「【ネタバレ】ONE PIECE 第961話:山の神事件!」の巻 [ONE PIECE:ネタバレ感想]
「ワノ国第二幕」が終了し、幕間として「世界会議(レヴェリー)編」が始まり、アラバスタ王国と革命軍が関係する事件が勃発したものの詳細は明かされないまま「第三幕」へ突入。
その第三幕は、いよいよ「打倒カイドウ & オロチ」へと向かう「鬼ヶ島決戦編」になるかと思いきや、まさかの波乱の幕開けとなり、この状況をいかに打破していくのか色々と考察していた途端に、ここまでの疑問・謎が何一つ解決されないまま「おでん過去編」がスタートするという、尾田センセの読者イジメが始まった今日この頃。
これだけフロシキを広げたということは、しっかりと回収出来る算段が付いてると理解していいのか。
まあ、天才尾田センセのことだから、今回の「おでん過去編」は今後の第三幕に繋がるための必要なエピソードが色々と用意されているはず。
「世界会議(レヴェリー)」がどう回収されるのかは分からないけど。
前回の第960話で、読者の予想を全て上回った規格外キャラ「光月おでん」がようやく登場し、物語はドタバタ展開へと突入。
個人的に「ドタバタ劇」は大好きなので、今週も期待しつつ早速「ネタバレ感想」いってみよう。
■扉絵■
ローラを探しにドレスローザへとやって来たベッジ一行。
しかし、街には気絶して倒れている男性が続出。
よく見ると「キスマーク」があちこちに。
これってどう考えても「求婚のローラ」の仕業・・・。
と言うことは、この近くにローラがいるのか。
■本編■
白猪を探しに「巨大猪=山の神」が花の都に現れ、早くも都は大惨事。
その原因はズバリ、錦えもん。
方々からの借金返済の為、この白猪で一白金を稼ごうという邪な意図が招いた結果。
やはり救いようのない男、錦えもん。
「おれによこせ」というおでんの言葉にも耳を傾けず抵抗する始末。
何故おでんは自分によこせと言っているのか全く分かってない。
そんな二人のやりとりを見ている傅ジロー。
「全ての愚かな大人達を見下すおれが、唯一尊敬する男」・・・それが傅ジローにとっての光月おでんだった。
おでんの数々の武勇伝を耳にして憧れを抱くようになったのか、その理由は分からないけど、とにかく傅ジローにとっておでんは憧れの存在。
いずれ「赤鞘9人男」の一人となる傅ジロー。
この流れからすると、間違っても将来的におでんを裏切る存在にはなり得ない。
そう考えると、やはり41年後のワノ国において最も傅ジローに近い存在は「狂死郎」なのかと考えてしまう。
打倒「カイドウ & オロチ」を目的に、オロチの側近としてスパイ的な役を演じているのか。
狂死郎の「両替屋」という肩書きも、傅ジローの「金をちょろまかす」という行為がヒントとして描かれているような気もする。
ただ、この過去編における傅ジローの年齢は10~12歳辺りと思われるので、41年後となると50歳程度になっている訳なんだけど、狂死郎がそこまでの年齢とも思えない。
繋がりそうで繋がらない「傅ジロー=狂死郎」。
大騒ぎになっている花の都に、いかにも怪し気な神主が登場。
こいつどう考えても「ホールデム」だろ。
少なくともこの当時は、神主として花の都のことを本気で心配していた様子。
どうなったら神主から百獣海賊団の真打ちになるのか、人の未来は分からない。
そして「山の神」の全貌がいよいよ明かされる。
「人が家ごと食われていく」
おでん同様、こっちも規格外。
白猪を奪った錦えもんを発見した「黒駒一家」の子分から、お鶴が山の神に食われたことを聞かされる。
ろくでなしである錦えもんを見捨てずに、ずっと心配してきてくれたお鶴。
あれだけ執着していた白猪のことなどどうでもよくなり、もう頭の中はお鶴のことしかない。
規格外の山の神に立ち向かっていく錦えもん。
展開的には、ここは錦えもんの男の見せどころなんだろうけど、自身が招いた不始末なので残念だけど同情出来ない。
錦えもんにはやけに冷たい自分。
「鶴を返せ」と無謀にも山の神に立ち向かう錦えもんの姿に、「根性あるな、あいつ・・・」とおでん様はまんざらでもない様子。
しかしながら健闘虚しく、山の神にダメージを与えることも出来ず、遂に力尽きる錦えもん。
「お前の探しものはコイツじゃねェのか、猪!」
満を辞してのおでん様登場。
やはりヒーローはこういった登場が良く似合う。
白猪を掲げたおでんを見付け、猛然と突進してくる山の神。
ここで遂に、おでん様の剣術「おでん二刀流」の見せ場となる。
構える刀は「天羽々斬」そして妖刀「閻魔」。
この二振りから繰り出されるのは、その名も「桃源白滝」!
