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texasの愛車遍歴③-ヴィヴィオ編- [vehicle]

全4回にてお届けする、この「愛車遍歴」シリーズも3回目に突入。


転勤という運命のイタズラにて、泣く泣く手放す事となった「ランクル80 VX」。

維持費はバカにならなかったけど、初めて購入した車だっただけに、とても気に入っていた。

人でも荷物でも、何でも乗せる事が出来る程広くてデカかった。

しかしながら、そのデカさのお陰で、関東(東京都)での生活でこの車を維持する事は叶わなかった。


何と言っても駐車場の高さがハンパじゃない。

都内となれば安くても30,000円、自分が住んでた場所でも20,000円~25,000円はした。

しかも某駅から徒歩5分程度の賃貸マンションに住んでいたため、車を乗る必要なんて全く無かった。

通勤も移動も全て電車でOK。

都内では、電車で行けない場所なんて無い。


転勤当初は、地元の実家に「ランクル」を置き、可能であれば持ってこようとも考えていた。

しかしながら、新生活を1ヶ月過ごしただけで、車の必要性が無い事が十分に分かった。

そんな訳で、地元とは180°違う生活環境を余儀なくされ、「ランクル80」の維持は断念する事になった。

まあ、冷静に考えてみれば、駐車場代だけでなく、低燃費&毎年車検という「ランクル80」を維持する事は、結局のところ不可能だったと思う。


それからというもの、「車を所有する」という考えが自分の中からしばらく消えた。

「愛車遍歴②」でも少し触れたけど、この当時(1990年代後半)は、バブルの影響で日本中全体に「不景気感」が漂い、車業界においても「スポーツカー&R.V」といったカテゴリーは、徐々に姿を消していった。

そんな時代の流れもあり、自分の中で「車」への興味や必要性が少しづつ消えていったのがこの時期だったんだけど、転勤後の所属が営業部だったこともあり、車の運転だけは毎日していた。

だけど、プライベートで車を所有する、という必要性は全く無かった。


そんな生活が約4年続いた頃、まあ縁があって結婚する事になった。

これを機に、住まいも引っ越す事になり、約4年振りに車が必要になった。


自分は車を所有していなかったため、妻が当時所有していた車をとりあえず使おう、という事になった。

その車がスバルの「ヴィヴィオ」だった。


基本的に妻は車に興味が無い。

今回購入した「アクセラ」についても、一切口を出さなかった。

「ソウルレッド」と「マシーングレー」のボディカラーで悩んでいる、とカタログを見せた際に、「う~ん、こっち」とマシーングレーを選んだのが唯一だった。

そんなレベルの、車に興味が無い妻が当時乗っていたのが「ヴィヴィオ」だった。

しかしながらこの「ヴィヴィオ」、ただの「ヴィヴィオ」では無く、「M300・タイプS・スーパーチャージャー搭載」というモデルだった。


車に興味無いヤツが選ぶモデルじゃねえ。


まあ、敢えて当時はこの「スーパーチャージャー搭載モデル」について深く追求する事は無かったけど、実際に車を運転する事はあまり好きでは無かったため、結果的にこの車は自分専用車になった。


そんな訳で、自分で購入した訳では無かったけど、この「ヴィヴィオ(M300・タイプS・スーパーチャージャー搭載モデル)」が、三代目ビークルとなった。

ちなみにカラーは、スバルのブランドカラーである「ブルー(濃紺)」だった。


だけど、この「ヴィヴィオ」には、結果的に2年程しか乗らなかった。

「スーパーチャージャー」が搭載されていたため、確かに普通の軽よりは何倍もパワーがあった。

高速道路も80km~100kmで走らせるにはそんなに苦では無かったし、デザインもそれなりに気に入っていた。

しかしながら、ファーストカーが「軽自動車」という事に色々と限界を感じ、四代目ビークルとなる次の車にバトンタッチする事になった。


確かこいつの写真もどこかに1枚あったはずなんだけど見付からない。

この頃はまだ「デジカメ」が登場するかしないかの頃で、プリントアウト(紙焼き)の写真しか残っていない。

アルバムに綺麗に整理する、なんて几帳面な性格では無いので、どこかにはあるはずなんだけど、残念ながら見付からない。

「ゼファー」同様、見付かったらスキャニングしてアップするつもり。


まあ、そんな訳で18歳~30歳までの12年間で、「(初代)ゼファー 550cc」→「(二代目)ランクル80 VX」→「(三代目)ヴィヴィオ M300 タイプS スーパーチャージャー」という遍歴を歩んできた。

一言で言うと、何の一貫性も無い遍歴。

その当時に必要な「ビークル(乗り物)」が結果的にこれらだった、という遍歴。


また、初代~三代目までのどれもが2年~3年といった比較的短い所有年数だった事に今更ながら気付いた訳なんだけど、「ビークル(乗り物)」の遍歴に比例して、当時の生活環境も変わっていった訳で、そう考えると、18歳~30歳までの12年間という年月は、それなりに激動の12年間だったんだな、と感じる今日この頃。


次回は最終回となる「愛車遍歴④」をお届けする予定。

ではまた次回をお楽しみに。


texasの愛車遍歴②-ランクル80編- [vehicle]

今回は前回紹介した「Kawasaki ゼファー 550cc」に続く、「愛車遍歴②」をお届け。

一応断っておくけど、おそらくと言うか間違いなく、このシリーズは全4回で終わる。


まあいい。


カリフォルニアでの大学生活を共に過ごした「Kawasaki ゼファー」に別れを告げ、帰国して車を探し始めたのが21歳の時だった。

自分が住んでいる場所は車が無いと何も出来ない。

100%生活必需品。

当時の車と言えば、カテゴリーで言うと「スポーツカー」と「R.V」が全盛期の時代だった。


スポーツカーは「スープラ(A80型)」、「RX-7(FD)」、「NSX」、「GTO」という、今では見かけることさえほとんど無くなってしまった何とも凄いラインナップが各社から発売されていた。

対してR.Vは、「ランクル」、「サーフ」、「パジェロ」、「サファリ」、「ビッグホーン」といった大型車が人気を誇った「R.Vブーム」の時代だった。

まあ言ってみれば、まだ「バブル」の名残りが残っていた時代で、そんな時代だったからこそ「スポーツカー」と「R.V」などというカテゴリーが売れていた時代だったとも言える。

