本来「仮装しながら楽しんで走る」というお祭りチックなマラソンなので、ガチで走ると引かれるらしい。

とは言え、こちらはあくまで10月開催の「M市フル・マラソン」というゴールに向けての試走的な参加という意味合いもあるので、もちろん真剣に走る(つもり)。

目標タイムは2時間30分(以内)。

スタートがAM6:00という、頭のおかしい時間なので、明日は何時に寝ればいいんだよ問題に既にぶち当たっているんだけど、まあいい。

夜の9時には寝ます。


では今週も弱虫ペダル「ネタバレ感想」いってみよう。





































さて、まず一言。

この「MTB編」が始まってからというもの、予想的なものが一つも当たらないので、純粋にストーリーを楽しむつもりでいたんだけど、一つだけ予想的なものが当たった。

それは、坂道が乗っているMTBが「TREK」だということ。

まあ、実際には「雉」から借りたスペアバイクが「TREK」ということらしいので、坂道のMTBって訳じゃないんだけど。

この作品で「TREK」が登場するのは、金城のロードバイク以来。

自分はロードもMTBも「TREK」なので、こういった作品に同じブランドが登場するとやっぱり嬉しい。


さて、新キャラの「雉」だけど、サングラスを外した素顔がかなりのイケメンだったのには驚いた。

間違っても「ごめんちゃい」などと言うセリフを吐く顔じゃねえ。

坂道と同級の高校2年ということもあり、まあ間違いなくこの二人の出会いも「運命的」なものになっていくはず。


これまでママチャリとロードしか乗った経験がない坂道にとって、この「MTB」の性能というのはかなり異次元な様子。

今週のラストでは、坂道ギブアップかと思いきや、まさかの「ギアチェンジ分かりません」展開になるとは…。

だけど次週は、I.H連覇の「山王」がギアチェンジを理解し、MTBで本気で山を登る展開が期待出来そう。

そして坂道の本気のヒル・クライム(MTBケイデンス・バージョン)を目の当たりにすることになる「雉」にも注目。

まあ間違いなく「雉」は大喜びすることになるんだろうけど。


そんな訳で、次週はちょいと熱い展開になりそうだけど、この「MTB編」というか坂道の夏休み編はそこそこ長い展開になりそう。

その後に、鳴子の「関西編」、今泉の「ハワイ編」なんて流れになった日には、こいつらの夏休みいつ終わるんだよ、とか、 お前達いつになったら3年になるんだよといったツッコミ展開になる気もしてきた。

とは言え坂道くん、借り物とはいえ「TREK」のMTBで思う存分未舗装ライドを楽しんで下さい。

くれぐれもケガにはご注意を(経験者談)。


ではまた次回をお楽しみに。
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「【ネタバレ】弱虫ペダル Ride.549:スペアバイク!」の巻 [弱虫ペダル:ネタバレ感想]

まだ梅雨は明けてないけど、ようやく大好きな7月が到来!

ディ・モールト・7月!

ディ・モールト・蟹座!

ディ・モールト・デスマスク!


ちなみに自分の誕生日は7月18日 & 蟹座のO型。

蟹座をバカにするヤツは「積尸気冥界波」をお見舞いするのでご注意を。

更に本気で怒らすと「積尸気冥久波(神聖衣Ver.)」をお見舞いします。

これをくらうと永遠に生と死の狭間で苦しむことになるので、くれぐれもご注意を。


いきなり「蟹座(デスマスク)」ネタで始まったけど、まあいい。

いつか「(聖闘士星矢)星座カースト制度ネタ」やりたいなあ。

自分と同じ「蟹座」のあなた、そして「魚座」のあなた、今更ながらだけど、これまでどれだけ辛い思いをしてきたか語り合いましょう。


さて、今週も「弱虫ペダル」ネタバレ感想、早速いってみよう。










































まず最初に一言。

この「MTB編」になってから、一度も展開予想が当たらねえ。

スペアバイクを積んだバンの運転手は、「CYCLE SHOP KANZAKI」のマスターなどではなく「雉」のオヤジだった。

なんでわざわざオヤジがバンにスペアバイク積んで来るんだよ。

「雉」がどういった経歴のキャラなのか未だに謎だけど、それなりのキャリアがあって、オヤジが息子の将来を期待してるのか。

I.H連覇した小野田家はオカンからして坂道の功績がイマイチ良く理解してないし、何よりオヤジが未登場で、そもそもいるのかも分からない。

もうこの時点で既に小野田家と雉家の差がすごいんだけど、まあいい。


そして雉に勧められるがまま、大して抵抗もせず、すんなりとMTBに乗る坂道。

「ボクなんかには無理ですよ~」ってセリフが絶対くると予想してたのに、これすら外れる始末。

そんなに未舗装路の坂を登りたいのか、坂道。


そして初めてMTBに乗った坂道のファースト・インプレッションは「まるでフカフカの絨毯の上を走っているみたい!!」。

前後にサスペンションが付いている「フルサス」だからこその感覚だと思うけど、ハードテイルのRoscoe 8では残念ながらそこまで感動はしなかったけど、まあいい。

いずれにしても、MTBの走破性能にビックリ状態の坂道。

この勢いでイッキにあの坂を登ってしまうのか。

そして「MTB」に新たな自転車の魅力を感じてしまうのか。


まあ、「ロード」と「MTB」はそもそもの用途が違うので、それぞれに魅力があるのも確か。

ロングライド、ヒル・クライム、スピードを求めるなら「ロード」、トレイルライドといった山道・悪路メインなら「MTB」になるし、通勤・街乗りメインなら「クロスバイク」という選択肢になる。

