「5月なのに30℃超え、アルプスあづみのセンチュリーライド!」の巻 [bicycle]
先週26日(日)に、人生初となる公式ライド・イベント「AACR(アルプスあづみのセンチュリーライド)」に参加してきた。
まず感想を一言だけ言わしてもらうと、とにかく暑かった。
まだ5月だというのに、前日から30℃を超える天気となり、大会当日の最高気温はなんと35℃。
このあり得ねえ猛暑の中160kmを走りきってきた。
今回は、この大会の状況を写真を交えながら紹介していくけど、まずは前日の受付会場の様子からスタート。
■ 受付会場
この大会は「前日受付」が原則となっており、当日受付だと何故か1,000円徴収されるという、よく分からないシステムになっている。
おそらく、参加者が1,000人を超えるので、当日受付者が多いとスタート時間に間に合わないってのが理由だと思う。
会場には、メインスポンサーの「Specialized(スペシャライズド)」のほか「Mavic」、「Wako's」といったブースが出店。
「Wako's」では有名な「洗車サービス」を実施していたんだけど、既に予約受付終了状態。
■ メインブース
会場に到着したのは午後2時半頃だったんだけど、既に気温が30°を超えていて、歩いているだけで汗ダラダラ状態。
この会場にいる誰もが「明日はこの気温の中で160km走るのか?」と疑心暗鬼になっていたはず。
この「AACR」には全国各地からの参加者が多く「鳥取ナンバー」なんて車もあった。
あんた何時に出発したんだよ。
誰もが「5月の涼しい信州」をイメージしながらこの大会に参加してきたと思われるんだけど、まだ5月なのに既に30°オーバーという過酷な状況となっており、「イメージしていた信州と違う」と思った人は絶対に多かったはず。
そもそも長野市や松本市は「盆地」なので、夏は超暑くて、冬は超寒いという過酷な環境なんだけど、どうにも「長野=信州=涼しくて過ごしやすい」という間違ったイメージが定着してしまっている感が否めない。
夏で涼しいのは「軽井沢」だけなんだけど、まあいい。
まあ、こんな感じで無事受付が終了。
ちなみに参加記念品として「AACRオリジナルのサイクリングボトル」をゲット。
このボトル、おそらく実際に使うことはないと思うので、「記念ボトル」として部屋に飾ってある。
大会当日は、第1組目のスタート時間が5時20分という、これまたあり得ない設定時間になっていて、ここから逆算していくと、4時過ぎに会場入りということになり、そうなるとどうしてもこの安曇野周辺に前泊しなきゃならなくなる。
前泊したとしても、4時過ぎに会場入りするとなると、宿泊地を出発するのは3時半過ぎとなり、更に逆算すると「起床3時」という、これまたあり得ない起床時間になる。
ちなみに前泊せず、自宅から4時過ぎに会場入りするとなると「起床2時」という更にとんでもないことになり、一体前日は何時に寝ればいいんだと、次から次へと悩みごとが多くなっていく。
最低6時間の睡眠時間を確保するとなると、8時就寝→2時起床となる訳なんだけど、そもそも40過ぎの大人が8時に寝れるのかって話しにもなる。
そんなことを考えた結果、松本駅前で前泊することにしたんだけど、それでも3時起床となると、前日の9時には寝てなきゃならない。
大会当日に160km走ること自体ハードなのに、その160kmを走る以外にも様々なハードルが存在するというのが、この手のライド・イベントなんだということが実際に参加してみて良く分かった。
結局、この日の夜は松本駅前で軽く一杯やって、9時に強引に寝て、翌朝3時に起床。
朝3時に起きたのなんて、生まれて初めてだったかもしれない。
ホテルをチェックアウトしたのは3時半ごろだったんだけど、ホテルの前でロードバイクを組み立てている大会参加者が4,5人いてビックリした。
輪行で松本駅まで来てこのホテルに宿泊したんだろうけど、朝の3時半に自転車を組み立ててるってシチュエーションを目の当たりにして一気に目が覚めた。
4時過ぎに会場入りし、一緒に走る仲間3人と合流し、時間通り5時20分にスタート。
ここまでの道のりが既に長かった気がするけど、ここから160kmの本番がスタート。
単独で参加してた人もそれなりにいたけど、やはり3~4人単位で走ってる人達が多かった。