人ごと家を飲み込んでいく「山の神」を一撃で撃破するおでん様。
規格外の対決になるかと思いきや、全く無傷のおでん様。
「天羽々斬」も「閻魔」もしっかり「黒刀」になっていたので、この時点でおでん様は既に「武装色の覇気」を会得済み。
もしかしたら既に「覇王色の覇気」も会得していた可能性もあり。
それにしてもこの「桃源白滝」・・・ゾロの「鬼斬」とウリ二つ。
ゾロの剣術ルーツはコウシロウなので、元を辿れば「霜月一族」となる。
この「おでん二刀流」はおでんの我流なのか、霜月一族の剣術からきているものなのか。
ゾロの出生は未だ明らかにされていないけど、個人的には「霜月一族」の家系だと思っている。
「霜月牛マル」は(シルエット的に)どう考えてもゾロの先祖としか思えないし、「霜月リューマ」も霜月一族の遠い先祖。
霜月=11月
ゾロの誕生日=11月11日(ゾロ目)
数字遊びの達人尾田センセがこれだけのヒントを与えているのだから、まあ間違いないでしょ。
「丸飲みされた家や人は、そのまま猪の胃の中でもう一つの町を作っていたとかいなかったとか・・・」
「胃の中でもう一つの町」って、あり得ねえだろ・・・。
どこまで本気でどこまで冗談なのか分からないけど、いずれにしてもおでん様の圧倒的な強さのお陰で、奇跡的に人命に関しては事無きを得たらしい。
ただ考えてみれば、この山の神は拐われた子供を助けに来ただけなんだけどな・・・。
そしてお鶴も無事生還。
「みんな聞いてほしい!この事件の真相を!」
ここで遂に錦えもんの「男の見せ場」がくるかと思いきや、「しょうもねえ事するな」と一枚も二枚も上手のおでん様。
規格というか器というか、そもそも人としてのスケールが違う。
そんなおでん様のスケールのデカさは、誰よりも花の都の人々が知っていた。
そしてこのタイミングで、将軍スキヤキの家臣から「絶縁状」がおでん様に渡されるも、ここでまた規格外のリアクション。
「このおれを持て余しただけのこと・・・絶縁上等!河岸を変えよう、日が暮れたらそこが寝床だ」
規格というか器というか、そもそも人としてのスケールが違う(×2回目)。
ちなみにこの出来事は「ワノ国山の神事件」として、また一つおでん様の武勇伝が追加されることになった訳なんだけど、この事件の真実を知る者は錦えもんと傅ジローしかいない訳で、そう考えると「歴史の真実」ってのは何をもって真実と解釈するのかが非常に難しい。
どうにもおでん様の武勇伝には、色々な意味での「尾ひれ」が付いている感じがするし、だけども花の都の人々は、おでん様の人としての器のデカさをちゃんと理解してるっぽい。
そんなおでん様の生き様に心から感動し、一番弟子になることを決心した錦えもん。
この選択肢だけは間違いじゃなかったと言いたい。
おでん様に憧れている傅ジローも弟子入りし、ここから3人での物語が始まる。
こんな流れで最終的には、おでん様の生き様に惚れた「9人の男」が揃うことになる。
次に出会うは「アシュラ童子」かそれとも「河松」か。
花の都を追放されたおでん様が向かった先は、白米の大名「霜月康イエ」。
どうやらこの「康イエ」、おでん様にとっては「オジキ」と呼べる間柄らしい。
そしてここで「黒炭オロチ」が、康イエのコマ使いとして登場。
このオロチの笑顔は本物なのか、それとも既に腹黒男だったのか。
個人的にはおでん様、康イエと決別するだけの何かしらの出来事が今後起きると予想。
ちなみにこのシーンで、織田信長=おでん、豊臣秀吉=オロチ、徳川家康=康イエという、天下統一レベルの将軍らが揃う。
一体ここから、この過去編がどのような展開へと向かっていくのか・・・結末は分かっているけど、そこに至るまでの過程がさっぱり分からないだけに、期待せずにはいられない。
どうにもこの過去編はかなりの長編になりそう。
ちなみに次号は休載。
土曜発売での休載ってのは次回までがかなり長いけど、その分色々と考察・妄想していくつもり。
ではまた次回をお楽しみに。