他にも「ロード」と「MTB」の両性能を兼ねた「シクロクロス」という選択肢もあるにはあるけど…。


そしてそんな坂道の様子に喜びを隠せない「雉」。

坂道と同じ高校2年ということが判明。

果たしてこの2人の出会いは、真波同様に運命的なものとなるのか。


「MTB編」は展開予想しても当たらないので、もう純粋にストーリーを楽しむことにします。

ではまた次回をお楽しみに。
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「【ネタバレ】弱虫ペダル Ride.548:坂道のチャレンジ!」の巻 [弱虫ペダル:ネタバレ感想]

6月も終わるというのに一向に梅雨が明けず、本日予定していた「130kmライド」も中止となってしまった今日この頃。


まあ、7月中旬ごろまで梅雨が続くケースが多いので、こればかりは仕方ないんだけど、雨が降ると「ランニング」も出来なくなるので、そうゆう意味で色々と予定が狂うのが困りもの。

ちなみに「ランニング」は来月14日(日)の「ハーフ・マラソン」に向けて2日おきに10kmというペースで練習中。

平日は夜の9時頃から走り始めるんだけど、夜でも1時間走ると汗だくになる。

これが7月14日(日)の日中だと考えただけで、どれ程恐ろしいことになるか…。

実際にハーフ(21km)を走る時間は2時間強とは言え、それなりの補給対策を考えておかないと、熱中症でぶっ倒れたらシャレにならない。


さて、アップするのが遅くなってしまったけど、今週も弱虫ペダル「ネタバレ感想」いってみよう。
































MTB乗りの新キャラは「雉 弓射(キジ・キュウイ)」。

すげ~名前だな。

どんな経歴のキャラなのかはまだ明かされてないけど、スペアのMTBが積んであるバンって、どんな金持ちだよ。

このバンの運転手って、まさかとは思うけど「マスター(寒咲)」じゃないよな?


だけど、坂道がロードであの坂を登ろうとしたってのが驚き。

しかも高級自転車「BMC」で。

そりゃ転ぶしパンクもするよ。

だけどそれが雉にとって「本物の登りたくなる習性のヤツ」と確信され、坂道にMTBを勧めることになった。


自転車好きって、知り合いに勧めたいって思いはあるけど、無理強い出来ないってのも確か。

自転車そのものが高いし、アイテムやメンテにも金かかるし、何より危険が伴う。

本格的にロードを始めるなら、自転車本体約20万+アイテム(ヘルメット、シューズ、ライトなど)10万=最低でも30万程度の初期投資がかかると考えておいた方がいい。

加えて、ケガ等も含めて全て自己責任の世界なので、それだけに無理強い出来ない。

だけど自転車の楽しさってのは、ネットで動画を見たり、他人の話しを聞いているだけじゃ分からないのも事実。

速く走れる、色々な場所へ行ける、身体が鍛えられるってのが楽しいと感じられるなら、是非ともチャレンジして欲しい趣味・スポーツなんだけど、一体何がキッカケになるのかってのも人それぞれ。

興味はあるけどハードルが高いって理由で躊躇してる人は実際に多いはず。


ちょいと話しが逸れたけど、この「雉」もMTBを勧めたいけど無理強い出来ないってのは分かっていて、だけども坂道の「坂を登りたい習性」を確信して我慢が出来なくなった。

ただ、坂道が素直にMTBを乗ることになるのかがちょいと分からない。

結局乗ることにはなるんだろうけど、坂道のことだから「ボクなんかには無理ですよ~」から始まる気がしてならない。

早い展開を期待したいんだけどな~。


ではまた次回をお楽しみに。
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「【ネタバレ】弱虫ペダル Ride.547:夏休みの出会い!」の巻 [弱虫ペダル:ネタバレ感想]

来月14日(日)に開催される「O町ハーフ・マラソン」まで約1ヶ月と迫った今日この頃。


残る1ヶ月でどんなトレーニングを実践し、どれだけの走り込みが出来るか。

まずは10km×週2日(平日1日+週末1日)。

最低でもこれくらいは走らないといけないし、どこかのタイミングで21kmを経験しておく必要もある。

ランニング以外の日は基本的に「ロード・バイク」で約20kmの走り込み。

20km走るのにかかる時間は約50分。

これで約500kcal消費出来るし、継続すれば体力も付く。

ただしランニングに必要な筋力が付くかと言うと正直微妙。

自転車とランニングでは使う筋肉が違う気がしてるんだけどまあいい。

とにかく残り1ヶ月は「ランニング & ロードバイク」で基礎体力を上げるのが狙い。

あくまで今年の本番は10月上旬開催の「M市フル・マラソン」なので、来月の「ハーフ・マラソン」までに基礎体力を上げて、9月末までに42km走れる持久力を付けるってのが目標。

