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「New MAZDA3 デビュー!」の巻 [vehicle]

昨日予定されていた「130kmライド」は天候不順のため残念ながら延期 & 本日の「サンデー・ライド」もこれまた天候不順のため中止。


まあ、梅雨シーズンなんで仕方ないんだけどね。

「130kmライド」は今月30日(日)に延期となったんだけど、「7月開催は勘弁してくれ!」という昨年参加者のリクエストに応えての6月中旬開催だったのに、延期となった結果ほぼ7月開催みたいになってしまい、昨年の「灼熱の記憶」が蘇る今日この頃。

まあ暑いのは嫌いじゃないので、7月でも個人的には構わないんだけど。

7月14日(日)という夏のど真ん中に「O町ハーフ・マラソン」に参加するくらいだし。

それよりも早いとこ梅雨明けてくれないかな。


さて今回は超久し振りの「vehicle(乗り物)」ネタ。

考えてみれば「bicycle(自転車)」もある意味「vehicle(乗り物)」であり、どうしてカテゴリーを分けているのかと言われると、自分なりの定義としては「エンジンが付いた乗り物(車・バイク)=vehicle」としているんだけど、まあいい。

何故、超久し振りにこのネタを取り上げたかと言うと、MAZDAから「New MAZDA3」がデビューしたから。

この「MAZDA3」、「AXELA(アクセラ)」のフルモデルチェンジに合わせて、車名を全世界統一にしたもの。

これまでも「アクセラ」は海外では「MAZDA3」という車名で販売されていたので、新車という訳ではないんだけど、今回のフルモデルチェンジでデザインも一新されたので、ある意味「新車」に限りなく近い。

https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/

さて、ここで一つだけ言いたいことがある。

今から2年前の4月に納車となった「アクセラ スポーツ」を紹介した際に、エンブレムを「MAZDA3」に変更したのを覚えているだろうか?

その時の写真がこれ。

mazda3-15.jpg

そう、やがて「アクセラ」は「MAZDA3」になることを見越して、2年前に既に時代を先取りしていたという、何とも恐るべきこの先見性。

ディ・モールト・俺

…というのは冗談で、個人的に「AXELA(アクセラ)」という英語でもない日本独特の車名が気に入らなかったのでエンブレムを変えたんだけど、まさか全世界で「MAZDA3」に統一されることになるとは思ってなかった。

そうなると今後のフルモデルチェンジに合わせて、「デミオ=MAZDA2」、「アテンザ=MAZDA6」へと変更になる可能性も非常に高い。

ただ「ロードスター」だけは、海外名の「MX-5」じゃなくこのまま「ロードスター」を貫いて欲しいんだけど、まあいい。


さて、フルモデルチェンジした「MAZDA3」だけど、正直なところデザイン的には「ぽってり」してしまった感があって、個人的にはイマイチ。

フロントだけは現行モデルよりも精悍な顔付きになったけど、それ以外は正直なところ現行モデルの方が好み。

「シャーク・アンテナ」も無くなってしまったし、どうにも「ぽってり」感が否めない。

別に悔しくて書いてる訳じゃないんだけど。


現物を見ればまたイメージが変わるかも知れないけど、一つだけ確実に言えるのはこの「New MAZDA3」が例えメチャクチャカッコ良かったとしても、買い替えることなど出来ないってこと。

ぶっ壊れない限り10年は乗るつもりで購入したので、最低でもあと8年は乗り続けるつもり。

車ってのは一般的に2~3年サイクルでマイナー or フルモデルチェンジするので、8年後となると、今回のフルモデルチェンジ以降、最低でもあと2回は何かしらのモデルチェンジをするはず。

8年後の「MAZDA3」が一体どんなデザインになっているのか正直想像も付かないし、何よりまた「MAZDA3」を選択するとも限らない。

8年後には「JEEP(ラングラー)」とかに乗ってるかも知れないな…。


まあそんな訳で、今年の秋からこの「New MAZDA3」が国内デビューすることになるので、もうしばらくすれば巷に「MAZDA3」のエンブレムが溢れてくるはず。

個人的にエンブレムだけは今回の方がデザイン的にカッチョいいと思っているので、密かにまたエンブレムだけ変えるなんてのもアリかな。


ではまた次回をお楽しみに。
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【MAZDA】-アクセラ・スポーツ 納車レポ ③- [vehicle]

4月2日(日)に納車となった「アクセラ スポーツ 15XD P.A」とのカーライフがスタートし、早2週間が経過。

走行距離も約450kmに達し、ようやく運転感覚が掴めてきた今日この頃。


3回目となる今回の「納車レポ」では、「キーケース」と「MAZDA3エンブレム」ネタをお届けしてみようかなと。


<キーケース>

エンジンをスタートさせるには、キーを回してエンジンをかける。

これ、当たり前の話。

当たり前だから、ずっとこの行為は行ってきた。

初代「ゼファー」も、二代目「ランクル80」も、三代目「ヴィヴィオ」も、四代目「bB」も、エンジンをかけるには、「キーを回す」。

運転免許を取得して以来、この「当たり前の行為」はもうかれこれ20年以上も行ってきた。


しかしながら、この「アクセラ」には「キーを回してエンジンをかける」という行為が必要ない。

まあ「アクセラ」に限らず、この最近の車は「キーレス・スタート」が当たり前になっている。

キーを回さず、「エンジンスタートスイッチ」を押すだけでエンジンがかかる。

もちろん、キーは車内に持ち込んでおかなきゃいけないんだけど。


この「アクセラ」を運転し始めてから2週間が経過したけど、実を言うと未だにこの「スタートスイッチを押してエンジンをかける」という行為に慣れない。

自分もそこまでバカではないので、日常的な運転時にはちゃんと「ブレーキを踏んでスタートスイッチを押す」という行為はやっている。

だけど、急いでエンジンをかけようとする時など、冗談ではなく、未だに右手でキーを回そうとしてしまう癖が抜けない。

キーも持っていないのに、右手だけがその行為をしてしまう。

はっきり言って、すげ~恥ずかしい。

それだけでなく、エンジンを切る時にも、たまにキーを回そうとしてしまう。

はっきり言って、すげ~恥ずかしい。

果たしてこれを「染み付いた癖はなかなか抜けない」という解釈で片付けてしまって良いものか、それとも自分が「物覚えの悪いバカ」なのか、どっちなのかも分からない。


まあいい。

「キーケース」を紹介しようとしたはずなにの、自分のバカっぷりを紹介してしまった。


さて、「キーケース」のネタだけど、ネットで色々物色した結果ゲットしたのがこちら。

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この「ケース」、「GOOAC」という聞いたことも無いブランドの製品なんだけど、デザインだけで購入した。

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「黒革&赤のステッチ」というデザインが自分の好みにマッチしたので、気に入って使っている。

価格も、Amazonだと2,000円程度で購入出来るので、コストパフォーマンスはかなり高い。

他にも幾つかのカラーバリエーションがあるので、キーケースを探している方にはオススメの一品。



<MAZDA3エンブレム>

これは、「アクセラ」を購入すると決めた時から付け替えると決めていた。


今更説明するまでもないけど、MAZDA車は「日本」と「海外」で車名を分けている。

・デミオ=MAZDA2

・アクセラ=MAZDA3

・アテンザ=MAZDA6

・ロードスター=MX-5

どうも「海外」では数字をキーとしてして車名を付けているらしい。


そんな訳で「アクセラ」は海外では「MAZDA3」という車名となっており、「AXELA」のエンブレムは当然付いておらず、「MAZDA3」のエンブレムが付く。

この「MAZDA3」のエンブレムは、Amazon等で普通に購入する事が出来る。

価格は4,000円くらい。

購入するとこまでは難しくないんだけど、購入したあとの「取り付け」がなかなか厄介。

当初は「アクセラ」購入後、自分で取り付けようと色々とサイトで調べたところ、どうも「AXELA」のエンブレムを綺麗に剥がすのが難儀という情報が多く掲載されていた。

なので、営業担当のKさんに(無理に)お願いして、納車時にディーラーで取り付けてもらった。

mazda3-15.jpg

さすがは「ディーラー」たる職人技。

バッチリ付けてくれた。


この「エンブレムの付け替え」などという行為は、はっきり言って「自己満足」以外の何ものでもない。

なのでオススメもしない。

だけど自分的にはこの「MAZDA3」のエンブレムは、「さりげないこだわり」という意味で、結構気に入っている。

この「エンブレム」だけでなく、前回紹介した「オプションパーツ」の「アルミ・ペダルセット」や「ブレーキ・キャリパー・ペイント」なんかも全部「自己満足」の為のチョイスであり、ある意味これらは全て「自己表現」の為のチョイスとも言える。


ちなみに勤務先に車好きの後輩がいるんだけど、さすがにコイツはこの「自己満足&自己表現パーツ」を全部見抜いた。

「このブレーキ、bremboじゃないんですね」と言われなくて、とりあえず良かった・・・。


てな訳で、「-納車レポ③-」でした。


果たしてこの「納車レポ」、あと何回続くのか?