1,000人を超える大会となると、単独であれチームであれ、皆それぞれ走るペースが違うので、追い抜き・追い越されってのが正直多く、なかなか同じペースで走る人達と一緒にならない。
そしてスタートから約20km過ぎた辺りで、最初の「エイド・ステーション」に到着。
この「AACR」は、15km~20km間隔で「エイド・ステーション」が設置され、エイドごとに地元の食材が味わえるってのが、この大会の魅力の一つ。
最初のエイドは「コッペパン」。
近くで写真が撮れないほど参加者でごった返し。
次のエイドは「(伝説の)ねぎ味噌おにぎり」。
これが一番旨かった。
■ひやむぎ
■水ようかん
■白馬の水
■うすやき
■謎の豆腐
■おはぎ & りんごジュース
こんな感じで、各エイドで地元の食材をゲットしながらひたすらペダルを漕ぐ。
日中は常に気温が30°を超えていて、定期的な水分補給が欠かせない。
実際にこのコースを走ってみて感じたのは、平坦なコースが全体の8割を占めていて、「坂好き」の自分としては少々物足りなかった。
全国から集まるこの大会参加者の中には、本格的な「山」や「峠」を上ったことがない人も多いらしく、だからこそ平坦コースの多いこの大会が人気があるらしい。
「長野=山」だから、峠コースを楽しみたいんじゃないかって考えていたけど、実際はそうでもないらしい。
個人的に好きなのは、坂>平坦>下り という順であり、平坦は正直飽きる。
なので120km過ぎた辺りから、延々と続く「平坦コース」に飽き始めた。
尻や腕なんかが痛くなり始めるのも大体この辺りの距離からなんだけど、それに加えて「平坦に飽きる」という精神的なダメージが加わって、120kmからの40kmは正直キツかった。
それでも4人でローテーションしながら走り続け、スタートから約10時間後の午後3時半に4人全員でゴール。
■完走者のご褒美(たい焼き & エナジードリンク)
3月、4月と続けて160kmレベルのライドを経験しておいたので、確かに疲れたけど、体力的にも精神的にも若干の余力を残した状態でゴール出来たので、あの2回のライドやっといてマジで良かった。
■本日のベストショット
■本日の結果
・走行時間:7時間25分(実際にペダルを漕いだ時間)
・走行距離:156km
・消費カロリー:3,851kcal
良い子のみんなは、こんな頭のおかしい休日を過ごす大人にならないでね。
人生初の公式ライド・イベントに参加して、無事完走出来たという達成感はあったものの、来年もこの「AACR」に参加するかと言われると、正直微妙なところ。
やっぱ「坂」の多いヒル・クライム系の大会の方が個人的には向いてるかな。
ではまた次回をお楽しみに。
まず感想を一言だけ言わしてもらうと、とにかく暑かった。
まだ5月だというのに、前日から30℃を超える天気となり、大会当日の最高気温はなんと35℃。
このあり得ねえ猛暑の中160kmを走りきってきた。
今回は、この大会の状況を写真を交えながら紹介していくけど、まずは前日の受付会場の様子からスタート。
■ 受付会場
この大会は「前日受付」が原則となっており、当日受付だと何故か1,000円徴収されるという、よく分からないシステムになっている。
おそらく、参加者が1,000人を超えるので、当日受付者が多いとスタート時間に間に合わないってのが理由だと思う。
会場には、メインスポンサーの「Specialized(スペシャライズド)」のほか「Mavic」、「Wako's」といったブースが出店。
「Wako's」では有名な「洗車サービス」を実施していたんだけど、既に予約受付終了状態。
■ メインブース
会場に到着したのは午後2時半頃だったんだけど、既に気温が30°を超えていて、歩いているだけで汗ダラダラ状態。
この会場にいる誰もが「明日はこの気温の中で160km走るのか?」と疑心暗鬼になっていたはず。
この「AACR」には全国各地からの参加者が多く「鳥取ナンバー」なんて車もあった。
あんた何時に出発したんだよ。
誰もが「5月の涼しい信州」をイメージしながらこの大会に参加してきたと思われるんだけど、まだ5月なのに既に30°オーバーという過酷な状況となっており、「イメージしていた信州と違う」と思った人は絶対に多かったはず。