ちなみにここ最近の平均体重は61.5kgなので、それなりにいい感じに身体が絞れてきている。

まあ何にしても「継続は力なり」…これに尽きる。


さて、恒例の前置きはこれくらいにして、今週も「ネタバレ感想」いってみよう。








































どうやら坂道が今後「MTBデビュー」するって流れが確実になってきた。

ただし坂道としては決して「MTB」そのものに興味がある訳ではなく、純粋に「坂を登りたい」という欲求(習性)を満たす手段としての「MTB」に興味がある様子。

だけど何で「MTB編」がスタートするのかイマイチ分からない。

坂道にとって「MTB」を経験することが、「クライマー」としての更なるレベルアップに繋がるという意味なのか。

今後、坂道が何かしらのレースに招集されるのは確実なので、それに向けての寄り道的なステップアップイベントと考えて良さそう。

それはそうとこの「MTB乗り」の新キャラ、「ごめんちゃい」「すまんちゃい」って関西弁だよな。

それにしても「インター・ハイ2連覇チャンプ」に対して「初心者」呼ばわりするこのキャラ、いい味出してるよ。

何故千葉に関西弁喋るMTB乗りがいるのか…って別にいてもおかしくはないんだけどさ。

でもせっかくなら「じゃろかい」喋る鹿児島弁キャラが良かったな。


ちなみにこの「MTB」はフルサス(フルサスペンション)と呼ばれる、サスペンションが前後(フロントとリア)に搭載されている本格的なモデル。

自分が乗っている「Roscoe 8」はフロントサスペンションのみの「ハードテイル」というタイプのもの。

衝撃を吸収するのがサスペンションの機能なので、当然ながら前後に搭載されている方が衝撃の吸収度は高い。

一応マメ知識として。


今後の展開として、「MTB」に興味を持った坂道が向かうのは間違いなく「CYCLE SHOP KANZAKI」。

ここでマスター(通司)から、MTBを勧められるはず。

ちなみに坂道が使っているロード・バイク「BMC」は、このマスターに勧められるがままに使っているのはいいとしても、実際に購入したのか(買わされたのか)、レンタル扱いなのか、通司が譲ったのか未だに謎。

「BMC」はエントリーモデルでも30万クラスの代物なんだけどな…。

今泉の「SCOTT(スコット)」も同じだけど、こいつは金持ってるからな…。


更に予想すると、坂道が出会った「MTB乗り」はこの「CYCLE SHOP KANZAKI」の常連客でもあり、ここで二人は再会することになるはず。

そんな訳で次回は坂道が「MTBデビュー」に向けた展開となり、一体何の「MTB」を勧められるのか大いに興味アリ。

「TREK」だったりして。


最後に一言。

「MTB」の醍醐味って、登りよりも下りだと思うんだけどな。

違うのかな。


ではまた次回をお楽しみに。
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「【ネタバレ】弱虫ペダル Ride.546:小野田坂道の夏休み!」の巻 [弱虫ペダル:ネタバレ感想]

今週末は、TREKストアの企画イベント「130kmライド」が開催される。


このライドは昨年7月中旬に開催された、参加者全員の心に今もなお深く刻まれている「灼熱の130kmライド」の再企画イベントなんだけど、「7月はお願いだからやめてくれ!」的な要望があちらこちらから寄せられたらしく、今年は1ヶ月前倒しの6月中旬に開催されることになった。

昨年のこのイベントは冗談抜きの「灼熱ライド」で、いくら水分を補給してもペダルを漕ぐたびに体中から汗が吹き出てくるレベルの暑さだった。

午後にはスマホに「(外出)運動禁止警報」が流れたし、休憩する度にドリンクやアイスばかり買っていて手持ちの金がなくなり、最後はスタッフのSさんに金を借りたくらいだった。

まあ今となっては懐かしい思い出だけど、昨年のあの日はマジで暑かった(最高気温37℃)。

※昨年のブログ https://texascafe3159.blog.so-net.ne.jp/2018-07-16


今年は1ヶ月前倒しとは言え、梅雨が明ければ夏はもうすぐそこまで来てきるので、今週末も決して油断は出来ない。

昨年の経験を踏まえた今年の対策は「とにかく金を持っていくこと」。

もうこれに尽きる。

わざわざ猛暑の中自転車に乗って、ダラダラ汗を流して、ドリンクを飲むために金を使いまくる必要があるのかと言われれば100%必要ない。

全く必要ない。

じゃあなんで?と言われるとこれまた説明出来ない。

「(頭のおかしい)自転車乗り」だからとしか言い様がない。

まあそんな訳で、今週末は「灼熱ライド」に参加してきます。


・・・さて、今週も「週刊少年チャンピオン(web版)」を購読。

毎回の購読手続きが面倒なので「定期購読」にしてしまった。

前回のラストでは、今後の坂道に暗雲が立ち込めそうな雰囲気だったけど、果たしてどんな新章に突入するのか、今週も「ネタバレ感想」いってみよう。






































まず、今週&来週の「弱虫ペダル」は2週連続巻頭カラー。

今週は「CYCLE SHOP KANZAKI」からのスタートで、寒咲ファンであればカラーで描かれる彼女のショットは貴重なんだろうけど、残念ながら自分は「橘 綾」派なので、カラーの寒咲などには一向にときめかない。

まあいい。

いきなりどうでもいい。

それよりも「巻頭カラー」での発見は、坂道のロードバイク「BMC」のカラー。

てっきり「オールイエロー」だと思っていたけど、実際は「シルバー&イエロー」のグラデーション。

このカラーの組み合わせってまず見ないけど、こうして見るとこれはこれで結構カッコいい。

我が愛車「イエモン号」も「ツール・イエロー」なので、イエロー系のロードバイクはとにかく気になる。

まあこれもいい。


さて肝心の新展開だけど、残念ながら今週号では今後の展開がサッパリ読めない。

てっきり坂道が何かのレースに招集される展開からスタートするのかと思いきや、いきなり夏休みに突入し、のんびりサイクリングしてる始末。

だけど衝撃的だったのは、未舗装路の激坂を前にまさかの「MTB乗り」が登場。

「ロードバイク」の作品に「MTB」が登場するという時点で、全く今後の展開が読めない。

この「MTB乗り」って間違いなく新キャラだよな(何故かロード用のジャージ着てるけど)。


まあ考えられるとしたら、坂道が「MTB」で更なるヒル・クライムの特訓という流れか?

