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「【ネタバレ】Net Flixオリジナル・アニメ:ULTRAMAN!」の巻 [animation]

「その時々によって書きたいことを書く」という主旨のこのブログ-texas'cafe@deep-。


そう言えば、このブログのタイトルについてキチンと書いたことなかったことに気付いた。

まず「texas'cafe」の読み方だけど、「テキサズカフェ」と読む。

「's」や「s'」というのは「〇〇さんの」という意味で使われ、身近な例で言うと「McDonald's」は「マクドナルド(さん)の店」という意味合いになる。

ちなみに外国人相手にこの「マクドナルド」を発音して伝えるのは結構難しく、敢えて言うなら、「マッダーネルズ」といった感じの発音をしないと通じない。

そもそも「c」が小文字なので「マック」という発音自体が間違っていて、こういった日本独自の呼び方をいくらネイティブに発音しても通じないというケースは結構多い。

もちろん関西風に「マクド」と発音しても全く通じない。

特に日本人は呼び方を短く省略するケースが多く(スマホなど)、これはもう英語を省略したものでなく、完全に日本語(カタカナ語)なので、外国人と会話をする際は注意が必要。

まあいい。

続いてこの「texas'cafe」というのは、「texas」と呼ばれていた留学時代のニックネームと、気軽に立ち寄って欲しいという意味の「cafe」を組み合わせた「テキサス(さん)のカフェ」という意味合いのタイトル。

どうして「texas」などというニックネームを付けられたかは、またの機会として、現地のアメリカ人に「texas」という地名で呼ばれてたのって、考えてみれば日本に留学している外国人がニックネームとして「神奈川」とか「鹿児島」って呼ばれるのと同じ意味合いなんで、今にして思えば非常に恥ずかしいんだけど、まあ今更どうでもいい。

そして最後の「@deep」は、説明するまでもなく、お気に入り番組だった「アキハバラ@deep」からとったもの。

まあ、ブログの内容そのものが「(ちょいと)マニアック=deep」にしたいという意味合いもあって付けたという思いもある。

そんな幾つかの理由を繋げて完成したのがこのタイトル「texas'cafe@deep」であり、敢えて訳すと「気軽に立ち寄って欲しい、ちょいとマニアックな、テキサス(さん)のブログ」という意味合いになるんだけど、そもそも「マニアック」と「気軽に立ち寄る」ってのがイコールにならず不自然なんだけど、まあいいや(いい加減)。

ちなみに自分の中ではこのブログを「テキカフェ」と勝手に呼んでたりする。

いきなり長くなってしまったけど、このブログのタイトルはこんな理由で付けたってことが多少なりとも理解してもらえると願ったりです。


さて、今回は久し振りに「bicycle」以外のネタを紹介しようということで「animation」ネタをお届け。

こういったブログで紹介するネタってのは、そのジャンルやカテゴリーにもよるけど、感想ネタってのが結構難しい。

特に「映画・TV・コミックス系」ってのは、ネタバレ前提でないとそもそも取り上げる意味がないと言うか書けない。

なのでこのブログで紹介する作品をまだ観てない人、読んでない人はどうしても対象外になってしまうけど、まあこればかりは仕方ないってことでご理解下さい。

最近続けている「弱虫ペダル」ネタバレ感想も、既読の方を対象に書いているので「あらすじ」なんか書いても意味がないと思っているので、いきなり感想から書くようにしている。


そんな訳で今回紹介するのは「(Net Flixオリジナル・アニメ)ULTRAMAN」。

繰り返すけど「ネタバレ」全開なので、未視聴の方はくれぐれもご注意を。

あと未視聴の方、アニメ好きならこの作品は間違いなく、texasお墨付きの「見るべき作品」です。





































さて、「ULTRAMAN(ウルトラマン)」と言えば、昭和の子供時代を生き抜いてきた40代世代にとって「戦隊シリーズ」「仮面ライダーシリーズ」と並ぶ「特撮ヒーローシリーズ」の一つ。

個人的なお気に入りの「特撮ヒーロー」と言えば「アクマイザー3」「宇宙刑事ギャバン」「超人機メタルダー」なんだけど、これはまた別の機会に。

今回紹介する「ULTRAMAN」は、「月刊ヒーローズ」で連載されている原作が、フル3DCGアニメとして、2019年4月1日に「Net Flix」より全世界独占配信となったもの。

ちなみに原作版コミックスは現時点で13巻まで発売中。

この「フル3DCGアニメ」において特筆すべきは、監督が「神山健治×荒牧伸志」のタッグであること。

「神山健治」と言えばご存知「攻殻機動隊S.A.C」の監督であり、その後も「攻殻機動隊シリーズ」を発表後、「009 RECYBORG(2012年)」「CYBORG009 CALL OF JUSTICE(2016年)」にて「サイボーグ009」作品で3DCGアニメを手掛け、その流れで今回の「(フル3DCG)ULTRAMAN」に至る。