「Boseサウンドシステム」や「ブルーワイドミラー」などまだ紹介してないオプションネタもあるし、「マツコネ」ネタや「ガラスコーティング」ネタもまだ紹介出来てない。

まだまだ紹介したいネタはそれなりに残っているので、この「納車レポ」はあと2~3回は続く予定。


あと、この「texas'cafe@deep」をリニューアルしてから、ずっと「Vehicles(アクセラ)」ネタばかりお届けしてきたけど、今後は別のカテゴリー(新ネタ)を織り交ぜながら紹介していくつもり。

何の新ネタが始まるのか、乞うご期待!


ではまた次回をお楽しみに。


【MAZDA】-アクセラ・スポーツ 納車レポ ②- [vehicle]

五代目ビークルとなる「アクセラ スポーツ 15XD」が納車され、1週間が経過。


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14年も乗ってきた「bB」と比べると、色々と勝手が違うので、運転当初は正直かなりの違和感を感じたけど、通勤用として毎日運転している事もあり、1週間も続けて運転すると少しずつ慣れてきた気がする。

今回の-納車レポ②-では、「アクセラのインプレッション」と「オプションパーツの一部紹介」なんかをお届けしてみようかなと。


<インプレッション>

過去に「MAZDAインプレッションシリーズ」なるネタをお届けしてきた訳なんだけど、実際には運転した訳でも何でもない、勝手気ままな「インプレッション」だったので、今回は、実際に1週間運転してみた実体験を踏まえての、少しマトモなインプレッションをお届け。

この「アクセラ スポーツ」は、「15XD」というグレードであり、1500ccのディーゼル・ターボエンジンを搭載している。

1週間、毎日25km~30km運転してみた限りでは、1500ccという排気量は必要十分だと感じる。

ブレーキからアクセルへ踏み変えた瞬間の走り出しだけは、ガソリンエンジンより若干レスポンスが劣ると感じるけど、1速から2速、2速から3速へのシフトチェンジは非常にスムーズで、いわゆる「滑らかな加速感」を味わえる。

「MAZDA車」のアクセルは、「オルガン式ペダル」を採用しているため、常にカカトを付けたままアクセル操作する事が出来る。

そのため、細かいアクセルワークも可能になる訳なんだけど、個人的な感覚としては、あまりペダルを踏まなくても、一度加速すると、すっとそのまま進んでいく。

これは「ディーゼル・ターボ」の効果なのかもしれないけど、アクセルペダルを踏むというよりも、ペダルの上に足を乗せている、って感覚の方が強い。

これが2200ccの排気量だったら、より滑らかな加速感を体験出来るのかも知れないけど、通勤&街乗りメインで運転する分には1500ccで十分、と言うか「丁度良い」って感じる。


これまで乗ってきた「bB」はある意味「実用車」だっただけに、この「アクセラ」は素直に「運転していて楽しい」と感じる車。

それだけに、これが「MT車(マニュアル)」だったらもっと楽しいだろうって思えるし、更に言えばこれが「マニュアルのロードスター」だったら一体どれだけ楽しいだろうって、どんどん危険な方向へと欲求がシフトしていくのが怖い。


とりあえず、1週間経過してみての正直な感想は「楽しい&満足」の一言。



<オプションパーツ①-アルミペダルセット->

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これは完全なる「自己満足」としてチョイスしたオプションパーツなんだけど、運転席のドアを開けた瞬間に最初に目に入るこの「アルミペダル」は、選択して正解だった。

何と言うか、「コクピットが引き締まる」という印象を受け、自然とアクセル&ブレーキワークにも集中出来る。

はっきり言って性能とは全く関係ないパーツなんだけど、個人的にはかなり満足。


<オプションパーツ②-ブレーキキャリパーペイント(赤)->

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こちらも完全な「自己満足」としてチョイスしたオプション。

ブレーキキャリパーを赤に塗装しただけの、性能の向上とは微塵も関係ないオプション。

ボディカラーの「マシーン・グレー・プレミアムメタリック」に映えるだろうって理由だけでチョイスしたんだけど、このチョイスには結構満足している。

しかしながら、ヘタに「赤」を選んでしまったため、「brembo(ブレンボ)」のブレーキと間違えられ、ケチを付けられる危険性も大というハイリスクなオプション。

なので、自分で言うのも何だけど、ペイントカラーは慎重にチョイスする必要アリ。


<その他モロモロ>

ボディカラーの「マシーン・グレー・プレミアムメタリック」は、自分が好きな「ガンメタ」チックなカラーなので、このチョイスにはかなり満足している。

ただし、雨が降ると一発でドロ汚れが目立つ。

そのため、この「マシーン・グレー」を綺麗に保つには、かなりこまめな洗車が必要になる。

「黒(ブラック)」も同様だけど、濃い色のボディカラーは、とにかく汚れが目立つので要注意。


あと、デザインにも概ね満足。

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個人的には、ハッチバックスタイルが見てとれるリアから見たデザインが一番のお気に入り。


そんな訳で、「-納車レポ②-」でした。

最近この地元でも「アクセラ」の遭遇率がかなり高くなってきたけど、まだ「マシーン・グレー」にはお目にかかっていない。

やはり多いのはMAZDAイメージカラーの「ソウル・レッド」。

あと、この1週間で何度もコンビニで停車したけど、残念ながらまだ「MAZDA車」が隣接した機会はナシ。

最初の「MAZDA車」は果たして何がくるのか。

個人的には「デミオ」か「CX-3」を期待しているんだけど。

「アテンザ(走り屋仕様)」じゃない事だけを祈ろう。


ではまた次回をお楽しみに。

【MAZDA】-アクセラ・スポーツ 納車レポ ①- [vehicle]

今日は4月最初の日曜日。

そう、本日4月2日は、「アクセラ・スポーツ 15XD P.A」の納車日!