坂道くん、かじってる程度の経験者が言うのも何だけど、「MTB」ナメちゃいかんよ。

コケるしケガするよ。


そんな訳で「レース招集」という展開に辿り着く前に、ちょいと遠回り的な話しが続きそうな気配。


あと気になったのが、巻頭カラー見開きの「ボクたちは 新たなる道を 歩み出す!」。

ボクたち?

新たなる道?

坂道だけじゃなく、今泉も鳴子も「チーム総北」とは違う道を歩み始めるって意味なのか?

自分が予想してきた「新チーム総北」とか「新キャプテン今泉」とか一体どうなるんだよ。

そもそもこの3人が抜けたら「チーム総北」成り立たないだろ。

まあ「キャプテン杉元」でどうにかなるか…ってならねえだろ。


この3人が3年になる前に、それぞれが成長するそれぞれの物語が始まる展開はアリかも知れない。

「坂道-MTB編-」「鳴子-大阪編-」そして「今泉-ハワイ編-」ってな感じで。

なんかとてつもなく長くなりそうだけど…。


いずれにしても、作者自身が「新展開 激動!」って謳ってるくらいだから、大方の予想を裏切る展開が待っているんだろう。

ここは黙って期待したいところ。


ではまた次回をお楽しみに。
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「【ネタバレ】弱虫ペダル Ride.545:2年目のIHスペシャルステージ!」の巻 [弱虫ペダル:ネタバレ感想]

前回「Ride.544」の時に書いた「週刊少年チャンピオン(web版)」を公言通り購読し、自宅の部屋に「週刊少年チャンピオン」が山積みになっていくという、大人としてヨロシクない状況にストップをかけた今日この頃。


とは言え、40代半ばの大人が「少年チャンピオン」を読んでるという事実に変わりはない。

一言だけ言わせてもらえば「弱虫ペダル」を読むためだけに購読してる訳なんだけど、この作品以外では「バキ外伝」くらいしか目ぼしいと思えるのがない。

この2作品以外にも「聖闘士星矢-NEXT DIMENSION-冥王神話」が、一応連載されていることになってはいるんだけど、もう最後に連載されたのが何時のことだったか思い出せない。

作者(車田正美)の気が向いたら連載が再開されるという、ある意味「HUNTER×HUNTER」よりもタチが悪い状況なんだけど、まあいいや。

これが「少年チャンピオン」の現状であり、「ブラック・ジャック」「ドカベン」「マカロニほうれん荘」「がきデカ」といった「チャンピオン黄金期」と比べてしまうと、どうにも寂しい。

まあこれは「少年チャンピオン」に限った話しではなく「少年ジャンプ」「少年マガジン」「少年サンデー」全てに言える話しであり、全ての少年誌の「黄金期」を知っている者としては、もう二度とあのレベルの作品が揃うことなんてあり得ないと諦めている。

さて、前ネタが長くなってしまったけど、今週も「ネタバレ感想」いってみよう!
















































今週の「弱虫ペダル」は色々な意味で予想からかけ離れた展開からスタート。

いきなり昨年ネタが繰り返されるという展開が既に予想外。


まずは「小野田家」ネタだけど、坂道の母ちゃん(オカン)はこの作品における紛れもない最強キャラ。

何と言っても「BEST BOY」だし。

絶対に誰も勝てない。

自分の息子がI.Hでゴールスプリントしている勇姿をカメラに収めるはずが、撮れてた写真は全て地面(×26枚)。

地面写真26枚中、唯一撮れていたのが「坂道のカゲ」で、しかもそれに(涙目で)満足している坂道オカン。

最強すぎ。

絶対に誰も勝てない。

「天然キャラ」という意味で唯一対抗出来るのは「鏑木」くらいか。

その坂道オカンに、幾度となく冷静にツッコミを入れていた「今泉 & 鳴子コンビ」も面白かったけど。

なんかこの二人、どんどんと気が合っていってる気がするんだよな。


そして次が「アキバ」ネタ。

まさかこれまで繰り返されるとは…。

しかも全員「総北ジャージ」でアキバってあり得ねえだろ。

ただ「手嶋」も「青八木」もアキバど素人どころか、鏑木に「何だよこの人たちのアキバスキル!」と言わせるくらいだったので、そうゆう意味では昨年の「金城 & 巻島」の方が面白かった。