その第三幕は、いよいよ「打倒カイドウ & オロチ」へと向かう「鬼ヶ島決戦編」になるかと思いきや、まさかの波乱の幕開けとなり、この状況をいかに打破していくのか色々と考察していた途端に、ここまでの疑問・謎が何一つ解決されないまま「おでん過去編」がスタートするという、尾田センセの読者イジメが始まった今日この頃。
これだけフロシキを広げたということは、しっかりと回収出来る算段が付いてると理解していいのか。
まあ、天才尾田センセのことだから、今回の「おでん過去編」は今後の第三幕に繋がるための必要なエピソードが色々と用意されているはず。
「世界会議(レヴェリー)」がどう回収されるのかは分からないけど。
前回の第960話で、読者の予想を全て上回った規格外キャラ「光月おでん」がようやく登場し、物語はドタバタ展開へと突入。
個人的に「ドタバタ劇」は大好きなので、今週も期待しつつ早速「ネタバレ感想」いってみよう。
■扉絵■
ローラを探しにドレスローザへとやって来たベッジ一行。
しかし、街には気絶して倒れている男性が続出。
よく見ると「キスマーク」があちこちに。
これってどう考えても「求婚のローラ」の仕業・・・。
と言うことは、この近くにローラがいるのか。
■本編■
白猪を探しに「巨大猪=山の神」が花の都に現れ、早くも都は大惨事。
その原因はズバリ、錦えもん。
方々からの借金返済の為、この白猪で一白金を稼ごうという邪な意図が招いた結果。
やはり救いようのない男、錦えもん。
「おれによこせ」というおでんの言葉にも耳を傾けず抵抗する始末。
何故おでんは自分によこせと言っているのか全く分かってない。
そんな二人のやりとりを見ている傅ジロー。
「全ての愚かな大人達を見下すおれが、唯一尊敬する男」・・・それが傅ジローにとっての光月おでんだった。
おでんの数々の武勇伝を耳にして憧れを抱くようになったのか、その理由は分からないけど、とにかく傅ジローにとっておでんは憧れの存在。
いずれ「赤鞘9人男」の一人となる傅ジロー。
この流れからすると、間違っても将来的におでんを裏切る存在にはなり得ない。
そう考えると、やはり41年後のワノ国において最も傅ジローに近い存在は「狂死郎」なのかと考えてしまう。
打倒「カイドウ & オロチ」を目的に、オロチの側近としてスパイ的な役を演じているのか。
狂死郎の「両替屋」という肩書きも、傅ジローの「金をちょろまかす」という行為がヒントとして描かれているような気もする。
ただ、この過去編における傅ジローの年齢は10~12歳辺りと思われるので、41年後となると50歳程度になっている訳なんだけど、狂死郎がそこまでの年齢とも思えない。
繋がりそうで繋がらない「傅ジロー=狂死郎」。
大騒ぎになっている花の都に、いかにも怪し気な神主が登場。
こいつどう考えても「ホールデム」だろ。
少なくともこの当時は、神主として花の都のことを本気で心配していた様子。
どうなったら神主から百獣海賊団の真打ちになるのか、人の未来は分からない。
そして「山の神」の全貌がいよいよ明かされる。
「人が家ごと食われていく」
おでん同様、こっちも規格外。
白猪を奪った錦えもんを発見した「黒駒一家」の子分から、お鶴が山の神に食われたことを聞かされる。
ろくでなしである錦えもんを見捨てずに、ずっと心配してきてくれたお鶴。
あれだけ執着していた白猪のことなどどうでもよくなり、もう頭の中はお鶴のことしかない。
規格外の山の神に立ち向かっていく錦えもん。
展開的には、ここは錦えもんの男の見せどころなんだろうけど、自身が招いた不始末なので残念だけど同情出来ない。
錦えもんにはやけに冷たい自分。
「鶴を返せ」と無謀にも山の神に立ち向かう錦えもんの姿に、「根性あるな、あいつ・・・」とおでん様はまんざらでもない様子。
しかしながら健闘虚しく、山の神にダメージを与えることも出来ず、遂に力尽きる錦えもん。
「お前の探しものはコイツじゃねェのか、猪!」
満を辞してのおでん様登場。
やはりヒーローはこういった登場が良く似合う。
白猪を掲げたおでんを見付け、猛然と突進してくる山の神。
ここで遂に、おでん様の剣術「おでん二刀流」の見せ場となる。
構える刀は「天羽々斬」そして妖刀「閻魔」。
この二振りから繰り出されるのは、その名も「桃源白滝」!