「攻殻機動隊S.A.C」は、個人的な「生涯アニメBest10」に入る作品ということもあり、この神山監督の作品は基本的にチェックしている。

あともう一人の「荒牧伸志」監督は、代表作に「APPLE SEED」があるんだけど、この作品は残念ながらイマイチだったので、監督自身も個人的にはチェックしていない。


前述した通り、原作は「月刊ヒーローズ」で連載され、コミックスも13巻まで発売されているけど、このアニメを観るまで原作はノータッチだった。


ちなみにこの原作は「(初代)ウルトラマン」から数十年後という設定になっている。

なので「セブン」以降のウルトラマンはこの作品上では存在していないという点に注意。


今回アニメを観て、それからコミックスを読むという流れになったんだけど、個人的には「アニメ→コミックス」という流れの方がオススメ。

アニメ版(シーズン1)は「エース編(全13話)」までで、原作の展開と異なる部分があるけど、このアニメ版は全く違和感無くまとまっている。

特にラストの「対エースキラー戦」は、原作(コミックス)では「ゾフィー(ハヤタ)」「ジャック」「レッドキング」「アダド」まで登場していたのに対し、アニメ版は「早田 進次郎(ウルトラマン)」「諸星 弾(セブン)」「北斗 星司(エース)」だけだったけど、個人的にはこっちの方が断然見応えがあった。

アニメ版のラストで「進次郎(ウルトラマン)」がエースキラーに放った際の「スペシウム光線」のシーンは、とにかく最高だった。

原作(コミックス)における「ウルトラマン」「セブン」「エース」のデザイン自体が秀逸なんだけど、これを「フル3DCG」で表現すると、もうとにかくカッコいい。

神山健治監督のもと「Production I.G」が制作しているのでとにかくレベルが高く、スポンサーの「Net Flix」が潤沢な予算を持っていることも相まって、個人的には現時点で最高レベルのCGアニメ作品なんじゃないかと思っている。

個人的なお気に入りはズバリ「諸星 弾(通称セブン:ULTRAMAN SUIT Ver.7)」。

もともと「セブン」は原作(特撮版)でも光線系の技をあまり使わず、「アイスラッガー」といった投擲系の武器を得意としているところから、今作品では「直刀(スペシウム・ソード)」がメイン武器となっているんだけど、これがまたカッコ良い。

スーツのデザインも一番カッコ良く、とにかくシブイ立ち回りを演じている。

主人公の「早田 進次郎(通称ウルトラマン:ULTRAMAN SUIT)」は、何と言っても第13話での「覚醒」シーンがとにかく最高。

主人公はこうあるべきという理想的な展開を見せてくれて、繰り返すけど最後にエースキラーに放った「スペシウム光線」のシーンは圧巻の一言。

そして「北斗星司(通称エース:URUTRAN SUIT Ver.A)」のキャラは、原作(特撮版)とは大きく異なるけど、「孤児(みなしご)」という設定や「南夕子」も登場する点など、細かい部分が原作を知る者にとって思わず「ニヤっ」としてしまう設定が多い。

「A(エース)」の必殺技と言えば「メタリウム光線」なんだけど、このアニメ版でのメインとなる技(武装)は両腕の間に発生させる「ギロチンカッター(特撮版の原作で言うバーチカル・ギロチン)」となっていて、この技がCG演出だととにかくカッコ良い。

あと特筆すべきは「アダド」と「エースキラー」の声優で、「アダド=津田健次郎」そして「エースキラー=平田広明」ってのがとにかくグッド。

特に平田さんに悪役やらせるとこんなに怖えのかってのが良く分かった。

あとヒロインである「佐山レナ」は、アニメ版の方が圧倒的に魅力的。

何故か原作(コミック版)では、イマイチ個性が感じられないんだよな…。

他にも「ベムラー」の存在は非常に良い味を出していて、敵か味方か分からないという立ち位置が、この作品の緊張感を最後まで繋いでいた。


アニメ版(全13話)は「エース編」までが「シーズン1」となっていて、おそらく今後「シーズン2」も制作されることになると思うけど、神山監督の次回作は「攻殻機動隊(フル3DCG)」なので、これは期待せずにはいられない(2020年公開予定)。

この「ULTRAMAN」、「エース編」以降でようやく「ジャック」が「Ver.Jack」のスーツを纏って登場するほか、「タロウ」そして「獅子兄弟(レオ & アストラ)」が登場する。

今後「キング」や「80」まで登場するのか分からないけど、この作品は原作(特撮版)を知る者にとっては「ニヤっ」とさせる設定や展開ばかりなので、とにかく面白い。


まだ観てない方、原作(コミックス)しか読んでない方、このアニメ版は超オススメ。

間違いなく、2019年アニメ第1位(★★★★★5点)もの。


ではまた次回をお楽しみ。
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