契約から約1ヶ月。

長いようで短い、それでいて短いようで長い、何とも落ち着かない1ヶ月だった。


14年連れ添った四代目の愛車「bB」に別れを告げ、五代目ビークルとなる「アクセラ スポーツ」との新たなカーライフが始まることとなった。

「新旧バトンタッチ」という、寂しさと嬉しさが入り交じる、何とも言えない複雑な感覚。

まあ、「bB」との別れネタを書き出したらキリが無いし、いつまで経っても先に進まないので、「bB」との思い出は自分の胸の中に閉まっておくことに。


では早速-納車レポ①-をお届けすることに。


4月2日(日)午後1時。

ちなみに快晴。

五代目ビークルとなる「アクセラ スポーツ 15XD」との初顔合わせ。

新車で購入するのは、初代「ゼファー」を除くと、実は今回が初めてだったりする。

「ゼファー」はバイクだったし、バイクショップにあった在庫を購入したものだったので、今回の「新車オーダー」とはちょいと訳が違う。

オプションやボディカラーなど、自分専用の1台をオーダーするってのは今回が初めて。

なので、オーダー通りに出来上がっているのか、実物の「アクセラ」を見るまではそれなりに不安だった。


ディーラーに到着し、今後の主となる自分を出迎えていた「アクセラ」を見た際の第一印象は、「想像していたよりも面構えが男前」だった。

また、選択したボディカラーが「マシーン・グレー」だった事もあってか、自分が想像していたより全体的に「引き締まったボディ」という印象も受けた。

まあこの辺りは、自分でオーダーした「専用車」なので、何をどう見てもポジティブに思えてしまうんだろう。


そんな「アクセラ」との初顔合わせを経て、営業担当のKさんより、納車手続きや操作説明を一通り受け、約1時間後に「アクセラのキー」が自分に手渡された。

この「キー」を渡されてみて、ようやく自分が「MAZDAオーナーになったんだな」という実感が湧いた。


「キー」は全部で2本(マスター&スペア)渡されるんだけど、その内のスペアキーを営業担当のKさんが、プレゼントの意味も含めて、特別ケースにデコレーションして渡してくれた。

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Kさんのセンスが詰まった素敵なプレゼント、どうもありがとうございました。


そんなこんなで、ディーラーを後にしたのが午後2時。

初めて「アクセラ」を一人で運転する。



コクピットから見える視界が低い。

車幅が広い。

「bB」とは何もかも勝手が違うため、とにかく緊張する。

「マツダコネクト」の説明は一通り受けたものの、操作する余裕なんて全く無い。


とりあえず一旦自宅に戻り、すぐに次の目的地に向かう。

次の目的は「コーティング」。

これは新車の内にやっておいた方が良いと考え、納車日と同じ日に予約しておいた。

選んだのは「クリスタルキーパー」。

このネタは、また改めて書くとして、この「コーティング」作業が終了したのが午後6時。

その後、別途購入しておいた「フロアマット」を取り付け、ようやく一段落したのが午後7時。


とまあ、何とも慌ただしい一日だった訳なんだけど、兎にも角にもこうして「アクセラ」が無事納車された。


本邦初公開となる記念ショットがこちら。


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-アクセラ スポーツ 15XD プロアクティブ-


果たしてこいつとは何年付き合う事になるのか、どんな思い出を重ねていく事になるのか、「車」という数ある選択肢の中から選んだ1台だけに、14年連れ添った「bB」同様、大事に乗り続けていきたい。


あと、車検証と一緒に渡された「操作マニュアル」は目にしただけで気が重くなる程ぶ厚い。

このマニュアルと格闘しながら、「マツダコネクト(マツコネ)」の操作を、少しずつ覚えていかなきゃならない。


この「アクセラ」は日々の通勤用として使用するので、運転感覚は早いうちに掴めると思う。

だけど平日は「マツコネ」の操作を覚えるような時間的余裕が無いので、じっくりいじれるのは来週末までお預け。


そんな訳で、今回の「-納車レポ①-」は駆け足の1日だったという程度しかお伝え出来ず、何だか申し訳ない。

次回からは、「オプション」ネタやら何やらと、今後もこの「納車レポ」はしばらく続けていきますので、小出しにしていくネタをお楽しみ下さい。


ではまた次回をお楽しみに。

【MAZDA】インプレッションシリーズ⑤-CX-5編- [vehicle]

さて、「アクセラ スポーツ 15XD P.A」が納車になるまでの繋ぎネタとしてお届けしてきた、この「MAZDAインプレッションシリーズ」も遂に最終回。

最終回は、本年2月に待望のフルモデルチェンジし、売行き絶好調の「-CX-5編-」。

いつも前置きが長いので、今回は早速いってみましょう。


「MAZDA CX-5」。

MAZDAブランド復活の立役者となった1台でもあり、この2010年代のブームとも言える「SUV」というカテゴリーに火を付けた存在でもある。

そう考えると、この「CX-5」の存在は色々な意味で大きい。

2000年代の10年間はハッキリ言って「車」が売れなかった。

「売れなかった」というよりも、日本中が「車に興味を持たなくなった」というのが正解か。

以前にも書いたけど、1990年代という「バブル後期」は、「スポーツ&R.V」という金のかかるカテゴリーの車が飛ぶように売れていた。

かく言う自分も「ランクル80」に乗っていたし。

しかしながら、2000年代になるとバブルが本格的にハジけ、いわゆる「不景気」と呼ばれる時代に突入し、日本国民がとにかく「贅沢」をしなくなった。

そんな状況もあり、「車」という存在が「趣味・楽しみ」から「実用性・エコ」へとシフトし始めたのが、この2000年代だと思っている。

そう、「プリウス」という車が登場したのが1997年で、この車を世に知らしめた2代目が発売されたのが2003年。

まさに2000年代を象徴する車であり、ある意味この2000年代は「プリウスの時代」と言っても過言じゃないと思っている。

そんな2000年代という10年間を経て、2010年代へと突入した訳なんだけど、この「2010年代」という時代は、車を「割り切る」か「割り切らない」か、という選択肢を与えられた10年間だったように感じる。

言い替えると、車そのものを、「燃費最優先の移動手段」と捉えるか・捉えないかが問われたように感じる。


確かに「プリウス」の登場によって、「コンパクト」、「エコ」、「ハイブリッド」というキーワードが世の中に認知され、プリウスチックな車が次々と登場した。

そして2017年現在の今では、これらのキーワードを兼ね備えた「コンパクト&エコカー」そして「軽自動車」が過半数を占める割合にまでなってきた。

まあ、これはこれで時代の流れと割り切ってしまえば、ある意味正解かも知れない。


確かに車は金がかかる。

以前、「ロードスター」という車は「趣味で乗る車」的なネタを書いたことがあるけど、果たして「車」という趣味に300万も400万もの金をつぎ込めるか、と言うとこれはこれで現実的じゃない。

自分の趣味の一つに「A.V(Audio & Visual)」があるんだけど、この趣味に300万も400万もかけられるかと言われると、はっきり言って出来ない。

確かにかけているファンも沢山いるけど。

10万前後の「ユニバーサルプレーヤー」を購入する事すら躊躇してしまう人間が、なぜ「車」となると300万も400万もかけたいと思うのか、正直自分でも分からない。


まあいい。


確かに車は金がかかる。

「乗らない」という選択肢が無い以上、「車」というのはどうしても必要なツールであり、どうしても100万単位の支出が必要になる。

なので「経済性を最優先させる」、という考えは最もであり、決して間違っていない。

こんな意識で2000年代という10年間が過ぎていったのも間違いないと思う。


だけど、そんな10年間を経て「車に対する認識ってこれで良かったのか?」と疑問を持つ人々が増え始めてきたのが、現在の2010年代だと(勝手に)思っている。

「確かに経済性を優先させる事は必要だけど、だけど「車」ってそれだけじゃないよな」。

こんな感じの、ちょっとした「車に対するフラストレーション」を抱え始めた人々が現れ始め、そんな時期に登場してきたのが、MAZDAの「CX-5」。


MAZDAがブランドイメージを立て直すべく注ぎ込んできた新技術「スカイ・アクティブ・テクノロジー」をフル搭載し、デザイン含め、これまでのMAZDAに対するブランドイメージを一新させる存在として登場したのが、この「CX-5」。

MAZDAがこの「CX-5」に賭ける想いは並々ならぬものだったに違いない。


「SUV&ディーゼルターボエンジン」、というこれまでに無いジャンルを狙ったこの1台は、2012年に登場し、市場に受け入れられた。

300万~350万という、決して安くない価格設定にもかかわらず、この車は売れに売れた。

自分が住んでいる地元は、冬になるとそれなりに雪が積もる事もあり、4WDの需要もそれなりに高いこともあってか、この「CX-5」の所有率は比較的高い。

「デミオ」と「CX-5」の割合が半分程度と思える程、「CX-5」を見かける頻度は高い。


なぜ、この決して安くない「CX-5」が売れたのか?