この「スポーツカー&R.V」全盛期だった1990年代以降、本格的にバブルがはじけると共に、車という車が一気に大人しくなってしまった訳なんだけど・・・。


まあいい。


そんな1990年代に自分が選んだ二代目ビークルは「ランドクルーザー80 VX」だった。

就職先も決まり、バイトした金で頭金を貯め、「スープラ」を買うか「ランクル」を買うかかなり悩んだ。

「スープラ」は新車で約300万、「ランクル」は約400万という、価格もバブルな設定だった。

結果として「ランクル80 VX(赤)」を約280万(中古)で購入した訳なんだけど、まあコイツは色んな意味でスゴイ車だった。


とにかくデカい。


それまで乗っていたのがバイクで、その次となる人生初の車が「ランクル80」というセレクトは普通じゃなかった。

このボディサイズに慣れるまで時間がかかったし、どこの駐車場に停めるのも一苦労だった。

立体駐車場も入れない事がほとんどだった。


しかもこのランクルは「ディーゼルターボ」モデルだったため、「1ナンバー(貨物車)」だった。

ガソリン車はサードシートまであったので「3ナンバー(乗用車)」だったけど、こいつは「貨物車」だった。

「1ナンバー」は税金が安い代わりに、「毎年車検」というオマケが付いてくる恐ろしいナンバー。


それに加えあのデカい車体を、ディーゼルターボで動かすのだから、いくら軽油とはいえ恐ろしく燃費が悪かった(リッター5~6km程度だったと思う)。

また、こんな車を所有しているだけで、友人らとどこかに出掛ける際は、ほぼ間違いなくこの「ランクル80」が出動する羽目になり、とんでもなく燃費が悪いのに、出動率はとんでもなく高かった。

まあ、当時はまだ独り身だった事もあり、給料の大半を「OUTDOOR」と「ランクル80(の維持費)」に費やすことがまだ出来た。


確かに金はかかったけど、それでもこの「ランクル80」は四季を通じて大活躍してくれた。

春・秋は「釣り(ヘラブナ)」、夏は「海・キャンプ」、冬は「スキー」と、どこに行くにも「ランクル80」と一緒だった。


その後、社会人3年目にして関東へ転勤となり、車を必要としない生活となってしまったため、「ゼファー」同様に、この「ランクル80」も泣く泣く手放すことになってしまった。


こうして今になって思い返してみると、あの「ランクル80」という車は、正に「バブル期後半」を象徴するような、そんな車だったと思う。

今でもたまに街中で「ランクル80」を見かける事がある。

現行モデルは「ランクル100」が発売されているにもかかわらず、あくまで「80(ハチマル)」にこだわっているんだろうと思うけど、正直あの車を維持するのは並大抵ではない。

もう自分が所有する事は叶わないけど、それだけに今でも「ハチマル」が走っているのを見ると嬉しくなる。


・・・という訳で、初代「ゼファー」も、二代目「ランクル80」も、非常に気に入っていたにもかかわらず、生活環境の変化にて、どちらも泣く泣く手放すという結末となった。



さらばゼファー、さらばランクル、さらば・・・少年の日よ。


という訳で、「(劇場版)銀河鉄道999」のラストをパクっての「愛車遍歴②」でした。


ではまた次回をお楽しみに。

texasの愛車遍歴①-ゼファー編- [vehicle]

さて、無事に「アクセラ スポーツ」の契約も完了し、納車になるまでの約1ヶ月を待つ状況になった今日この頃。

「購入レポ」も前回で最終回を迎え、何か新たなネタを探そうと考え、思い付いたのが「愛車遍歴」。

まあ、完全に「おぎやはぎの愛車遍歴」をパクってるんだけど・・・。


まあいいや。


という事で、今回から数回に渡って自分の「愛車遍歴」を紹介していくつもりなんだけど、改めて考えてみたら「遍歴」と呼べるほど多種多様な車に乗ってきた訳ではないので、はっきり言ってこのネタは数回で終わる。


という前フリを踏まえつつ、まず今回は「愛車遍歴①」をお届け。


<KAWASAKI ゼファー 550cc>

人生最初に購入した「Vehicle(ビークル=乗り物)」は、KAWASAKIの「ゼファー550cc」だった。

いきなり車じゃねえし。


高校卒業後、アメリカのカリフォルニア州に3年間留学した事があった。

カリフォルニア州だけで、日本と同じ面積があり、とにかく土地が広い。

留学当初はバスで大学まで通っていたんだけど、授業が進むにつれ、大学のキャンパスが幾つかに分散されるようになり、バス通学が不可能になってきた時点で、何かしらの乗り物が必要になった。

もちろん、最初は車の購入を考えた。

しかしながらアメリカという国には、「車検」という制度が無い。

定期的な点検制度が無いため、それだけに故障する頻度が高い。

もちろん学生の身分で新車など購入出来るはずもなく、中古車を探すしかなかったんだけど、中古車の程度なんてのも分からない。

日本車の中古もそれなりに沢山あったけど、やはり日本車は高かった。

そんな状況で、何に乗るか考えた結論が「バイク」だった。

カリフォルニア州という場所は、基本的に1年中気候が変わらない(特に南側。北部にある「サンフランシスコ」は流石にチト寒いけど)。

1月に「雨季」という集中的に雨が降る時期があるけど、1月以外は1年中Tシャツ1枚で過ごせるほど暖かい。

なので日常の足として、「バイクに乗る」という選択肢はアリだった。

日本車は中古でも高かったけど、バイクは新車でも比較的安かった。

当時のカリフォルニアでは、SUZUKIの「GSX-R」やKAWASAKIの「NINJA」といった、レーサーレプリカ&フルカウルモデルが人気で、こういったモデルはそれなりの価格だったんだけど、カウルの無い、いわゆる「ネイキッドモデル」は全くと言っていい程人気がなく、価格も安かった。

逆に当時の日本(1990年代)は、「ネイキッドモデル」全盛期の頃で、HONDAの「CB」、SUZUKIの「バンディット」、YAMAHAの「SR」といったモデルの人気が高く、中でもKAWASAKIの「ゼファー」は当時人気No.1だったと記憶している。

