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「【ネタバレ】ONE PIECE 第964話:おでんの冒険」の巻 [ONE PIECE:ネタバレ感想]

本日は「ネタバレ感想」一挙に3つ分をまとめて更新だ・・・ええい、持ってけ泥棒!
































■扉絵■

前回の扉絵で突如登場したヘタレ海賊「バイキン海賊団」。

しかしただのヘタレとあなどるなかれ・・・こいつら何と「キスキス菌」を撃ちまくり、ドレスローザは泥沼状態。

とは言え、キスキス菌を撃たれた者は男女構わず「キスしまくる」というある意味ハーレム状態のドレスローザ。

一体何がしたいのか良く分からない「バイキン海賊団」。

この良く分からない状況を打破するのは一体誰なのか?


■本編■

どうしてもワノ国を出て冒険したいと切願するおでん。

それを止める赤鞘の家臣達。

仮にも九里の大名である主君が国を出て冒険したいなどと言われても、はいそうですかと認める訳にもいかない。

白ひげ海賊団のクルー達も、白ひげとの初対面でいきなり「覇王色の覇気」全開で斬りかかったおでんをそもそも信用していない。

そして肝心の白ひげも「お前は人の下に付けるタイプの人間じゃねェ」とおでんの乗船を承知しない。

おそらく、仲間揉めが絶えなかったロックス海賊団のような海賊団にはしたくないという白ひげの想いが相当強いはず。

という一触即発に限りなく近い状況下にありながら、全員で「おでん」を囲んで食べているというのが笑える。

また、マルコとネコマムシも仲良くおでんを食べてるシーンがほのぼのとしてて、この時から2人の関係ってのが出来あがっていたっぽい。

とは言え、どう見ても八方塞がりのおでん。


その2週間後、便所に行くと城を出て行くおでん。

そのおでんの行動を見張っていたのが「イゾウ」。


おでんに黙ってワノ国を夜逃げ出航しようとする白ひげ。

「そうゆう事すると思っていたぞ、白ひげ!」とおでん。

「おでん様、あなたこそそうゆう事すると思ってましたよ、行かせない!」とイゾウ。

どっちもすげ~二人だ。

しかし、おでんが投げた鎖を外そうとするマルコを止める白ひげ。


その頃ワノ国では、おでんがいなくなったと大騒ぎ。

「イゾウお兄様も、イヌちゃんも、ネコちゃんも・・・」と泣いているお菊がまた可愛い。


一方で、白ひげに「おでん様を引き上げろ!」と怒鳴りちらすイゾウ。

「ーおれが何度断ったか見てたよな小僧。それでも海へ出たんだあいつは。だったらこっちのルールでやらせてもらう。」

説得力のある白ひげの言葉。

「3日間その鎖を離さなかったら、この船に乗せてやる」と白ひげはおでんに約束し、ここから地獄のような3日間が始まる。


・・・そして残り1時間。

既に白ひげ海賊団のクルー達も、おでんの覚悟が本物であることを認め「頑張れおでん!」と応援し始める。

そんな中、とある島で、とある女性が、とある悪党に騙されていた。

この女性こそ、この作品の超重要人物の一人「空白の100年の真実」を知る者-「天月トキ」。

「光月」「霜月」そして「天月」・・・ワノ国関連の人物は「○月」という性が多いのは偶然ではないはず。

騙されて「人買いの船」に乗せられそうになったことに気付き「間抜けな私」とちょいと天然っぽいトキ様。

そのトキ様の助けの声を聞いて現れたのが「怪物おでん」。

・・・これ誰がどう見ても怪物。

あと数十分で約束の3日間をクリアする寸前のところで鎖を離し、トキを助けに来たおでん。

やはり人間の器が違う。


その翌日には、すっかり怪物から人間へと回復したおでん。

そのおでんを見て「すごい回復力・・・人間だったのね」と言うこれまた天然系のトキ様が面白い。

白ひげの船に乗り損ねたことに対し「まあよし!」と一言で納得するおでん。

やはり人間としての器が違う。

ここで改めて、おでんとトキ様との運命的な出会いが始まり、トキ様はおでんに「ワノ国」に連れていって欲しいと頼み込む。

やっとの思いでワノ国から逃げ出してきたおでんの「すごくイヤそう」の顔が何とも笑える。


ここでおでんにリベンジしにきたのが、後に「白ひげ海賊団」傘下となる「カルマ」。

しかしながら白ひげに一発で干される。


「船に乗れ、おでん」

「だが俺は鎖から手を離しちまって・・・」

「女の悲鳴で野望を捨てたか、案外甘ェな・・・。お前の想像を遥かに超える大冒険に出かけるぞ、弟よ!」

「いいのか白吉っちゃん!?」

こうして白ひげはおでんのことを「弟」と認め、正式に「白ひげ海賊団」なる家族の一員に。

「白ひげ海賊団」のクルー達もおでんの加入に大歓迎モード。

船内に隠れていた「イヌアラシ & ネコマムシ」も姿を現し共に旅する流れに。

そしておでんが助けたトキ様は、白ひげに対し「ワノ国へ行くのが念願で・・・」と頼み込むも、これまた白ひげの「嫌そう」の表情がおでんと同じで笑える。

イゾウだけは白ひげに対し、主君であるおでんへの仕打ちを許せない態度を貫くも、やがて「白ひげ海賊団16番隊隊長」となることから、今後白ひげなる人物の器のデカさを改めて知ることになるはず。

こうして「白ひげ海賊団」はこれ以上ないメンバーを加え、ここから「おでん」の大冒険が始まる。


「白ひげ海賊団」としてのおでんの活躍(無茶振り)は、あっと言う間に世間に噂されるようになり、やがてその噂は「ロジャー」の耳に入ることになる。


次回は、遂に「ロジャーとおでん」の出会いが描かれるか?

おでん、トキ、白ひげそしてロジャーと、この作品のカギを握る超重要人物が揃いつつある怒涛の展開・・・これはこれでこの作品が終焉へと向けて動き出していることを意味していることもあり、喜んでいいのか、悲しんでいいのか正直微妙な今日この頃。

ではまた次回をお楽しみに。
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