その答えの一つは、「車を楽しみたい」というニーズにマッチしたから、なんじゃないかと思っている。

先にも書いた、「経済性が最優先」と考えるユーザーにとっては「コンパクト&エコ」という路線、その一方で「車を楽しみたい」と考える路線も確実に増えてきている。

この路線を狙ったのが「CX-5」だったんじゃないか。


これまでのMAZDAらしからぬ斬新なデザイン、「スカイ・アクティブ・テクノロジー」といった最新技術、そしてオールラウンドチックな実用的ジャンルとなる「SUV」。

これらの要素を兼ね備えた1台が「CX-5」であり、結果的に「売れた」という事実が、「車を楽しみたい」と考え始めた新規ユーザーの心を掴んだんじゃないか、と思っている。

それに加え、この「CX-5」は「ファミリー層」に受け入れられた、ってのがまたデカい。


「ファミリー層」となると、2000年代後半辺りから「バン・ミニバン」というジャンルが浸透し始め、ある種の「ブーム」にまでなった。

比較的裕福なファミリー層をターゲットとした、「アルファード」、「エルグランド」といったバンは、300万~500万からという価格設定にもかかわらず売れている。

そして、この「4人以上の家族を持つファミリー層」に、「バン」とは違う選択肢を与えたのがこの「CX-5」でもある。


そもそも家族で乗る車が「CX-5」なんてハッキリ言って羨ましい。

我が家の「ファミリーカー」はずっと「スプリンター(セダン)」だったので、人一倍羨ましく感じる。


とまあ、ここまで「CX-5」が売れた背景なんかを中心に書いてみた訳なんだけど、自分にとってこの「CX-5」という存在は、「車を割り切るか・割り切らないか」という選択肢に対して、「割り切らない」という選択肢を選ばせた存在だと思っている。

この「CX-5」の登場によって、車に対する選択ルートが一つ増えた。

そしてその新ルートが、「車」そのものに対する選択肢に活性化を与えた。


最近、徐々にではあるが「スポーツカー」が復活し始めている。

TOYOTAから「スープラ」が復活するらしいし、HONDAも「シビック TYPE-R」を復活させた。

MAZDAからも「RX-7」が復活するという噂が流れている(本当かどうかはまだ未確定)。


こんな話しを聞くと、「車業界が息を吹き返し始めた」のかな、ってちょっと嬉しくなる。

個人的に買う・買わないは別として。

なのでこれからやってくる「2020年代」という10年間は、「車」というジャンルにおいては楽しみな10年間になるんじゃないかと、期待を寄せている。


そういう意味でも、MAZDAだけじゃなく、国産車業界全体に活性化を与えた1台が、この「CX-5」だったんじゃないか、と個人的は思っている。


また、この「CX-5」は本年2月にフルモデルチェンジし、順調に販売台数を伸ばしている。

先代ユーザーからの買い替えも約40%との事で、これは先代ユーザーがそれなりに満足していた事も意味する。

満足していなかったら同じモデルを買い替えるなんて事はしない。

先代モデルの中古数も増えていくし、新規MAZDAオーナーも増えていく。

MAZDAオーナーの自分としては、新規MAZDAオーナーが純粋に増えていく事自体は確かに嬉しいけど、それ以上に、「車を楽しみたい」って考えるユーザーが増えていく事に、より嬉しさを感じる。


と、最後を綺麗に締めくくっての「MAZDAインプレッションシリーズ⑤-CX-5編-」でした。

この車が売れるという事は、日本全体が「車」に対して活性化し始めてきたという、ある意味バロメーター的な意味合いを持つ。

そしてこの「CX-5」の弟分である「CX-3」の存在も、同じくバロメーター的な存在であり、この2台の存在は、MAZDAだけでなく、国産車業界にとっても重要な2台なんじゃないか、と「CX-5」でもなく「CX-3」でもない、「アクセラ」を購入した自分が、他人事のように思っている訳であります。

最後に、お約束の「駐車場ネタ」だけど、基本この「CX-5」は4人以上の家族持ちが乗る車なので、どうにも話しかけにくい。

やんややんやと子供達が寄ってきても困るし、あまり長話し出来そうにもない。

でもお父さん(ないしお母さん)は、この「CX-5」には間違いなく気に入って乗ってるはずなので、MAZDAユーザーが話しかけてくれる事に対しては純粋に嬉しいはず。

なので「子供が乗っていない」というシチュエーション限定で、機会があったら話しかけてみたい。

どんな感想が返ってくるのか、ある意味楽しみ。

「近々フォレスターに買い替えるんですよ~」とか言われたら困るなあ。


てな訳で、全5回に渡ってお届けした「MAZDAインプレッションシリーズ」も無事終了。


ちなみに「プレマシー」とか「ビアンテ」とかに乗ってる方にはゴメンナサイ。

責めるなら「鼓動デザイン」を採用しなかった「MAZDA」を責めて下さい。


さて、次回からは待望の「アクセラ納車レポ」をスタートさせる予定。

納車予定日は4月2日の日曜日。

「納車レポ」ともなれば、ネタはそれなりに沢山ある。

噂の「マツダコネクト(マツコネ)」の使い勝手はどうなのか?

OPで付けた「Boseサウンドシステム」の性能はどうなのか?

期待と不安が入り交じるネタがそれなりに揃っているので、今後しばらくは「アクセラ」ネタ1本でお届けしていく予定です。


あ~、その前に「bB」とのお別れがあるんだな・・・。

これが一番イヤだな。


ではまた次回をお楽しみに。

【MAZDA】インプレッションシリーズ④-アテンザ編- [vehicle]

この「インプレッションシリーズ」中、自分の中で最もハードルが高いと感じていた「-CX-3編-」を前回お届け出来た事で、ようやくこのシリーズも収束に向かい始めた。

改めて書くけど、「CX-3」のインプレッションは難しかった。

でも、この「CX-3」はネタを書き終えてからも色々と考える事があり、ある意味「MAZDA6兄弟」の中で、「ロードスター」に次ぐ「気になる車」になりつつある。


買わないけど。


もう「インプレッション」は終了したけど、敢えてこの「CX-3」について一つだけ補足させてもらうと、この車は「彼氏が乗っていたらカッコいい車」だと断言出来る。

40代半ばの男が書く内容じゃ無いけど、例えば彼女との初デートでドライブに行くなんてシチュエーションで、彼氏がこの「CX-3」で登場したら、大概の女性は「センス良いな~」って感じるんじゃないかって思う。

残念ながらこのシチュエーションに限っては、「デミオ」でも「アクセラ」でも「アテンザ」でも「CX-5」でも無く、「CX-3」でなければダメ。

もちろん「bB」でもダメ。

あと「ロードスター」に限っては、○か×か両極端の印象を持たれる可能性があり、ある意味「ハイリスク&ハイリターン」的な危険性を感じるので、個人的にはオススメ出来ません。


まあいい。


20代でも30代でもいいんだけど、是非とも彼氏に乗ってもらいたい、と強く感じるのがこの「CX-3」。

4人以上の家族がいたり、日常生活での実用性みたいな細かい事を言い始めると、この車は一気に「取り扱いが難しい車」になってしまう気がするけど、そうでないシチュエーションにおいては、逆に色んな意味で「ジャストサイズな車」って気がする。


最近の20代は車そのものにあまり興味が無い、ってのを以前書いた事がある。

ディーラーの営業さんも同じ様な事を言っていた(というか嘆いていた)。

まあこれも時代の流れなのかな、と少し寂しい気持ちにもなるし、興味が無い事に対して決して責めるつもりは無いけど、「興味が無い=何に乗ればいいのか分からない」のであれば、この「CX-3」を購入しておけば間違い無い。

どんなタイプの彼女でも、この「CX-3」に対しては、まずネガティブなイメージを持たない。

その彼氏の好感度も20%はUPするだろう。

250万~300万という決して安い買い物じゃないけど、自己投資という意味も含め、是非とも若い世代(20代~30代)に乗ってもらいたい。


ところで、今回は何のネタだったか?