そのKAWASAKI「ゼファー」が、当時のカリフォルニアでは、新車で約30万円という価格で売られていた。

しかも排気量は550cc。

日本では設定されていない排気量。

いわゆる、海外限定の逆輸入バージョン。

そもそもアメリカには、排気量による免許制度なんてものは存在せず、免許さえ取得すれば、750ccだろうと、1100ccだろうと、どんな排気量にも乗る事が出来た。

免許さえ取得すれば「限定解除」。

果たしてこの制度が良いのか悪いのか自分には分からないけど、そんな訳で、バイクの免許を取り、当時の日本では大人気だったKAWASAKI「ゼファー」の550ccモデルを新車で購入し、約2年半乗り回した。

カラーも赤(エンジ)で、とても気に入っていた。

ガソリンの価格も日本に比べると段違いで安く、毎日の足として使う分に、バイクは申し分の無い選択肢だった。

ちなみにアメリカではこの「ゼファー」は「550cc・750cc・1100cc」という3種類の排気量がラインナップされていて、日本にあった「400cc」は存在していなかった。

先にも書いた「1月の雨季シーズン」だけは、バイク運転は怖かったけど、この時期以外は本当にバイク乗りにとっては天国みたいなシチュエーションだった。

大学を卒業し、日本に帰国する際、この「ゼファー」をどうしようか悩んだんだけど、「550cc」という特殊な排気量を日本で乗るには、限定解除免許が必要だし、そもそもバイクは雪が降ったらアウトだし、と色々考えた挙句、地元で売却し手放した。


という訳で、愛車遍歴の1発目はそもそも車ではなく、KAWASAI「ゼファー」だった。

この「ゼファー」は、KAWASAKIの名車「ZⅡ(ゼッツー)」の流れを汲んだ後継モデルだったこともあり、帰国する際に手放すのが本当に惜しかった。

写真が何枚かあったはずなんだけど、どこにあるか見付からない。

見付かったらまた機会を見付けてアップする予定です。


ではまた次回をお楽しみに。

【MAZDA】-アクセラ購入レポ⑥- [vehicle]

全6回に渡って更新してきたこの「アクセラ購入レポ」も遂に最終回を迎えることになりました。

「購入レポ」の最終回という事は、必然的に「購入した」という意味になる訳で、この度「アクセラ スポーツ 15XD PROACTIVE」を契約しました。

パチパチ。

人生初の「MAZDAオーナー」となりました。

パチパチ。

このブログを見てくれている、「MAZDAファン&オーナー」の皆様、新参者ですが仲間入りさせていただきましたので、どうぞよろしくお願い致します。


先週末に第1回目のディーラー訪問、そして今回の第2回目となるディーラー訪問にて契約。

実質1週間で契約と相成った訳で、見る人が見れば「早過ぎるんじゃないの?」と思うかも知れないけど、自分としては値引きも含めて満足のいく結果を引き出せたので契約した、という流れ。


今回の最終交渉においては、「オプションパーツ」を一部見直し、その上で最終的な価格交渉をした。


① CD-DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)

② Boseサウンドシステム+9スピーカー

③ ナビゲーション用SDカードPLUS

④ スマートインETC

⑤ アルミペダルセット

⑥ エンジンスタートスイッチ

これら①~⑥は「購入レポ④」でお伝えしたとおり変更なし。


ここに4つのオプションを追加。

⑦ ブレーキキャリパーペイント(RED)

⑧ ブルーワイドミラー

⑨ 自動格納ドアミラー

⑩ 希望ナンバー

オプションを削るどころか、更に4つを追加した上で最終価格交渉を実施し、当初から目標としていた「20万引き」を引き出せたため契約に至った、という次第。


正に、鬼にも勝る畜生振り。


「ブレーキキャリパーペイント(RED)」は、ボディカラーを「マシーングレー・プレミアムメタリック」に決めた事に伴い、ホイールから覗く「REDのワンポイント」が似合うと感じたため。

「ブルーワイドミラー」は雨天時に特に効果を発揮するもので、雨天時のドアミラーが見えにくいのは運転していてとっても怖いと以前から感じていたため。

「自動格納ミラー」はドアロックと連動してドアミラーが格納するもので、これは「確実にドアがロックされている」という目印にもなり安心&便利と感じたため。

最後の「希望ナンバー」は、完全に自分のワガママ。

どうしても付けたいある「4ケタの番号」があって、結局そのワガママを通すことにした。


こうして、現時点で考えられる自分の要望&欲望をほぼ100%叶えた状態で、最終的な予算要求に応えていただいた営業担当の方には、心から感謝致します。

ディーラー側にもまだ余裕があったのか、もっと交渉を長引かせればまだ値引き交渉の余地があったのか、今となってはもう分からないけど、自分としてはこの「無理難題を投げかける鬼畜生」に対し、営業担当の方が誠心誠意対応してくれた、という実感があったので、実質1週間で契約に至った訳です。


そんな訳で、最終的なセレクトは以下の通り。

・【車種】 アクセラ スポーツ

・【エンジン】 1500cc ディーゼルターボ

・【グレード】 15XD-PROACTIVE(FF&AT)-

・【カラー】 マシーングレー・プレミアムメタリック

・【オプション】 上記①~⑩


なお、納車は3月下旬~4月上旬の予定とのこと。

ちょうど冬が終わり、春がやってくるタイミングで新車が納車されるというのは、なんとなく気分が良い。


とまあ、そんな訳で全6回に渡ってお届けした「アクセラ購入レポ」は今回で最終回。

とは言え現在のマイブームであるこの「アクセラ熱」は下がるどころか、逆に上がってきている状態であるため、この「AXELA&MAZDAネタ」は引き続きお届けしていく予定。


これでようやく自分も「Be a driver」になれるかな?

