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「【ネタバレ】弱虫ペダル Ride.571:最後のギア」の巻 [弱虫ペダル:ネタバレ感想]

全てが週回遅れになりつつあるこの「ネタバレ感想」シリーズ・・・とりあえず一端追い付こうということで、本日は「弱虫ペダル」一挙2話分を更新!

早速「第571話」のネタバレ感想いってみよう。































公式デビュー戦で出場者全員を追い抜き、2位に3分差を付け優勝を果たした、雉の「伝説のレース」を吉丸妹から聞かされた坂道。

それと同時に10連勝を阻まれた吉丸。

それ以来、その屈辱を一緒に背負うことになった吉丸妹。

そんな屈辱を背負いながら、約2年半が経った今回のレースは、吉丸兄妹にとって何としてでもリベンジしたいレース。


現在のレース状況は、間もなく最終回週となる6週回目目前。

残るは1週半。

先頭は吉丸。

2位の雉とは約1分差。


3分差なら絶望的だけど、1分差はどうにかなる状況。


先頭を守り続ける吉丸が5度目のピットインにやって来る。

前回、肝心のところですっ転んだ吉丸妹だけど、そんな痛恨のミスなど何もなかったかのように兄へ激を飛ばす妹。

前回のピットイン時のやり取りで、坂道がいなかったら既にレース終わっていたんだけど・・・。


「追ってきてるよ、雉!」

「やっぱりか、オイ!」

「最後のギアにたぶん入れた!」

「じゃあもうこれが最後のピットだな。次の最終回週はもうボトルもらってる余裕ねえ!」

「信じてるから!」

「叶えてやる!」

「カッコいいぞ兄貴ぃー!」

「オイ、初めて素直な感想聞いたぜ!鈴音!」

2年以上に渡る屈辱を背負い続けてきた兄妹ならではの最後のやり取りが終了し、吉丸が最後のチャージをかける。

こうゆうシーンを見てしまうと、吉丸に勝たせてあげたい心境にもなってしまうけど、おそらくそうはいかない。

その会話を聞いていた坂道は「最後のギア」の意味を理解する。

メカ的なものでない身体のギア。

身体の中の1番奥のとっておいた力を出す・・・それが「最後のギア」。

2人の戦いは最終局面に入る。


雉が週回遅れの選手達を鮮やかにパスし、あまりの加速にうしろに巨大な土煙があがる。

本人楽しそうだけど週回遅れの奴ら・・・いい迷惑じゃねえか。

土煙をまとって迫ってくる雉に怯える週回遅れ選手。

こんな迫り方されたら、「八墓村」のラストシーンみてえで超怖えよ。

ちなみに「八墓村」のラストシーン(真犯人が洞窟で追いかけてくるシーン)は、まだ当時子供だった自分に恐怖のトラウマを植え付けてくれて、それ以来「洞窟には行けない(行かない)」人生となってしまったんだけど、まあいい。

「週回レースの週回遅れは、うしろに道をゆずるってルールだけど、あいつ速すぎてトリッキーすぎて、どこよけりゃいいのかわかんねェー!」

・・・人それを「いい迷惑」と言う(by ロム兄さん)。


「必ずつかまえるヨン!」

「絶対に負けねーよ、オイ!」

そんな2人の想いを胸に、最終回週の鐘が鳴る。


今、万感の想いを胸に鐘が鳴る。

さらば雉。

さらば吉丸。

さらば青春の日よ。


我ながら上手い強引な締めくくり。

勝負が付くのはあと2回かな・・・最終予想は僅差で雉が優勝。

又しても屈辱を背負うことになる吉丸兄妹。

そんな兄妹を見て坂道は何を想うのか?


ではまた次回をお楽しみに。
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