・・・「アテンザ」だった。

では改めて、インプレッションシリーズ④-アテンザ編-へ。


「MAZDA アテンザ」。

「MAZDA6兄弟」の長兄とも言える存在であり、「MAZDA」のフラッグシップカーでもある。

「セダン&ワゴン」という2タイプのボディを持ち、その走り性能はMAZDA車の中ではトップクラス。

価格も平均すると320万前後という、フラッグシップカーに相応しい価格設定。


「MAZDAのフラッグシップカー」という位置付けにあるだけに、この車が似合う人にはそれなりのステータスが要求される。

別に「ステータス」と言っても、単純に「金持ち」という意味じゃない。

特に「アテンザ セダン」というモデルは、誰が乗っても似合うという代物じゃない。

自分には100%似合わない。


そもそも「セダン」というモデルは、似合う・似合わないがハッキリする。

何故かは分からないけど、世代関係なく「セダンが似合うヤツ」というのが存在する。

だからなのか分からないけど、「セダン」は今でも消える事無く各社からこぞって発売されている。

TOYOTAで言えば代表選手は、「クラウン」、「マークX」。

NISSANで言えば「フーガ」、「スカイライン」。

HONDAで言えば「レジェンド」。

SUBARUで言えば「レガシィB4」、と言ったところか。


一昔前の、自分の父親世代における「セダン」は、いわゆる「オヤジセダン」と呼ばれてしまうようなモデルだったけど、現在の各社からラインナップされている「セダン」は、何と言うか「乗る人を選ぶセダン」になってきている気がする。

乗り手を一歩でも間違えると「ダサいセダン」になってしまうけど、似合う乗り手が乗るセダンは超が付くほどカッコいい。

もう一度言うけど、自分は決して「セダン」には乗れない。

あと何歳年を重ねても似合う男にはなれない。

それだけ自分にとって「セダン」というスタイルは特別だという思いがある。


そんな中で、この「MAZDA アテンザ」という車は、先に書いた各社のラインナップの中でもある意味特殊なオーラを放っている。

そしてある意味、最も「乗り手を選ぶセダン」だと思っている。

残念ながら世間一般的には、この「アテンザ」という存在の認知度はまだ低い。

「MAZDAのフラッグシップモデル」という事すら知らない人も、まだそれなりにいるはず。

「車はとりあえずセダン」的な考えを持っている中高年には、まず見向きもされないだろう。

だけどこの「アテンザ」にはそれが正解だと思う。


車が好きで、車の知識を持っていて、運転経験がそれなりにあって、セダンが似合う人がこの「アテンザ」に乗ったら、それはもうムチャクチャ似合うこと間違いない。

「クラウン」が似合うより、「スカイライン」が似合うより、年代問わず「アテンザ」が似合う男ってのはカッコいい。

男に限定しちゃって申し訳ないけど。

自分が古くから知る先輩がいて、その人はあらゆるセンスが良くて、どんなタイプの車に乗ってもそれなりに似合う。

自分が知る限りでは、「ランクル70」や「ハリアー」に乗っていた時期があり、どちらも似合っていた。

その先輩が3年ほど前に乗り換えた車が「アテンザ」だったんだけど、これがもう何と言っていいのか形容し難い程似合っていて、当時まだ「アテンザ」という車の価値が分からなかった自分にとって、「こんなカッコいいセダンがあるのか」とショックを受けた事を今でも鮮明に覚えている。


「MAZDAのスペシャリティカー」と言えば、どうしても「RX-7」か「ロードスター」が思い付く。

だけど自分としては、この「アテンザ」も「MAZDAのスペシャリティカー」だと認識している。

決して目を引くデザインでは無いし、スペシャルな性能を持っている訳でも無い。

だけど、この「アテンザ」が醸し出す雰囲気は自分の中では「スペシャル」だと思っている。


各社が販売する現行セダンは確かにどれもカッコいい。

だけど、この「アテンザ」は確実に「乗り手を選ぶセダン」だと断言出来る。

中途半端な興味で購入してはいけない車だと思っている。

自分が「MAZDAユーザー&ファン」だからという意味では無く(少しはあるけど)、この「アテンザ」という車を選ぶオーナーは基本的に「カッコいい男」、と勝手に思ってる。


ちなみにこのブログで、「アクセラ スポーツ」の隣に停まったマツダオーナーさんと色々話しをしてみたい的な「駐車場ネタ」を何度か書いているけど、「アテンザ」オーナーだけは例外。

違う意味で怖い。

自分程度の知識で気軽に話しかけてはいけない、と本能が警告している。

あちら側から話しかけてくれない限り、こちら側からは話しかけません。

あと間違っても、こちら側からは隣に停めません。


最後に、この「アテンザ」には「ワゴンタイプ」もあるのに、ずっと「セダン」の事ばかり書いてしまった。

自分の中で、「アテンザワゴン」を選ぶ人は「120点満点の父親」。

父親としても、社会人としても、男性としても間違いなく全うな人間。


言い替えると、

「アテンザ セダン」が似合う男性はカッコいい男性=その彼女・奥さんもカッコいい女性。

「アテンザ ワゴン」を選ぶ男性は全うな男性=その彼女・奥さんも全うな女性。

・・・まあ、間違ってないな。


てな訳で、「MAZDA」インプレッションシリーズ④-アテンザ編-でした。

一体これは何のインプレッションなんだと、書けば書くほど「独断と偏見」がエスカレートし続けてきているような気がしないでもないけど、まあ気の向くまま自分が書きたい事を書いているだけなので、単なる「読み物」と捉えていただければ幸いです。

何だかんだで、この3連休で「ロードスター」、「CX-3」、「アテンザ」と3つも書いてしまった。

残るラストネタは「CX-5」。

どんなネタを書く事になるか、まだ自分の中で何一つ決まって無いけど、インプレッションシリーズのラストを飾るに相応しいネタとなるよう、じっくり考えてみます。


・・・やらなかったりして。


ではまた次回をお楽しみに。


【MAZDA】インプレッションシリーズ③-CX-3編- [vehicle]

今回のインプレッションシリーズは「CX-3編」をお届け。


「デミオ」、「アクセラ」、「アテンザ」は「FF3兄弟」。

「CX-3」、「CX-5」は「SUV兄弟」。

そして「ロードスター」は「スポーツカー」。


とまあ、自分の中で「MAZDA6兄弟」はこんな感じでジャンル分けしている。

「兄弟」って書いたけど、車を男性と捉えるか女性と捉えるかは人それぞれなのであしからず。

この「6兄弟」の中で、「ロードスター」だけは存在そのものがちょいと特別なのは仕方無いとして、自分の中で「特殊な存在」とも言えるのが「CX-3」。


なぜ「特殊な存在」かと言うと、この「CX-3」を購入するオーナーの意図が自分の中で掴めないから。

個人的には、「デミオ」か「CX-5」の購入検討者が、色々検討した結果としてチョイスするのが「CX-3」になった、という気がするんだけど、どうもこの辺りの経緯がイマイチ掴めない。


良い意味で言えば、「デミオ」と「CX-5」の両特性を持ったマルチな車。

悪い意味で言えば、広さや価格設定などを含め全てにおいて中途半端な車。


この「CX-3」には特別仕様車含めて全4グレードが存在するんだけど、エンジンは「ディーゼル」のみ。

中間グレードとなる「PROACTIVE」では、2WDで約260万、4WDで約280万という価格設定。

これを「デミオ」に置き換えた場合、ディーゼルエンジン&中間グレードとなるのは「XD Touring」となり、2WDで約200万、4WDで約220万という価格設定。

そして「CX-5」の場合、対象グレードは「XD PROACTIVE」となり、2WDで約300万、4WDで約325万という価格設定となる。


「デミオ」検討者がアップグレードしようにも60万という価格差はハッキリ言って高い。

「CX-5」検討者がダウングレードするにも40万という価格差は正直言ってビミョウ。

・・・ダメだ、「CX-3」を購入する意図がさっぱり掴めない。


そもそも「CX-3」はマツダ車同士で競合する商品では無いのか?