ではまた次回をお楽しみに。

【MAZDA】-アクセラ購入レポ⑤- [vehicle]

先週末に地元のとあるMAZDAディーラーに訪問してきた。


今回の主な目的は①試乗、②実際のマシーングレー、③見積り&第1回目の値引き交渉、の3つ。


ではまず試乗から。


<試乗>

試乗したのは「アクセラ スポーツ 15XD Lパッケージ」という、15XDの最上位グレード。

「ホワイトレザーシート」&「18インチタイヤ」というのが、Lパッケージの主な特徴(他にも電動シートとか色々あるけど)。

「ホワイトレザー」のシートは確かにオシャレ感はあったけど、白は汚れが目立つのが難点。

基本的にズボラな性格なので、購入したばかりの頃はせっせと室内メンテもするだろうけど、どこかのタイミングで間違いなくやらなくなるのは目に見えている。

そんな自分を嫌という程分かっているので、「ホワイトレザー」という危険なシートはあえて選ぶ必要は無いと感じた。

「18インチタイヤ」はある意味魅力的だけど、来年の冬になれば新規に「スタッドレス&ホイール」も購入しなければならない。

現在乗っている車のタイヤは、夏=「ノーマル+アルミ」、冬=「スタッドレス+スチール」という組み合わせ。

冬はエアコンをガンガン付けるから、ただでさえ燃費が悪い上に、「スタッドレス+スチール」を履いているため、冬場の燃費は特に悲惨なことになっている。

今回の買い替えにおいて、冬場の燃費もどうにか改善したいと考えており、そのためには「スタッドレス&アルミ」が必須だと考えている。

そうなると「18インチスタッドレス&アルミ」という組み合わせはかなり高額になる。

タイヤは一般的に3年が買い替えサイクルになると言われている。

ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤを3~4年ごとに買い替えていくと、その費用はバカにならない。

なので18インチにはこだわらず、標準グレードの16インチで十分という結論になり、結果的に「Lパッケージ」までは必要ないという結論に達した(どっちみち予算オーバーなんだけど)。

後になって考えてみると、最初に最上級グレードで試乗させる、というのはディーラー側の狙いだったのかもしれない。

あぶない、あぶない。


さて試乗した感想を一言で言うと、「静か」だった。

「ディーゼルエンジン」は、以前乗っていた「ランクル80」で経験しており、その当時の「ディーゼル」は音といい匂いといい、ほとんど「トラック」のエンジンみたいなものだった。

そんなイメージがあったため、いくら「クリーンディーゼル」とはいえそれなりの音はするんだろう、と思っていたが、全くもって「静か」だった。

車内から聞こえるエンジン音、アクセルを踏んだ際の静かな加速、信号停止した際の「i-stop」など、どれをとっても「静か」という感想だった。

スポーツタイプというイメージが強かっただけに、まずこの「静粛性」に驚いた。

走り性能については、残念ながらディーラー近辺の市街地一周程度の試乗だったため、走りという走りを感じるまでは至らなかった。

ただ、1.5ℓのディーゼルエンジンについては街乗りでは十分過ぎると感じた。

趣味でドライブというならまだしも、通勤や街乗りで運転する際、一般道路で出せるスピードなんて40~60kmがメインになる。

このスピードをメインに運転する車に、2.2ℓのエンジンは不要だという実感も持てた。

あと「アクティブ・ドライブ・ディスプレイ」には、カラーで標識や制限速度などの交通情報が表示されるんだけど、これは思っていた以上に便利だと感じた。

目線の高さにディスプレイが表示されるため、目線を上下に移動させる必要がない。

このディスプレイにはスピードもデジタル表示されるため、はっきり言って運転中はコクピットのメーター類を見る必要がない。

アクセラのコクピットパネルには、センターに「タコメーター」が配置されているんだけど、AT車であれば、基本的にエンジンの回転数に気を配る必要もないため、極端な話、運転中はこの「アクティブ・ドライブ・ディスプレイ」さえあれば十分、とさえ感じた。

コクピットは全体的に包まれ感があり、スポーツタイプの車を運転している、という実感も沸いた。

ハンドリングも思っていたより軽く、本革巻きのステアリングも良い感触だった。


試乗してみて、1.5ℓで十分&Lパッケージまでは必要ない、という事が実感出来た。


<マシーングレー>

「ソウルレッド」と「マシーングレー」の二択で悩んでおり、これは実際に見てから決めようと考えていたんだけど、実際に見た「マシーングレー」は想像以上にカッコ良かった。

まあ見たのが夕方だったので、ガンメタというよりブラックに近いグレーに見えたというのもあるけど、まさに「機械の色」といった印象だった。

「ソウルレッド」はMAZDAのイメージカラーという意味もあり、魅力的な赤なのは確かだったけど、実際の「マシーングレー」を見た時点で、こちらに軍配が上がった。


<見積り&価格交渉>

グレード&オプションパーツを一通り伝えたとこまでは良かったけど、やはり予期せぬ上乗せが発生した。

ディーラー側の都合でどうしても付けてほしいオプションが発生する。

その一つが「パック de メンテ」というオプション。

新車購入~次回車検までの36ヶ月間における無料点検&オイル交換というサービス。

まあどっちみち「オイル交換」はしなきゃいけないし、ディーゼルのエンジンオイルはガソリンよりも高いので、このオプションを付けても大きな損はしないんだけど、価格が約50,000円する。

他にも諸費用が、自分が計算していた金額よりも50,000円ほど高く、「パック de メンテ」を加えると、総額で10万ほどオーバーした。

当初約280万の総額から20万の目標値引きを考えていたが、そもそもの総額が290万になってしまったのが誤算だった。

とりあえず、この総額からどれだけの値引きを引き出せるか交渉した結果、約15万の値引きだった。

最近のMAZDAは値引きがシブいと聞いていただけに、初回交渉としてはまずまずの数字だった。


とは言え総額がオーバーしたことと、目標の20万には届いていないことも含め、第1回目の交渉はここまでとした。



第2回目の交渉では、オプションパーツを含めた値引きをあとどれだけ引き出せるかがポイント。

目標値引きラインは20万なので、総額290万-20万=270万を目標とし、次回の商談に望む予定。


ではまた次回をお楽しみに。

【MAZDA】-アクセラ購入レポ④- [vehicle]

今回お届けするネタは「オプションパーツ」。


車を購入する際、「車両価格+諸費用」だけで済めば最も安く購入出来る訳なんだけど、実際はそうもいかない。

どうしても付けなきゃならないモノ、どうしても付けたいモノ、なんかが存在してしまう。


今回購入検討している「アクセラ スポーツ」に考えているオプションパーツは以下のとおり。


① CD-DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)