もっと言えば、アキバネタで一番面白かったのは「坂道 & 福富」だったけど。


さて、問題はここからで、この先の展開が全くの予想外。

「新生チーム総北」や「新キャプテン」という展開になっていくと思いきや、その前にどうやらこれまでとは180°違う展開がスタートしていく模様。

その次なる展開とは「坂道の個人レース参戦」。

「想いを繋ぎ、届ける」というテーマを根底から覆す、まさかの「坂道ソロ」パターン。

ある意味このテーマでの展開は、今回の「チーム総北」優勝(& 連覇)で完成した感があるので、今後は別のテーマとなる可能性が大。

このままの流れでいけば、「チーム総北」の3連覇という展開しか考えられないし、さすがにそれでは読者も冷めてしまう。

あの「明訓高校」ですら、甲子園3連覇は達成してないし(2年夏に弁慶高校に敗れているので)、唯一全国3連覇を成し遂げたのは「南葛高校」くらいか。

今後は「誰かの為になら頑張れる男が、自分の為に頑張れるのか?」というテーマにもなりそうだけど、これはどう考えても坂道にとって苦痛でしかない展開。

まあ、今後の坂道の成長という意味ではこれ以上ないテーマの「試練」と言えそうだけど。

あと、今回のI.Hで御堂筋がリタイアした際の、今後の伏線とも思える坂道へのセリフがずっと気になっていた。


「けれどそのゆらぐ心は招きいれることになるよ。ぬぐうことの出来ない運命を。」


果たしてこのセリフの意味するところが何なのか?

どうにも波乱の展開しか待っていない気がしてならない。

可能性としては、坂道の「全日本選抜メンバー」なんてのもあり得るかも。

坂道だけでなく、真波、御堂筋といったライバル達と一緒に「全日本選抜メンバー」として共闘するとか。

なんかこれ、「キャプテン翼」の「全日本Jr.ユース」みたいな展開だな。

だけど「坂道 & 御堂筋」の共闘なんて展開にはある意味期待したい。


最後に「坂道 & 橘綾」イベントは早くも絶望的。

「今泉・坂道 & 寒咲・橘」でのダブルデート・イベントは、今回の「アキバ・イベント」で全てぶっ飛んだ。

やはりこの作品にこの手の展開を期待したのが間違いだったし、坂道オカンという最強キャラがいる以上、坂道の色恋沙汰なんて展開はそもそもあり得ないと気付くべきだった。


ではまた次回をお楽しみに。
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「【ネタバレ】弱虫ペダル Ride.544:それぞれの表彰!」の巻 [弱虫ペダル:ネタバレ感想]

この「弱虫ペダル」ネタバレ感想が更新されるごとに、自宅の部屋に「週刊少年チャンピオン」が積み重なっていく今日この頃。


そして今更なんだけど、「Web版(電子版)」で読めば、40代の大人がコンビニで買わなくても、40代の大人の部屋にチャンピオンが積み重なることもないんじゃないかと気付いた今日この頃。

早く気付けよ。

そんな訳で、次週からは「Web版」で購読します。

それでは今週も「ネタバレ感想」早速いってみよう!











































今週の「弱虫ペダル」は予想していた通り、「箱根学園」のエピローグ。

まず、今週話の総括的な感想を言わせてもらうと、「来期の箱根学園はマジで強くなる」。

以前も書いたけど、昨年の「チーム総北」の優勝に対し、ハコガクには「運で負けた」的な雰囲気が漂っていて、誰も負けたことに対して納得いってなかった。

まあ「運」と言うより、坂道の意外性に負けたってのが正しいのか。

そんな雰囲気がずっと漂っていたハコガクだったんだけど、今回の「チーム総北」の優勝に対して、「精一杯闘ったけど勝てなかった」と素直に負けを認めた雰囲気に変わった。

唯一「銅橋」だけは納得してないような気がするけど。

特にキャプテンである「泉田」が、素直に負けを認めたってのは結構驚いた。

「王者 箱根学園」のキャプテンという重責を背負って、それでも素直に負けを認められたってのは、つまるところ「悔いのない闘いをした」という納得感があったからこそ。

「泉田」もしっかりキャプテンやってたんだな。

しかも、坂道に対して「いい勝負をありがとう」と言える器を持っていたことで、自分の中の「泉田」に対する印象が大分変わった。

「手嶋」にしろ「泉田」にしろ、今年のキャプテン枠は成長が著しかった。

負けを認めなかったチームが、負けを認めた先にあるのは、これまでとは違う強さ。

なので来期のハコガクは、これまでの「王者 箱根学園」とは違う強さを持ったチームに生まれ変わる気がする。

「個の集合体としてのチーム」が果たしてどう変わっていくのか?

「チーム総北」と同じではかぶってしまうので、そんなチームにはならないと思うけど、ちょいと現時点では予想が付かない。

更に、泉田、黒田、葦木場の三人が引退するので、こっちも来期のキャプテンが気になる。

ただ、ハコガクには来期の3年生メンツが少ない。

いくら選手層が厚いと言っても、いきなり3年の新キャラが登場するとも思えないし、かと言って「真波キャプテン」もどうにも考えにくい。

来期のハコガクキャプテンは予想出来ねえ。

まあいい。


そんな訳で、今週話は予想していた「ハコガク」のエピローグだったんだけど、その内容は予想以上に爽やかだったのがある意味意外だった。


そしてラストは、予想していた「御堂筋」だったけど、「ユニフォームを残して失踪」という、これまた非常に気になる展開になっていきそう…。

自転車を辞めるという展開にまで発展しそうだけど、そこから絶対に復活するはず。

果たしてどのような復活劇が待っているのか、ハコガクよりも個人的にはこっちの展開の方が楽しみだけど、今後しばらく御堂筋は登場しないって気がする。


いずれにしても、作者の「想いを繋ぎ、届ける」というテーマを「チーム総北」が受け継いでいる以上、ライバルチームがいかにしてこの作者のテーマと闘っていくのかってのが、ある意味この作品の魅力だと思う。