人ごと家を飲み込んでいく「山の神」を一撃で撃破するおでん様。
規格外の対決になるかと思いきや、全く無傷のおでん様。
「天羽々斬」も「閻魔」もしっかり「黒刀」になっていたので、この時点でおでん様は既に「武装色の覇気」を会得済み。
もしかしたら既に「覇王色の覇気」も会得していた可能性もあり。
それにしてもこの「桃源白滝」・・・ゾロの「鬼斬」とウリ二つ。
ゾロの剣術ルーツはコウシロウなので、元を辿れば「霜月一族」となる。
この「おでん二刀流」はおでんの我流なのか、霜月一族の剣術からきているものなのか。
ゾロの出生は未だ明らかにされていないけど、個人的には「霜月一族」の家系だと思っている。
「霜月牛マル」は(シルエット的に)どう考えてもゾロの先祖としか思えないし、「霜月リューマ」も霜月一族の遠い先祖。
霜月=11月
ゾロの誕生日=11月11日(ゾロ目)
数字遊びの達人尾田センセがこれだけのヒントを与えているのだから、まあ間違いないでしょ。
「丸飲みされた家や人は、そのまま猪の胃の中でもう一つの町を作っていたとかいなかったとか・・・」
「胃の中でもう一つの町」って、あり得ねえだろ・・・。
どこまで本気でどこまで冗談なのか分からないけど、いずれにしてもおでん様の圧倒的な強さのお陰で、奇跡的に人命に関しては事無きを得たらしい。
ただ考えてみれば、この山の神は拐われた子供を助けに来ただけなんだけどな・・・。
そしてお鶴も無事生還。
「みんな聞いてほしい!この事件の真相を!」
ここで遂に錦えもんの「男の見せ場」がくるかと思いきや、「しょうもねえ事するな」と一枚も二枚も上手のおでん様。
規格というか器というか、そもそも人としてのスケールが違う。
そんなおでん様のスケールのデカさは、誰よりも花の都の人々が知っていた。
そしてこのタイミングで、将軍スキヤキの家臣から「絶縁状」がおでん様に渡されるも、ここでまた規格外のリアクション。
「このおれを持て余しただけのこと・・・絶縁上等!河岸を変えよう、日が暮れたらそこが寝床だ」
規格というか器というか、そもそも人としてのスケールが違う(×2回目)。
ちなみにこの出来事は「ワノ国山の神事件」として、また一つおでん様の武勇伝が追加されることになった訳なんだけど、この事件の真実を知る者は錦えもんと傅ジローしかいない訳で、そう考えると「歴史の真実」ってのは何をもって真実と解釈するのかが非常に難しい。
どうにもおでん様の武勇伝には、色々な意味での「尾ひれ」が付いている感じがするし、だけども花の都の人々は、おでん様の人としての器のデカさをちゃんと理解してるっぽい。
そんなおでん様の生き様に心から感動し、一番弟子になることを決心した錦えもん。
この選択肢だけは間違いじゃなかったと言いたい。
おでん様に憧れている傅ジローも弟子入りし、ここから3人での物語が始まる。
こんな流れで最終的には、おでん様の生き様に惚れた「9人の男」が揃うことになる。
次に出会うは「アシュラ童子」かそれとも「河松」か。
花の都を追放されたおでん様が向かった先は、白米の大名「霜月康イエ」。
どうやらこの「康イエ」、おでん様にとっては「オジキ」と呼べる間柄らしい。
そしてここで「黒炭オロチ」が、康イエのコマ使いとして登場。
このオロチの笑顔は本物なのか、それとも既に腹黒男だったのか。
個人的にはおでん様、康イエと決別するだけの何かしらの出来事が今後起きると予想。
ちなみにこのシーンで、織田信長=おでん、豊臣秀吉=オロチ、徳川家康=康イエという、天下統一レベルの将軍らが揃う。
一体ここから、この過去編がどのような展開へと向かっていくのか・・・結末は分かっているけど、そこに至るまでの過程がさっぱり分からないだけに、期待せずにはいられない。
どうにもこの過去編はかなりの長編になりそう。
ちなみに次号は休載。
土曜発売での休載ってのは次回までがかなり長いけど、その分色々と考察・妄想していくつもり。
ではまた次回をお楽しみに。
2019-11-06 23:01
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