そう考えて、この「SUV」というカテゴリーで他社のラインナップと比較してみると、

① トヨタ C-HR 約270万(ハイブリッド&2WD)

② ホンダ VEZEL 約280万(ハイブリッド&2WD)

とこの辺りが対抗馬となり、「CX-3」の価格帯はこの辺りがストライクとなる。


「コンパクトSUV」というカテゴリーが存在する以上、ここに「CX-3」の存在意義があるって事は分かった気はする。

だけど今度は、この「コンパクトSUV」というカテゴリーそのものがイマイチ分からない。


MAZDAディーラーに展示されていた「CX-3」を実際に見た事があったんだけど、SUVの割には小さい&狭いという印象だった。

ラゲッジスペースも後部座席の広さも、どちらも「アクセラ」より狭かった。

というのも「CX-3」は「デミオ」と同じ「Bセグメント」に分類されているため、「Cセグメント」に分類される「アクセラ」よりも一回り小さい&狭い。


実際に「アクセラ スポーツ」を検討する際に、この「CX-3」にも興味はあったんだけど、「アクセラ スポーツ」よりもサイズが小さく、同じ2WDでも価格が20万高いって事で選択肢から外した。

自分の中で、そんな中途半端感がずっとこの「CX-3」には付きまとっていた。


だけども、MAZDAはこの「CX-3」をかなり特別視している。

デザイン的にもイチオシらしい。


自分の中にある中途半端感が拭えないまま、この「CX-3」のインプレッションをどうまとめるべきか分からなくなってきたんだけど、恐らくこの「CX-3」という車を購入する者に共通するもの・・・

それは、「一目惚れ」。

もうこれしか無い。


自分みたいにゴチャゴチャ言うヤツに、この「CX-3」を購入する資格は無い。

やれ価格が高い、やれ狭い、やれ中途半端だと言う輩は、こっちから願い下げ。

このデザイン、このスタイル、この存在に惚れたヤツだけが購入すればイイ。


恐らく、「CX-3」オーナーの心理はこんな感じなんだろう。

ある意味「指名買い」。


そう考えると「ロードスター」&「CX-3」オーナーは、MAZDAオーナーの中でもコダワリ者が多いはず。

まだ「ロードスター」オーナーは購入意図がハッキリしているから分かりやすいけど、「CX-3」オーナーへ「実際のところ使い心地ってどうなんですか?」とか「狭くないですか?」などど余計な質問しようものならぶん殴られかねない。

純粋に「カッコいいですね」で全てが解決する。

この「カッコいいですね」の意味は、デザインでもスタイルでもなく「CX-3を選択したことに対するカッコ良さ」という意味。


いつか「アクセラ スポーツ」の隣に「CX-3」が停まるような機会でもあれば、オーナーさんと一度じっくりと話してみたい。

怖いけど。


そんな訳で、「MAZDA」インプレッションシリーズ中一番ハードルの高い-CX-3編-でした。


ではまた次回をお楽しみに。

【MAZDA】インプレッションシリーズ②-ロードスター編- [vehicle]

先日、ディーラー営業担当のKさんから、「アクセラ スポーツ15XD P.A」の納車予定日の連絡が入った。

4月2日(日)との事。

あと約2週間となった。

だけど4月は1年間で最も仕事が忙しい時期。

平日は帰って、飯食って、風呂入って寝るだけの生活。

土曜日もほぼフル出勤。

どれだけ睡眠時間を取って体力を回復させるか、という日々が続く。

なので残念ながら、4月は新車にかまけていられる精神的余裕が無い。

仕事が一段落して、車をじっくり堪能出来るのはG.Wに入ってからになってしまうけど、まあ仕方ない。

慣らし運転の1ヶ月と捉える事に。


さて、今回お届けするインプレッションシリーズ第2回目は「ロードスター」。


「MAZDA ロードスター」。


う~ん、何と言ってもこのネーミングの響きがイイ。

海外では「MX-5」というネーミングで販売されているんだけど、断然「ロードスター」の方がカッコいい。


この「ロードスター」は現行のNDにて四代目となった。

初代NA(ユーノス ロードスター)が発売されたのが1989年。

今から約30年も昔に、あのデザインが発売されたというのは驚きとしか言いようが無い。


「リトラクタブルヘッドライト&完全2シーター」のオープンカー。

もうこれだけで、世の中の車好きが熱狂した。

世代も関係なく、年配者までこぞって購入した。

社会人になってから、高校の担任に会いに行った際、このNAを購入していて、しきりに自分に勧めていたくらいだった。


その後、この「ロードスター」はNB、NCとフルモデルチェンジを繰り返し、2015年に四代目となるNDが発売された。

デザイン的には①ND>②NA>③NB>④NC、ってな具合になる。

今更ながらカミングアウトするけど、実は「アクセラ スポーツ」を購入検討する際、この「ロードスター」も購入候補に入っていた。

妻と二人暮らしなので、「2シーター」でもどうにかしようと思えばどうにかなる。

子供がいれば完全にアウト。

セカンドカーとしてでしか使えない。

だけど二人暮らしならどうにかなるんじゃないか、と真剣に考えた事があった。

それ位、この「ロードスターND」という車には魅力があった。


しかしながら、真剣に考えれば考える程、この「ロードスター」という車には「実用性が皆無」だという事も判明した。

まず、ゴルフバッグがトランクに積めない。

積むとしたら助手席に積むしかないが、そうなると誰かと一緒に行くって事が出来なくなる。

次に、車の乗り降り。

ディーラーで一度試乗させてもらった事があったんだけど、その際の乗り降りがすげ~不便だった。

乗ってさえしまえば、ドライバーとコクピットが一体化する位フィットするんだけど、乗るまでがはっきり言って一苦労。

自分一人なら全然苦にならないけど、助手席に乗ることになる妻にとっては完全にいい迷惑。

これまで実用性では国内最強と勝手に思ってる「bB」に14年間も乗ってきただけに、実用性では国内最弱と勝手に思ってる「ロードスター」とのギャップがとてつもなくデカい。


そんなあれこれ考えた結果、ロードスターは「趣味で乗る車」という結論に達した。

実用性の少なさ、乗り降りの不便さ、ハイオク仕様などというマイナス要因はそれなりにあるけど、それらの要因を打ち消すだけの魅力がこの「ロードスター」にははっきり言ってある。

だけど、その魅力はあくまで所有者にとっての魅力であり、所有者以外の者にとってはどうあっても「不便」でしかないのもこれまた事実。


そんな訳で、ファーストカーとしての「ロードスター」という選択肢はやむ無く消えた。

これを所有するのであれば、完全なる自分専用の「趣味の車」として購入するしか無い。

妻は基本的に車に興味が無いので、「セカンドカー」としての選択肢も無い。

妻がこの「ロードスター」に乗るなんて可能性は0%。


恐らく、この「ロードスター」の購入を考える者が行き着く結果は、多かれ少なかれ似たような結果に辿り着くんじゃないかって思う。

MAZDAの営業さんも「ロードスターを購入するのは年配者が多いですよ」って言っていた。

子供が親離れし、家のローンやらの目処もつき、ようやく自分の趣味として「車」に金をかけられるようになるのは、この辺りの年代になってしまうんだろう。

現実的にこの車を購入出来るのは、独身者か年配者のどちらかじゃないかって思う。

ただ、独身者がこの「ロードスター」を購入しても、やがて結婚という転機を迎えた際に果たして維持出来るか、ってのも正直難しい問題だと思う。

そうでなくても現代の20代は、そもそも車に興味持って無いし。


まあいい。


更に言うと、この「ロードスター」を趣味とするにも、相当な覚悟が必要になる。

まず車両だけで300万は必要になる。

RFとなると更に100万上乗せの400万。

更に付け加えると、ハイオク仕様のガソリン代、保険・車検等の維持費、タイヤ代などに加え、この「ロードスター」には魅力的な「オプションパーツ」が山の様に揃っている。

趣味=自分だけのオリジナル仕様=オプションパーツ購入、という間違いなく陥る「ドロ沼」が、間違いなく待っている。

それを承知の上で、それでもこの「ドロ沼」へ突っ込んでいける者だけが、この「ロードスター」を趣味として所有する事が出来る。


まあ、だからこその「ロードスター」なんだろう。

車好きにとって、憧れとも言える「存在」。


自分がこの「ロードスター」を所有するなら、今から最低でも5年計画なるプランを立てなきゃならない。

しかも2週間後に「アクセラ スポーツ」が新車で納車されるってこのタイミングから。

「アクセラ」に満足して、「ロードスター」の事など完全に忘れるかもしれないし、「アクセラ」に満足しつつも、それでもまだどこかに「ロードスター」への憧れを抱き続ける自分がいるか、こればかりはしばらく経ってみないと分からない。