「インター・ハイ編」のエピローグはおそらく今回で終了。

次回からは、来期チームに向けた展開になっていくはず。

「手嶋 & 青八木」の引退エピソード、そして「総北新キャプテン」エピソードなどが盛り込まれてくる。

繰り返すけど、総北の次期キャプテンは「今泉」になるはず。


あと、期待しないけど期待したいのは「坂道 & 橘綾」。

あくまで勘だけど、絶対に何かしらのびっくりエピソードが待っているはず。


ではまた次回をお楽しみに。
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「【ネタバレ】弱虫ペダル Ride.543:15cmの表彰台!」の巻 [弱虫ペダル:ネタバレ感想]

結局のところ、「弱虫ペダル」ネタバレ感想は今後もしばらく続けることとし、40代半ばにもなって今週も「週刊少年チャンピオン」を買っている今日この頃。


良い子のみんな、立ち読みはイカンよ。

読みたい作品があったら、ちゃんと買いましょう。

ネタバレの前に一言…今週の「Ride.543:15cmの表彰台」は期待していた展開が山盛りで、とにかく最高の回だった。

では早速ネタバレ感想いってみよう!









































冒頭でも書いたけど、とにかく今回の展開は最高だった。

ある意味、「Ride.540:大空に手を挙げた者」よりも感動の回であり、今回の「インター・ハイ編」のエピローグとして期待していたとおりの展開だった。


今回の展開を大きく分けると、

① 手嶋の涙

② 手嶋と坂道の会話

③ 手嶋と今泉の会話

この3つとなり、これらのどれもに感動もののセリフが満載。


まず、①「手嶋の涙」からだけど、いきなりマジで泣きそうになった。

もう、手嶋のセリフ一つ一つを読んでるだけで泣けてくる。

「すまなかった・・・何度も大変な役をやらせちまって」

「こんなところまで連れてきてもらえるとは思わなかったよ」

「つらかった 苦しかった 決して強くはなかった」

「自転車を続けてよかった」

・・・もうサイコーです、手嶋さん。

男が一人で泣くシーンってカッコいいよなあ。

「合宿で1年生に負けて出れなかったインターハイ」
「最後まで決まらず古賀と闘って 3年でようやく手にしたインターハイメンバーの切符」
「優勝校として引き継いだキャプテンの重責」

・・・これが手嶋の本心。

いつも本心を隠して、ニヒルな台詞を吐く手嶋だけど、これが本心。

何と重い本心か。

手嶋の何がすごかったかと言うと、キャプテンでありながら、最後まで自分自身をインターハイメンバーとせず、古賀との決着でもぎ取ったこと。

ここまで自分を厳しく出来る人間なんてそうそういない。

だからこそ、古賀も含めて、総北メンバー全員が手嶋のキャプテンを認めたんだと思う。

このやり取りを経て「総北」がチームとして一つにまとまり、「チーム総北」としての強さになっていったと思っている。

手嶋の「辛かった本心」と「それを乗り越えて得た喜び」が見てとれて、とにかく満足。

・・・あんた、最高のキャプテンだよ。


続いて②「手嶋と坂道の会話」だけど、手嶋の坂道への第一声がずっと気になっていた。

「ありがとよ小野田 あの15cmの最高の高みに オレたち総北をまた乗せてくれて」

「オレたち総北を」ってのが、また何ともキャプテンの台詞らしい。

そして坂道の受け答えがこれまたグッド。

「皆さんがいなければ頑張れていないので 皆さんのおかげです」
「こちらこそ ありがとうございました」

手嶋と坂道による「ありがとう」のやり取り。

最後のゴールをもぎ取ったのは確かに坂道だったけど、坂道は決して自分がヒーローだと思っていない。

あくまで「みんなが繋いできた想いをゴールに届けた」だけ。

これが坂道の強さであり、主役のいない「チーム総北」の強さ。

そして、そのようにチームを導いたのは他の誰でもなく「キャプテン手嶋」だった。


さて、最後の③「手嶋と今泉の会話」だけど、この二人のやり取りはかなり重要な内容だった。

「山岳ゲートの先であなたは迷いなくオレたち3人の背中を押した」
「自分のゼッケンを 山岳賞を守るそぶりも見せずに」
「その覚悟にオレたち3人は火がついたんですよ」

「Ride.540」の時にも書いたけど、手嶋がこの判断をした時点で「チーム総北」の勝利は既に確定していた。

だからこその「キャプテン手嶋」が導いた勝利。

そしてそのことを総北メンバーの中で一番理解していたのは今泉だった。

そうゆう意味でも、この手嶋と今泉の会話は、次期キャプテンに繋がる重要なシーン。

この会話のやり取りで、手嶋は次期キャプテンを今泉に決めることになるはず。


「・・・持ち上げすぎだろ 今泉」

そして最後の最後で、いつものニヒルな口調に戻る手嶋。

完璧すぎでしょ、この流れ。


そしてこの神回とも言える「Ride.543」のラストを締めくくるのが「巻島」の台詞。

「見事ショ 手嶋ぁ」

キャプテン手嶋が導いた「チーム総北の勝利」を集約するたった一言の台詞。

イギリスにいたはずなのに、全てをお見通しというあんたもすげ~ショ。


そんな訳で、今回のこの完璧すぎる展開にはとにかく「満足」の一言。


次回は「箱根学園」と「京都伏見」のエピソードが入るはず。

特に今後の「御堂筋」には注目したい。

一人では勝てないってことを、今後どう悟っていくのか?