② Boseサウンドシステム+9スピーカー

③ ナビゲーション用SDカードPLUS

④ スマートインETC

⑤ アルミペダルセット

⑥ エンジンスタートスイッチ


①と③については、MAZDA車には「マツダコネクト」という独自のシステムが搭載されており、このシステムを通じて様々な情報が利用出来るようになっている。

逆に言うと、社外品が利用出来ないということでもある訳で、音楽・動画・ナビを利用するには必然的にこのマツダコネクトと連動させなきゃならないので、①と③は必須オプションとなってしまう。

②の「Boseサウンドシステム+9スピーカー」は必須アイテムではなく、単なる自分の好み。

どうしても「ドライブ+ミュージック」ってのは切り離せない関係な訳で、ある意味音楽を聴く時間が一番長いのも車の中な訳であり、初期投資という意味も含めのセレクト。

また、このサウンドシステムは後付け出来ないため、車をオーダーする際に付けるか付けないかを選択しなければならない。

④の「スマートインETC」は必須アイテムなので仕方ない。

ただし、サンバイザーの後ろに取り付け出来るようになっているのはデザイン的にもありがたい。

⑤と⑥は単なる自分の好み。

スポーツタイプのコクピットには、最低限付けておきたい。


これら6つのオプションを付けると約20万のプラス費用となる。

本当なら「リアルーフスポイラー」なんかも付けたいんだけど、正直キリが無いし、後付け出来るものは極力省くこととして、現時点で考えているのが①~⑥というセレクトになった。


・【車種】 アクセラ スポーツ

・【グレード】 15XD PROACTIVE

・【カラー】 ソウルレッド or マシーングレー

・【オプション】 上記①~⑥

というチョイスがようやく自分の中でまとまり、いよいよ次回からはディーラー訪問&商談という段階に入る。

試乗もしたいし、マシーングレーの実際の色も見てみたいし、価格交渉も必要になる。


2月下旬~3月上旬には契約したいと考えているけど、そんなに上手く事が運ぶかどうかは神のみぞ知る。


次回からは「ディーラー訪問&商談内容」をお届けする予定。

ではまた次回をお楽しみに。

【MAZDA】-アクセラ購入レポ③- [vehicle]

アクセラ スポーツを購入するまでの「購入レポ」も今回で3回目に突入。

一体何回目までお届けすることになるかは自分自身でも分からない。

まあ、無事に購入したとしても、「アクセラ熱」が冷めていくまでは、購入後もしばらくは何かしらのネタを書いていくだろうと思われる。

ブログを更新するネタが切れないのは正直ありがたい。

他にも昨年末に購入した「Play Station 4」ネタや、趣味の「AV(オーディオ&ビジュアル)」ネタなど、書きたいネタはそれなりに揃ってはいるんだけど、今のところ一番のマイブームはこの「アクセラ」なので、しばらくはこのネタを続けていくつもり。

まあいい。

今回お届けするネタは「ボディカラー」について。

どうでもいいけど、このブログの記事に度々登場する「まあいい」という言葉は、別に自分の口癖という訳ではなく、お気に入りアニメ「バッカーノ」に登場する、とある重要人物の口癖を借用しているだけなんだけど・・・。

まあいい。


「アクセラ」に用意されているボディカラーは全8色もある。

この8色を自分なりに順番付けしていくと、

① ソウルレッド・プレミアムメタリック
② マシーングレー・プレミアムメタリック

③ ディープクリスタル・ブルーマイカ

④ スノーフレイクホワイト・パールマイカ
⑤ エターナル・ブルーマイカ
⑥ チタニウム・フラッシュマイカ
⑦ ジェット・ブラックマイカ
⑧ ソニック・シルバーメタリック

とまあ、こんな感じになる。 

①と②は僅差、④~⑧は正直ほぼ横並び。

①の「ソウルレッド・プレミアムメタリック」には賛否両論あるみたいだけど、個人的には、現在の勢いのあるMAZDAイメージを世間一般に植え付けたのがこの「ソウルレッド」だと思ってる。