という訳で、「MAZDA」インプレッションシリーズ②-ロードスター編-でした。

ところでこれ、「インプレッション」なのか?

まあ、試乗レポやら性能についてのブログなんてのは世の中に山ほど出回っているし、自分にはそんな知識無いし、書けるとしたらこの程度が限界なんで勘弁して下さい。


あと最後に、この「インプレッションシリーズ」は「アクセラ」が納車になるまでの繋ぎとして始めたんだけど、なかなか思うように更新が進まない。

まだ「CX-3」、「CX-5」、そして「アテンザ」が残ってる。

これ、終わるのかな?


で・・・ではまた次回をお楽しみに。

【MAZDA】インプレッションシリーズ①-デミオ編- [vehicle]

「愛車遍歴」シリーズも無事終了し、「アクセラ スポーツ」が納車になるまでの1ヶ月弱を何のネタで繋ぐか、色々考えた結果、「MAZDA車インプレッションシリーズ」なるものを始めてみることにした。

まだ納車にはなっていないけど、「MAZDAユーザー」になった訳だし、「アクセラ」以外のラインナップにも興味はあるので、「アクセラ」以外のMAZDA車に焦点を当てたネタをしばらくはお届けしていこうかと。

ただし、「インプレッション」とは言っても「アクセラ スポーツ」以外のMAZDA車には試乗すらした事がないので、あくまで個人的な印象・感想程度の内容になってしまうけど、まあいいや(いい加減)。


さて、「アクセラ」に興味を持ち始めた辺りから、通勤やら何やらで運転する際、周りに走っている車に自然と目がいくようになった。

まあ圧倒的に多いのが、「プリウス」、「ヴィッツ」、「アクア」、「フィット」、そして「軽自動車」。

いわゆる「コンパクト&エコ」というカテゴリー。

日本で走っている車は、「コンパクトカー&軽自動車」が50%を占めているんじゃないかってマジで感じる今日この頃。


そんな色々な車を日々見つつ、やはり「MAZDA」車にも当然興味がいく。

「MAZDA」のエンブレムを付けた車を見る割合は一時期より確実に増えた。

5年前に登場した「スカイアクティブ・テクノロジー」による「エンジン」、「トランスミッション」、「プラットフォーム」、そして「デザイン」などを一新したことで、「MAZDA」というブランドが生まれ変わった。

そして、この「スカイアクティブ・テクノロジー」を搭載し、満を持して登場したのが「CX-5」だった。

この「CX-5」の成功により、「MAZDA」ブランドが徐々に幅広い年齢層に支持され始め、「デミオ」、「アテンザ」、「アクセラ」、「CX-3」、そして「ロードスター」といったラインナップが「スカイアクティブ・テクノロジー」を搭載したモデルチェンジを次々と行い、ようやく現行のラインナップが一通り出揃った。


「TOYOTA」、「NISSAN」、「HONDA」は多種多様なラインナップを販売する大手メーカーだけど、「MAZDA」は「SUBARU」と並ぶ中堅メーカー。

「MITSUBISHI」は現在どのポジションにいるのか、もう分からない。

「MAZDA」は中堅メーカーである事を理解し、現行のラインナップを1台1台丁寧に改良させていく、という方式を取っている。

なので新車が次々発売される、という事は基本的に無い。

個人的には、新車が次々発売されていくより、ラインナップを改良させていく、というやり方には共感が持てる。


先日、「CX-5」がフルモデルチェンジとなり、メーカー予測の7倍もの販売実績を挙げているらしい。

購入者の内訳を調べてみると、約40%が先代「CX-5」ユーザーからの買い替えとの事。

まだ先代「CX-5」が発売されてから5年しか経っていないのに、約40%が買い替えって相当な事だと思う。

これは、そもそも既存のユーザーが「CX-5」を気に入っており、更なる改良を施したことで、買い替えに至った、という結論になる。

基本的に気に入ってなければ、いくら改良を施しても買い替えなんてしない。

特に「CX-5」は300万クラスの価格帯であり、おいそれと購入出来る代物ではない。


これが何を意味しているかと言うと、確実に「MAZDAファン」が増え始めてきた事を意味していると思う。


既存ユーザーが新型に買い替える事で、市場に出回る旧モデル(中古車)が増える事に繋がり、他メーカーのユーザーがMAZDA車の中古を購入する機会も増える。

中古を購入して気に入れば、数年後に新型を購入する確率も増える。

こうやって、MAZDAユーザーが増えていけば、個人的には嬉しい。

決してMAZDAは、TOYOTAやNISSANのような大手メーカーになるつもりは無いらしい。

「世界の2%のシェアが目標」と言っている。


大手メーカーでは無いだけに、「MAZDA」や「SUBARU」といった中堅メーカーのユーザーは、そのブランド力に魅力を感じて購入している訳なので、固定ファンが多いのも事実。

「駐車場で同じブランドが隣に停まっていると嬉しい」なんて話をよく耳にする。

例えばだけど、駐車場で隣に同じ「プリウス」や「ヴィッツ」や「アクア」や「フィット」が停まっていても、これだけの台数が世に出回れば、そこまで親近感も感じないと思う。

「SUBARU」ファンの「スバリスト」が実際どうなのかは知らないけど、「MAZDA」ファンにはこの傾向が特に強いらしい。

5年前に生まれ変わった「MAZDA」だけに、新たなファン同士が親近感を持つってのは理解出来る。

自分もその一人なので。


まあいい。

前置きがとんでもなく長くなってしまった。


現在、通勤やら何やらで運転する際、「MAZDA」車に目がいく機会が増えた。

①デミオ>②CX-5>③CX-3>④アクセラ>⑤アテンザ>⑥ロードスター

地元の街中で遭遇する割合で言うとこんな感じになる。

と言うか、「ロードスター」はこの地元で走っているのを見た事が一度も無い。

冬だからなのか、理由は分からないけど、とにかく見た事が無い。

大丈夫か「ロードスター」・・・。


まあいい。

とにかく「MAZDA車」で最も多く見かけるのが「デミオ」。

カテゴリーとしては「コンパクトカー」に位置し、世の中の大半がこの「コンパクトカー」を選んでいる訳なので、必然的にこの「デミオ」がMAZDA車の中で売れているのは理解出来る。

だけど、「スカイアクティブ・テクノロジー」搭載後の「デミオ」は、はっきり言って完成度がハンパじゃない。

「デザイン」、「性能」、「価格」といったバランスが見事にマッチしており、コストパフォーマンスで言えば国産車最強なんじゃないかって思う。

自分の知り合いで、この「デミオ」に乗っている者はいないし、実際に運転したことも無いけど、カタログやYoutubeの動画を観るだけで、何となくこの車のスゴさが分かる。