最後に、「チーム総北」が表彰台で揃うシーンで、鏑木が中央で目立ち、それを鳴子がツっ込んでるショットがこれまた印象的だった。

この二人は、次期「スプリンターコンビ」になるはずなんだけど、やはり「超やかましいコンビ」になること間違いなし。

そして書き忘れるとこだったけど、今回の「インター・ハイ編」におけるMVPは、リタイヤしていた手嶋、青八木、鏑木、鳴子を表彰会場まで運んでくれた「大会のスタッフ(ドライバー)」だろう。

このスタッフ(ドライバー)、昨年もリタイヤした金城と鳴子を表彰会場まで運んでくれているんで、ある意味「超MVP」と言っても過言じゃない。

マジでこのスタッフ、グッジョブです。


ではまた次回をお楽しみに。
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「【ネタバレ】弱虫ペダル Ride.542:After The Goal!」の巻 [弱虫ペダル:ネタバレ感想]

前回のブログで、この「弱虫ペダル」ネタを続けるか未定って書いたんだけど、結局今週も「週刊少年チャンピオン」を買ってしまった。


買ってしまった以上紹介しない訳にもいかないので、早速今週も「ネタバレ感想」いってみよう。






























まず今週号の冒頭は何と言っても「橘綾」でしょう。

前回のブログで、「今後、坂道と橘綾が急接近する」という予想を書いたんだけど、当にこの予想への布石となる展開が描かれた。

しかし大胆だな~「橘綾」。

この「ガサツさ」がお気に入りなんだけど。

系統的には「鈴木園子(名探偵コナン)」に近いキャラ。

ただ、橘綾が坂道のことを異性として意識しているのかと言うと非常にビミョーであり、更に言えば、坂道が橘綾のことを異性として意識しているかと言うと、こっちは限りなくゼロに近い。

そもそも坂道は3次元の女性に興味を持っていないので、坂道から橘綾へ接近するなんて展開はまずあり得ない。

なのでアクションを起こすとしたら橘綾からなんだけど、どうにもこの二人は恋愛関係という雰囲気じゃないんだよな。

友達以上辺りがギリギリのレベル。

とは言え、この二人には今後何かしらのイベントが待っているはず。

例えばだけど、「今泉・坂道 & 寒崎・橘綾」でのダブルデートなんて展開は今後あり得るんじゃないかって気がする。

まあ、この作品はそういった展開は基本的に期待薄なんで、あまり期待はしてないんだけど。

既定路線なのは「真波 & 委員長」だけなんで。

まあいい。


次に気になったのは「段竹」。

「すげぇ人だ やっぱり!小野田さん!」

坂道の走りを目の当たりにして、今後「段竹」がどうアクションを起こしていくかに期待したい。

前回、「段竹」はオールラウンダーになるって予想書いたんだけど、この予想はそこそこ自信あるんだよな~。

次期「チーム総北」において、この「段竹」は絶対にキーキャラになるはず。


次は「黒田」。

連敗を喫した「王者ハコガク」の今後の展開が気になっているんだけど、少なくとも黒田は坂道(& チーム総北)の実力を認めた様子。

本気の真波でさえ勝てなかった、ってのがやはり効いたらしい。

前回は「運」で負けたけど、今回は「実力」で負けたって雰囲気がハコガク全体に浸透するって気がするので、ここからどうやってリベンジへ向けた展開となっていくかに期待したい。


そして最後は「今泉」。

坂道を見付けた時の今泉のあの笑顔は良かった。

次々とリタイヤしていった「チーム総北メンバー」の想いを受け継ぎ、それぞれの仕事をラストまで全うした二人。

二人が抱き合うシーンは野暮になるので敢えてノーコメントで。

ちなみに今週号で坂道が抱き合ったのは、古賀・橘綾・今泉の3名。

やはりと言うか、杉元は坂道と抱き合うタイミングを逃す。

やっぱこいつはこうゆう役回りなんだよな。


そして、今回のインター・ハイ編において「チーム総北」の完走者は、今泉と坂道の2名だけだったってのが今期の「チーム総北」を物語っていた。

ちなみに、ハコガクのリタイヤは「銅橋」だけ。

満身創痍になりながらも、「想いを繋ぎ、届ける」というチーム力で勝ち取った勝利。

そして何と言っても今週号ラストでの、表情を見せずに優勝の喜びを噛み締める「手嶋」のカットがとにかく印象的だった。


次回は「表彰式」からのスタートになるみたいだけど、表彰台に上がるのは「今泉 & 坂道」だけなのかな?

早いとこ、坂道が手嶋と会うシーンが見たいんだよなあ…手嶋の坂道への第一声が非常に気になる。


ではまた次回をお楽しみに。
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「【ネタバレ】弱虫ペダル Ride.541:長い闘いの終わり!」の巻 [弱虫ペダル:ネタバレ感想]

長かった(はずの)G.Wも終わり、現実世界に戻ってまだ3日しか経ってないのに、あの10連休がもうずい分と昔の事の様に感じる今日この頃。


「夢さ…若い頃のことなんてみんな夢さ。泣いて笑って、思い出だけが残る。」と老パルチザン(さよなら銀河鉄道999)が言っていた意味が何となく分かる気がするけど、まあいい。