広島本社ということもあり、「広島カープ」のイメージカラーも「赤」。

「広島カープ」のヘルメットにもこの「ソウルレッド」が採用されているらしい。

はっきり言って「広島」という県には全くと言ってほど縁が無いので、別に広島ビイキしている訳ではない。

「Perfume」は個人的に応援してるけど。

まあいい。


「MAZDA」の「赤(レッド)」と「SUBARU」の「青(ブルー)」はブランドカラーだと思っている。

なので始めて購入するMAZDA車は、入門者にとっては、やっぱり「赤」なのかと考えてしまう。

特にこの「ソウルレッド」という赤は普通の赤ではなく、「匠塗」という陰影が際立つ独特のスペシャルレッド。


「購入レポ①」でも書いたけど、自分が車に求めるのは「ワクワク感」。

所有する喜び、運転する喜び、眺める喜び、車にはそんなワクワク感を求めてしまう。

そのワクワク感を最も感じさせるのが、自分にとっては「赤(レッド)」という色。

ファーストガンダム世代ということも影響してか、「赤」という色は特別という思いが強い。


そんな訳で、現時点での一番候補がこの「ソウルレッド」。

そして僅差で悩んでいるのが、これまた「匠塗」の第二弾として登場した「マシーングレー・プレミアムメタリック」。


自分が一番に選びたい「ボディカラー」に「ガンメタ」という色がある。

どんな車に限らず、まず「ガンメタ」というカラーがあるかどうかがその車選びのポイントとなる。


今まで見た「ガンメタ」の中で、最もカッコよかったのは「RX-7 スピリットR」の「ガンメタ(正確にはチタニウムグレー)」だった。

ただでさえカッコいい「RX-7(FD)」のデザインに、「ガンメタ」塗装された後期型最終限定モデルを実際に見たときの衝撃は今でも忘れられない。

価格も3,998,000円という衝撃的な価格だったけど、あの時は本気で購入を考えた。

結局、妻の了承を得られず泣く泣く断念したんだけど・・・。

まあいい。


そんな事もあって、自分にとって「ガンメタ」という色は、「レッド」と並ぶ特別なカラーとなっている。

その「ガンメタ」チックなカラーが、昨年夏のビッグマイナーチェンジ時にこの「アクセラ」に追加された。

それが「マシーングレー・プレミアムメタリック」。


ただし、このカラーはいわゆる「ガンメタ」という色とはちょっと違う。

朝・昼・夕方・夜、またはその日の天候によって見える濃さが変わる、という不思議なグレー。

太陽の光の下では比較的明るいグレーに見え、夕方~夜になると濃いグレーへと変化していく。

だけど、これが個人的には結構ビミョーな部分で、どっちかと言えば「ガンメタ」一直線でいって欲しかった。


ネットで検索すると、この「マシーングレー」の様々な写真が見れる。

だけどどれもこれも「グレー」の濃さが違う。

夕方~夜にかけての「マシーングレー」はどの写真を見ても「ガンメタ」チックで全体的にカッコ良い。

特に夜の室内駐車場でライトアップされた「マシーングレー」は正に「インゴット削り出しの機械」というイメージでかなりカッコ良い。

しかしながら朝~昼ごろの「マシーングレー」はイマイチパッとしない。

「ガンメタ」ではなく「単なるグレー」に見えてしまう。

ここが「ソウルレッド」が第一候補になっている理由であり、「マシーングレー」に今一歩踏み切れない理由ともなっている。

なのでこればかりは、実際の色の変化を様々なシチュエーションで見て、その上でこの「マシーングレー」というカラーが、自分が納得する「ガンメタ」に近いグレーなのかどうかで判断しようと思っている。


そんな訳で、ボディカラーの選択は、実物を見るまでの最後のお楽しみとしておくことに。


次回は「オプションパーツ」について紹介する予定。

ではまた次回をお楽しみに。

【MAZDA】-アクセラ購入レポ②- [vehicle]

アクセラ スポーツ購入に至るまでの-購入レポ②-今回は「グレード」についてお届け。


アクセラスポーツのグレードは、色々あって結構ややこしい。


まず「ガソリン車」と「ディーゼル車」に大別される。

「ディーゼル車」には1.5ℓと2.2ℓの2種類が用意されているが、「ガソリン車」には1.5ℓしか用意されていない。

そのため現時点でアクセラの2.2ℓに乗りたいのであれば、必然的に「ディーゼル車」を選ぶしかない。

更に言えば、4WDを選ぶなら「2.2ℓのディーゼル車」か「1.5ℓのガソリン車」のどちらかとなる。

更に更に言えば、MT(マニュアル車)を選ぶにはこれまた「2.2ℓのディーゼル車」か「1.5ℓのガソリン車」・・・などなど、かなり細かい。


なので、自分が必要とするスペックを事前にはっきりさせておく必要がある。


自分は1.5ℓで十分と考えているため、「ガソリン車」と「ディーゼル車」両方の選択肢があるけど、もう100%「ディーゼル車」に決めている。

「1.5ℓ&ディーゼルターボ」という響きが、とても魅力的。

4WDは必要ないので2WD(FF)でOK。

スポーツタイプではあるけど、スポーツ車ではないのでマニュアルはいらない。

そうやって決めていくと、「15XD(1500cc・ディーゼル・FF・AT)」というグレードに絞られていく。



こうして「15XD」を選択した場合、これで終わりではなく、この「XD」には更に3つのグレードが存在する。

① XD
② XD PROACTIVE
③ XD L Package

まあ、分かりやすく言うと、③>②>①の順でグレードが高い。

自分が狙うグレードは②の「XD PROACTIVE(2WD&AT)」

このグレードが、機能面でも安全性でも予算的にも一番バランスが取れている。

①と②の価格差は13万程度なんだけど、①の「XD」には「アクティブ・ドライブ・ディスプレイ」が付いていない。

これさえ付いていれば正直一番低いグレードの「XD」でも良かった。


ちなみに「XD PROACTIVE」の車両価格は2,430,000円(税込)。

「1.5ℓのディーゼル」と考えると、若干高めの価格設定という気はする。

ここに諸費用と、付けたいオプションを一通り加えると、280万程度の価格になる。

予算上限は300万だけど、そりゃ少しでも安いに越したことはない。

ここからどの程度の値引きを引き出せるかが、これからの交渉&商談になる。


自分としての目標ラインは260万。

しかしながら最近のMAZDAは値引きしない、という声を良く耳にする。

契約は3月に済ませ、納車は5月というのが自分としてのイメージプラン。

3月は俗に言う「決算期」の時期なので、通常よりも値引きが期待出来る月でもある(はず)。


果たして目標とする価格(20万引き)を引き出せるか?

乞うご期待!?


次回は未だ結論の出ていない「ボディカラー」について書く予定。

ではまた次回もお楽しみに。

【MAZDA】-アクセラ購入レポ①- [vehicle]

え~、昨年までゴルフに特化したブログを書いてましたが、10年以上ハマっていたゴルフ熱が少々下がり始めたことに比例して、ブログを更新する熱も下がり始めたため、このブログ-texas'cafe@deep-をリニューアルすることにしました。

ここ10年以上、飽きることなくハマっていた唯一の趣味と言える趣味は「ゴルフ」だったんだけど、それ以外にもハマるモノ(マイブーム)が不定期にやってくる訳で、その時々にハマっていくモノを紹介していった方が息の長いブログになるだろう、という理由でリニューアルに至った次第です。

さてリニューアル開始後のマイブームとしてしばらく紹介していく予定のカテゴリーはズバリ「vehicle」!