特にインテリアのデザイン&質感は、このカテゴリーにおいて相当レベルが高い。

個人的には「アクセラ」よりも、「デミオ」の方が気に入っているくらい。

特にエアコンの吹き出しデザインが「丸形」なのがカッコいい。


そして、この「デミオ」ユーザーは圧倒的に女性が多い。

目に付くのは20代~30代の女性。

この年齢層の女性が「デミオ」を選ぶってのは、正直嬉しい。

「コンパクトカー」のカテゴリーは、それこそどのメーカーも主力商品なりの最新技術を注ぎ込んでいる。

先ほども何度か書いた「プリウス」、「ヴィッツ」、「アクア」、「フィット」がその代表。

この激戦区とも言えるカテゴリーの中で、敢えて「MAZDA」、敢えて「デミオ」を選ぶ女性が増えている、ってのは正直嬉しい。

しかも、その選択肢は全く間違ってなく、恐らく国産車最強のコストパフォーマンスを持っているのも間違いない。


「独身女性」&「若いママさん」に是非チョイスしてもらいのが、個人的にはこの「デミオ」。

また、この「デミオ」には「Tailored Brown」という特別仕様車もラインナップされていて、「ライトブラウン&ブラック」を基本とし、随所に「オレンジ」がアクセントされたインテリアはとってもオシャレ。

こんな「デミオ」に乗っているママさんを見たら、「センス良いなあ~」なんて思ってしまう。


まだ試乗すらしたこと無いけど、何かの機会に一度運転してみたい。

また、「アクセラ」から「デミオ」へとダウングレード買い替えする人も増えているらしい。


そして、この「デミオ」は将来的に「デミオ セダン」なんてのも発売される可能性もある、との事。

正直なところ、「デミオ」の「セダン」にどれだけの需要があるのか分からないけど、ラインナップが増えるのは「MAZDAユーザー」としては純粋に嬉しい。

ママさんには似合わないけど。


そんな訳で「MAZDA」インプレションシリーズ①-デミオ編-でした。

「アクセラ スポーツ」購入後、どこかの駐車場で隣に「デミオ」に乗っているママさんがいたら、声かけてみたいな~。

怖いけど。


ではまた次回をお楽しみに。


texasの愛車遍歴④-bB編- [vehicle]

「アクセラ購入レポ」に続きお届けしてきた、この「texasの愛車遍歴」シリーズも今回で最終回。


「アクセラ スポーツ 15XD P.A」の納車予定は3月下旬~4月上旬との事で、まだ1ヶ月弱もある。

納車を待つ楽しみ、ってのは確かにあるけど、思っているよりか長く感じる。

本社のある広島で製造され、海路で名古屋に運ばれ、そこから陸路で地元ディーラーまで運ばれるらしい。

そろそろ広島での製造が完了した頃だと思う。

まあいい。


さて、最終回となる「愛車遍歴」の4回目。

三代目ビークルだったスバル「ヴィヴィオ」に続く、四代目ビークルはトヨタ「bB ZXバージョン」。

bb01.jpg

この「bB」、現在の愛車でもあり、結局のところ計14年も乗り続けてきた。

保険でお世話になっている方に、オークションで探してもらい、程度の良い中古車にて購入した。

購入時の走行距離は約5,000kmだった。

それから14年乗り続け、現在の走行距離は約12万キロ。

この14年間で、「電動ドアミラー」が壊れたり、「ABS」が壊れたり、「マフラー」が錆びて交換したり、とそれなりの故障はあったものの、基本的な走行性能に問題は無かった。

まあ、この辺りが「TOYOTA」と言われる所以なのか。


この「bB」という車名は、「black Box(未知の箱)」という意味合いで、カスタムを前提に開発された車(らしい)。

初代が2000年~2005年まで、二代目が2005年~2016年まで生産された。

自分が購入したのは2002年モデル(1500cc&ZXバージョン)。

初代モデルは結果的に5年間しか生産されなかった訳なんだけど、今でも街中で見る機会も多く、20代から年寄りまで、幅広い年齢層が乗っている。


この初代「bB」の最大の魅力は、何と言っても「実用性の高さ」に尽きる。

箱型デザインのお陰で、視界は360°良好。

室内も比較的広めで、荷物もそれなりに積める。

コクピットのデザインはシンプルだけど何故か飽きがこない。

1500ccでも車重が軽いのでキビキビ走る。

エクステリアのデザインさえ気に入れば、特にこれといった不満が見付からないのがこの「bB」の最大の特徴。

個人的には、「曲線と直線のバランスが取れたデザイン」だと思っており、14年間乗り続けている今でも、このデザインは気に入っている。

しかしながら、妻は今でもこの「bB」を「ヤンキー車」と呼んでいる。


14年前の当時、「ヴィヴィオ」に代わる車を探していた際、営業車で横浜を走っていた時に、目の前に走っていた「bB」を見たのがきっかけだった。

2000年代は、1990年代とは違い「スポーツカー」も「R.V」もほとんど姿を消し、日本全体が「車」に対して贅沢をしなくなり始めた時代だった。

当時の通勤は電車であり、車は週末に買い物で使う程度だったので、走り性能やら何やらを車に求める必要もなく、キビキビ走ってくれる実用性の高い車が欲しかった。

当時何となくこの「bB」の存在は知っていたんだけど、「ヤンキーがカスタムする車」というイメージを持っていて、あまり興味が沸かなかった。

だけど、この横浜で見た「bB」は一切カスタムの無い、「ドノーマル」だったんだけど、乗っていたお姉ちゃんがすげ~美人だったこともあり、「ヤンキーが乗る車」から「美人なお姉ちゃんが乗るオシャレな車」へと、「bB」に対するイメージが180°変わった。

「カスタム前提」に作られた車だけど、自分の中では「ノーマルデザイン」で乗るのが一番カッコいいという結論になり、これまでにイジった箇所は「HKSのマフラー&ステッカー」を付けただけ。


この「bB」購入後、東京→名古屋→大阪→東京と、目まぐるしく転勤が続き、その土地その土地でこの「bB」と共に生活してきた。

名古屋も大阪も運転は怖かったけど、それだけにこの「bB」には愛着がある。

2年前にようやく地元に戻ることが出来て、ようやく転勤生活が一段落したところで、この「bB」に14年も乗っていた事に気付き、「アクセラ スポーツ」へと乗り替える事になったんだけど、この「bB」は長らく生活の一部と化していた。

「アクセラ」に乗り替える事はそれはそれで嬉しいけど、「bB」と別れるのも辛い。


一体、この14年間で何回エンジンをかけたんだろう?

あと何回、こいつに乗れるんだろう?

「MAZDA」ディーラーで「アクセラ」の契約交渉をしていた際、こいつはどんな想いでいたんだろう?


とか、最近そんな事を考える機会が多くなってきた。

決して走り性能が高い訳でもないし、妻には14年間に渡り「ヤンキー車」と呼ばれ続けてきたけど、本当にこの「bB」には不満が無かった。

外観と内装だけはそのままで、エンジンから何から全て載せ替え、新車同様に生まれ変わるようなサービスがあればそれを選択していたかも知れない。

まあ、それ位生活の一部と化していた。


「アクセラ スポーツ」が納車になるまでのあと1ヶ月弱・・・最後の思い出に、ちょっと遠出してみようか、と考えている。

こいつと過ごした「東京~名古屋~大阪」なんてコースを回るのもアリかな、なんて考えている。


・・・てな訳で、最後はちょっと湿っぽくなってしまったけど、全4回にてお届けした「texasの愛車遍歴」は今回で最終回。

「アクセラ」が納車になれば、間違いなく「納車レポ」シリーズが始まる訳なんだけど、それまでまたネタを探さなきゃならない。

別に探さなくてもいいんだけど。

「アクセラ」以外のMAZDA車インプレッションや、最近徐々に人気が復活しつつある「スポーツカー」ネタなんてもやってみようかな、などと考えている。


何が始まるか、また次回をお楽しみに。


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