このネタ繰り返すなよ。


さて、「弱虫ペダル」のI.H決着編を読むために、前回生まれて始めて「週刊少年チャンピオン」を買ったんだけど、その勢いで今週も買ってしまった。

せっかく買ったので、この「少年チャンピオン」の連載作品を一通り読んでみたんだけど、残念ながら面白いと思えるのは「弱虫ペダル」と「バキ道」だけだった。

大丈夫かよ「秋田書店」。


このブログで「弱虫ペダル」ネタを定期的に取り上げていくかは、正直なところ未定なんだけど、とりあえず今週号も感想ネタいってみよう。

毎度のことながら、連載未読の方、コミックス派の方はくれぐれもご注意を。


























2度目の頂。

インターハイ総合優勝は今年も千葉 総北高校。

自転車競技でのインターハイ連覇って、高校野球に例えると「甲子園優勝連覇」と同じレベルなんだよな。

まあ、競技人口は自転車の方が圧倒的に少ないし、TV中継も無いけど。

ちなみに、野球マンガでは「明訓高校(ドカベン)」が、3年間で通算4回も甲子園で優勝している(1年夏、2年春、3年春、3年夏(大甲子園))。

唯一の敗退は、2年夏の「対 弁慶高校(2回戦)」のみ。

恐るべし「明訓高校」。


振り返ってみれば、とてつもなく長かった「(第2回)インター・ハイ編」だったけど、作者がこの作品のテーマとしている「想いを繋ぎ、届ける」という流れは、今回のインター・ハイ編の方がより強く感じられた。

坂道らが1年だった前回のインター・ハイ編は、1年と3年との差が色々な意味で開き過ぎてて、正直なところ「チーム総北」という一体感がイマイチ感じられなかった。

特に「金城」だけど、あれで高校3年はないだろ。

だけど、手嶋と青八木が3年になり、坂道らが2年となり、新1年として鏑木らが入ってきた今年の総北は、チームの一体感という意味では間違いなく昨年よりも上だったと感じる。

まあ、これはキャプテンとなった「手嶋」の存在が非常に大きいんだけど。

これで手嶋らが引退し、坂道らが3年になる「新チーム総北」は一体どうなるのか、という不安と期待がそれなりに大きいんだけど、一体感という意味では、更に強いチームになっていくんじゃないかと思う。

ちなみに、来年の「チーム総北」のI.Hメンバーは、今泉(キャプテン)、鳴子、坂道、鏑木、段竹の5名はまず間違いないと睨んでいる。

残る1名枠がどうなるか。

杉元兄弟の存在も気になるけど、残念ながらこの兄弟が日の目を見ることはないだろう。

おそらく、新1年キャラがこの残り枠を奪うことになるはず。

<新チーム総北>
・オールラウンダー:今泉、段竹
・スプリンター:鳴子、鏑木
・クライマー:坂道、新1年

こんなチーム編成になるんじゃないかな?

鳴子は、本来のスプリンターに戻り、鏑木もスプリンターとしての自覚が芽生えるはず。

だけど、この2人の「スプリンターコンビ」って考えただけで超うるさそう。

段竹は「オールラウンダー」キャラになり、坂道の後を継ぐ「クライマー」は新1年キャラが担当すると予想。

この作品は「クライマー」キャラに重点を置いているので、この新1年が今後の「チーム総北」のカギを握る存在になるんじゃないかって気もする。

まあ、どこまでこの作品が続くのか分からないけど。


さて、随分と前置きが長くなってしまったけど、今回の「Ride.541:長い闘いの終わり」は、坂道と真波しか登場しない回だったけど、これはこれで必要な回だったと思う。

2年連続でゴールを奪えなかった真波の精神状態がどうなるか心配していたんだけど、今回は「全力を出し切った」という結果に対しては満足していた様子だったので、とりあえずは一安心。

昨年は、まだ心のどこかに余力を残していて、それが勝てなかった原因だったと捉え、1年間自分自身を追い込み続けてきた訳なんだけど、それでもインター・ハイでは勝てなかった。

潔く負けは認めたものの、今後どうやって真波が更なる成長を遂げていこうとするのか正直予想が付かない。


「キミの方が少しだけ想いが強かったってことだ」

今回はこのセリフに全てが集約されていた。


この「少しだけ」の差が一体何なのか?

それは前回のブログでも書いた「個 vs チーム」の差。

真波の想いとはあくまでも「自分自身」への想い。

対する坂道の想いとは「チームメンバーが繋いできた想いをゴールへ届ける」という想い。

この差であり、そもそも真波と坂道の想いは決して相容れない。

だからこそ、この二人は永遠のライバルになっていくのかも知れないけど。


そしてその坂道の想いは、

「終わったんだね…勝負が…皆の3日間の…全力の…闘いが…」

というセリフに集約される。


「自分の」でもなく、「チームの」ですらなく、このインター・ハイに参加した「皆(みんな)の3日間」。

坂道の中には「自分」という個が存在しない。

存在するのは「チームとしての個」。

これが作者が描く主人公であり、そしてこれがこの作品のテーマなんだろう。


次回は、坂道がチーム総北メンバーに迎えられる話しになるはず。

これはこれで非常に楽しみではあるんだけど、一方で、箱学サイドはどういった展開になるのか。

更に言えば「京都伏見」と言うか「御堂筋」。

こいつがどうやって立ち直るのか、この展開もさっぱり読めない。

まあ、読めない展開を予想するってのが楽しいんだけどね。


最後に勝手な予想だけど、「坂道と橘 綾」は今回のI.Hを経て急接近となる展開が待っているはず。

「橘 綾」ファンとしては心中複雑なんだけど。


ではまた次回をお楽しみに。
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