「vehicle(ビークル)」なんて洒落たカテゴリーを付けましたが、言ってみれば「乗り物=車」です。

この度、14年振りに車を買い替えることになり、新車購入に至るまでのレポートなんかをやっていこうと考えています。

車って、何にしようか悩んでいる時が一番楽しいものなんだけど、もう既に狙いの車種はほぼ決めている状況です。

てな訳でまずは、狙いの車種を絞った経緯について紹介していこうかと。


① カテゴリー

車を選ぶ際に、まず最初に考えるのがカテゴリー。
自分としての順番は、カテゴリー→メーカー&車種→予算&グレードとなる。

自分の中で車のカテゴリーを大別すると

・「コンパクト」
・「4ドアセダン」
・「5ドアスポーツ(ハッチバック)」
・「ステーションワゴン」
・「SUV」
・「スポーツ」
・「バン・ミニバン」

てな具合となり、更にこのカテゴリー中から3つに絞ると「5ドアスポーツ」>「SUV」>「コンパクト」といった順になる。

ちなみに妻と二人暮らし
通勤で毎日往復1時間
休日は主にゴルフ(ラウンド&練習)で使用
予算は250万~300万

てな状況なので、大きな車は必要ないという前提でのカテゴリー選びとなる。


【コンパクト】

現在、車通勤という日常であり、片道約30分=往復で1日約1時間運転している。

週末もゴルフやら何やらで、車を使わない日はほとんど無い。

その為、今回購入する車には「経済性=燃費」をどうしても考える必要がある。


そう考えると真っ先に選ぶべきカテゴリーとしては「コンパクト」となる訳なんだけど、正直これでは面白くない。

自分が車に求める優先事項は、ズバリ「ワクワク感」。

これが無いと車には乗る気が起きない。

単なる通勤用の足、として考えるのであれば、カテゴリーは「ハイブリッド&コンパクトカー」の一択になる。

だけど、これでは面白くない、というか満足出来ない。


朝起きて会社に着くまでの時間、仕事が終わって自宅に帰るまでの時間。

この時間(と言っても1時間程度だけど)を、気に入った車と共に過ごす時間と考えると、1日の中で少しは贅沢な気分を味わえる。

だからどうしても車には「ワクワク感」が欲しい。

決してコンパクトカーにワクワク感が無いと言うつもりは無いんだけど、ゴルフバッグが積めるくらいの容量は必要だし、ワクワク感を感じる程度のスポーティなデザイン&走り性能は欲しい。

燃費性能という魅力は大きいものの、残念ながら今回の選択肢から「コンパクト」というカテゴリーは外した。


【SUV】

「ゴルフ(ラウンド&練習)」をする機会が多いため、必然的にある程度モノを積める大きさが必要になる。

そうなると「SUV」というカテゴリーにも魅力を感じる訳なんだけど、正直「ゴルフ」以外のOUTDOORはほとんどと言っていいほどやらない。

やらない、というか卒業した。

社会人になって最初に購入した車が「ランドクルーザー80(VX)」であり、この頃はまだゴルフこそやらなかったものの、春・秋は釣り、夏は海・キャンプ、冬はスキーとOUTDOORにハマりまくった時期があった。

この頃はまだ「SUV」などというカテゴリーは存在せず、この「ランクル」や「パジェロ」は当時「クロカン・RV」というカテゴリーに分類されていた。

そんなOUTDOORやスポーツを満喫していた当時の自分にとって、「ランクル80」は四季を通じて大活躍だった訳なんだけど、あれから○十年も経ち、もうあちこち行ってOUTDOORを満喫しよう、なんて元気も無くなった訳なので、このカテゴリーも外すことにした。

ヘタにこんなカテゴリーの車を購入してしまえば、もしかしたらまたOUTDOORを始めてみよう、なんて余計な考えも起こしかねない。


【5ドアスポーツ】

「コンパクト」、「SUV」というカテゴリーを外すと残るはこれに絞られる。

残るは、と書いたものの、よくよく考えるとこの「5ドアスポーツ」というカテゴリーには、「コンパクト」の要素も「SUV」の要素も多かれ少なかれ含まれており、辿り着くとこはこのカテゴリーなんだ、という結果になる。

「コンパクト」と言っても、基本的にこのカテゴリーの車は「5ドア」が多く、「5ドアスポーツ」との一番の違いはラゲッジスペースの大きさ。

「SUV」というカテゴリーには、「クロカン・RV」と違い、OUTDOORやオフロードを本気で楽しむので無ければ2WDという選択肢があり、4WDを選ばない選択肢が増えている(らしい)。

普段は街乗りメインだけど、たまの休日には家族でキャンプ、なんて使い方から生まれたカテゴリーなんだと思われる。

そう考えると、自分にとってある意味この「SUV」というカテゴリーはとても中途半端。

ある程度荷物が積める積載量があれば、わざわざ「SUV」というカテゴリーを選ぶ必要もない。

「5ドアスポーツ」というカテゴリーの車は、ラゲッジスペースが大きめに作られている。

ゴルフバッグが入れば十分なので、そこまで大きなスペースはいらない。

スペースで言えば、この上には「ステーションワゴン」というカテゴリーもあるけど、自分が使う車に大人・子供含め4人も乗る機会はまず無いため、後部座席の広さも特段必要ない。

そんなこんなで、自分にとって必要な車のカテゴリーは「5ドアスポーツ」に決定となった。


②メーカー

さてカテゴリーが「5ドアスポーツ」に絞られ、次に考えるのがメーカー。

車においてメーカーという使い方が正しいのか、ディーラーなのかブランドというのか、正直使い方が良く分からない。

まあいい。

しかしながら、いざこの「5ドアスポーツ」というカテゴリーで各メーカーの車を探してみると、驚いたことに思ったほど選択肢がない。

・レクサス CT-200h(レクサス)
・インプレッサ SPORT(スバル)
・アクセラ スポーツ(マツダ)

国産車の中では、自分がイメージする「5ドアスポーツ」は正直この3つしかなかった。


あの「TOYOTA」にすらこのカテゴリーが存在しない。

イメージ的に一番近いのは「プリウスα」なんだけど、ちょいと走りも楽しみたい自分にとって、「プリウス」という「100%ハイブリッド車」は正直選択肢から外れる。


そして「日産」にもこのカテゴリーが存在しない。


ちょいと話しが逸れるけど、日産ラインナップにある「NOTE e-POWER」には興味があった。

あくまで燃費重視で考えるのであれば、この選択肢はアリだと考えたことがあった。

しかもこの「NOTE」には、「e-POWER NISMO」という、走りと燃費を両立させた特別モデルが存在する。

だけどやはり「コンパクト」というカテゴリーには違いなく、モノを積めないという問題点から外したけど、これはこれで魅力的な車だと思った。


更に「ホンダ」、「三菱」にはイメージに近い車種が1台も存在せず、そもそも「5ドアスポーツ」なんてのは、一般的に認められていないカテゴリーなんじゃないかとさえ思うようになってきた。

国産車と言えど、これだけ車の種類があるのに、自分がイメージするものが3種類しかない。

なので外車もちょいと考えてみた。

・VW ゴルフ
・BMW 1シリーズ
・MINI

この辺りは選択肢としてはアリかなとも正直考えた(予算的にはキツいけど)。

しかし外車には一貫として付きまとう問題点があった。

それは「ハイオク仕様」。

通勤で毎日使う用途がある限り、ハイオク仕様は残念ながら選択肢から外さなければならない。

会社の先輩から、ハイオク仕様車で毎日通勤し、往復約2時間のガソリン代が月25,000円かかっていたためハイブリッド車に変えたら、月3,000円程度で済むようになった、という恐ろしい話しを聞いたことがあった。

確かに外車はカッコいい。

BMWの1シリーズは特にカッコいい。

人生の中で一度は所有してみたいと本気で思っている。

だけど、車通勤という現在の状況ではさすがに選べない。


そんな訳で、上に書いた3車はどれもカッコいいけど、今回はやむ無く選択肢から外した。

そうなると、もう選択肢は3択に絞られる。


【レクサス CT-200h】

・飽きがこないデザインはかなり好み。
・レクサスでありながら、いわゆる「レクサスだぞっ」という威圧感が少ない。
・「F SPORT」という走りに特化したグレードもある。
・ハイブリッドなので、そこそこ燃費も良い。

という「デザイン」、「走り性能」、「燃費」をバランス良く兼ね備えた魅力的な車であるのは確かなんだけど、この車にはそんな魅力を吹き飛ばす恐ろしい現実が待っていた。

・F SPORT :4,331,000円


買えるかっ!

ちなみに一番下のグレードでも3,662,000円という恐ろしさ。

完全に予算オーバー。

さすがはレクサス。

この「CT-200h」を購入するのであれば旧モデルの中古を探すしかない。

一応調べたところ、250万~300万の価格帯であれば十分手は届く。


しかしながら、レクサスという車はそもそも中古で購入すべき車ではない。

何よりレクサスのディーラーに行って、「旧モデルの中古をください」という勇気が無い。

100%無い。

ディーラーもそんな人間はまともに相手はしまい。

なのでこの「CT-200h」は選択肢から外した。

カッコいいけど。


【インプレッサ SPORT】

なんというタイミングか、丁度自分が「5ドアスポーツ」を探し始めた時期にこの「インプレッサ SPORT」がフルモデルチェンジした。

なので必然的に第一候補はこれかな?なんて感じでサイトやらYouTubeから情報を集めてみた。

しかしながら、どうにもこうにもグッとこない。

何と言うか全体的なデザインに「ワクワク感」が感じられない。

車名に「SPORT」という冠を持ちながら、その「SPORT」感がイマイチ感じられない。


確かに評価は高い。

流石はスバルだけあって、特に足回りや安全性能の評価は軒並み高い。


しかし自分にとってエクステリアにもインテリアにも、そのデザインに「ワクワク感」が伝わってこない。

エクステリアもインテリアも正直地味過ぎると感じてしまう。

これが家族持ちのお父さんなんかであれば、逆にこれ位の少し落ち着いたデザインで丁度良いのかも知れないが、正直自分にはちょっと物足りなさを感じた。


【アクセラ スポーツ】

さて、ここまで随分と長くなってしまったけど、結論から言うともう選択肢はこの「アクセラ スポーツ」に絞られた。

決して消去法の結果この車に絞られた訳でなく、今自分が求めている要素がこの車にはほぼ100%に近い割合で含まれている。

エクステリア&インテリアは共に合格。

この車からは、運転するワクワク感&ドキドキ感が十分に伝わってくる。


そして昨年夏の大幅改良にて「1.5ℓ ディーゼルターボ」がラインナップに加わった。

来たよ「ディーゼルターボ」!


「ハイブリッド」という選択肢に真っ向から対抗出来る唯一の選択肢、それが「ディーゼル」!

そこに「ターボ」という要素が加わることで、「ハイブリッド」とは一味違う走りにも特化した特徴を持つ。

「ディーゼル=軽油」ということで、燃費も良いしランニングコストも安い。


このアクセラの「ディーゼル」には2.2ℓと1.5ℓのモデルが存在するんだけど、自分としては1.5ℓで十分。

逆に2.2ℓもあるとパワーを持て余すし、燃費のことも考えると気軽に乗れなくなり、結果的に必要最低限しか乗らなくなる可能性が大だと感じる。

という訳で、「デザイン(エクステリア&インテリア)」、「ターボ(走り性能)」、「ディーゼル(燃費&経済性)」といった、「CT-200h」とは一味違うバランスを持ち、尚且つ予算内で収まる価格帯であるこの「アクセラ スポーツ」にほぼ決定となった。


そして何より、ここ最近の「MAZDA」には勢いを感じる。

1980年代の「ホンダ」全盛期時代の勢いを感じる。

MAZDAは、「CX-5」のフルモデルチェンジによる成功を皮切りに、「デミオ」、「アテンザ」、「CX-3」、「ロードスター」そしてこの「アクセラ」が次々とモデル&デザインチェンジし、どれもそれなりに成功している(と思っている)。

正直、自分の中での「MAZDA」は「RX-7」と「ロードスター」という2台のイメージが全てで、カッコ良いけど使い勝手が悪いスペシャリティカーを発売するメーカーという認識が強く、これまで所有するという選択肢に一切入ってこなかった。

そんな中で「アクセラ スポーツ」が発売された当初、どこぞの駐車場に止まっていた赤色の1台を見て、一目惚れしたことがあった。

その当時はまだ買替えなんて時期では無かったため、ただ単に「カッコいい車だな」くらいの思いしか持たなかったけど、あれから約10年が過ぎ、今ここで改めて「アクセラ スポーツ」が選択肢に入ったことは、何かしら運命的なものを感じる。


まあいい。


書き出したら止まらなくなってしまったので、とりあえず今回はここまで。

次回はグレード&カラー選びについて書いてみようかなと。


ではまた次回もお楽しみに。

次回あるのかな?

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