そもそも長野市や松本市は「盆地」なので、夏は超暑くて、冬は超寒いという過酷な環境なんだけど、どうにも「長野=信州=涼しくて過ごしやすい」という間違ったイメージが定着してしまっている感が否めない。
夏で涼しいのは「軽井沢」だけなんだけど、まあいい。
まあ、こんな感じで無事受付が終了。
ちなみに参加記念品として「AACRオリジナルのサイクリングボトル」をゲット。
このボトル、おそらく実際に使うことはないと思うので、「記念ボトル」として部屋に飾ってある。
大会当日は、第1組目のスタート時間が5時20分という、これまたあり得ない設定時間になっていて、ここから逆算していくと、4時過ぎに会場入りということになり、そうなるとどうしてもこの安曇野周辺に前泊しなきゃならなくなる。
前泊したとしても、4時過ぎに会場入りするとなると、宿泊地を出発するのは3時半過ぎとなり、更に逆算すると「起床3時」という、これまたあり得ない起床時間になる。
ちなみに前泊せず、自宅から4時過ぎに会場入りするとなると「起床2時」という更にとんでもないことになり、一体前日は何時に寝ればいいんだと、次から次へと悩みごとが多くなっていく。
最低6時間の睡眠時間を確保するとなると、8時就寝→2時起床となる訳なんだけど、そもそも40過ぎの大人が8時に寝れるのかって話しにもなる。
そんなことを考えた結果、松本駅前で前泊することにしたんだけど、それでも3時起床となると、前日の9時には寝てなきゃならない。
大会当日に160km走ること自体ハードなのに、その160kmを走る以外にも様々なハードルが存在するというのが、この手のライド・イベントなんだということが実際に参加してみて良く分かった。
結局、この日の夜は松本駅前で軽く一杯やって、9時に強引に寝て、翌朝3時に起床。
朝3時に起きたのなんて、生まれて初めてだったかもしれない。
ホテルをチェックアウトしたのは3時半ごろだったんだけど、ホテルの前でロードバイクを組み立てている大会参加者が4,5人いてビックリした。
輪行で松本駅まで来てこのホテルに宿泊したんだろうけど、朝の3時半に自転車を組み立ててるってシチュエーションを目の当たりにして一気に目が覚めた。
4時過ぎに会場入りし、一緒に走る仲間3人と合流し、時間通り5時20分にスタート。
ここまでの道のりが既に長かった気がするけど、ここから160kmの本番がスタート。
単独で参加してた人もそれなりにいたけど、やはり3~4人単位で走ってる人達が多かった。
1,000人を超える大会となると、単独であれチームであれ、皆それぞれ走るペースが違うので、追い抜き・追い越されってのが正直多く、なかなか同じペースで走る人達と一緒にならない。
そしてスタートから約20km過ぎた辺りで、最初の「エイド・ステーション」に到着。
この「AACR」は、15km~20km間隔で「エイド・ステーション」が設置され、エイドごとに地元の食材が味わえるってのが、この大会の魅力の一つ。
最初のエイドは「コッペパン」。
近くで写真が撮れないほど参加者でごった返し。
次のエイドは「(伝説の)ねぎ味噌おにぎり」。
これが一番旨かった。
■ひやむぎ
■水ようかん
■白馬の水
■うすやき
■謎の豆腐
■おはぎ & りんごジュース
こんな感じで、各エイドで地元の食材をゲットしながらひたすらペダルを漕ぐ。
日中は常に気温が30°を超えていて、定期的な水分補給が欠かせない。
実際にこのコースを走ってみて感じたのは、平坦なコースが全体の8割を占めていて、「坂好き」の自分としては少々物足りなかった。
全国から集まるこの大会参加者の中には、本格的な「山」や「峠」を上ったことがない人も多いらしく、だからこそ平坦コースの多いこの大会が人気があるらしい。
「長野=山」だから、峠コースを楽しみたいんじゃないかって考えていたけど、実際はそうでもないらしい。
個人的に好きなのは、坂>平坦>下り という順であり、平坦は正直飽きる。
なので120km過ぎた辺りから、延々と続く「平坦コース」に飽き始めた。
尻や腕なんかが痛くなり始めるのも大体この辺りの距離からなんだけど、それに加えて「平坦に飽きる」という精神的なダメージが加わって、120kmからの40kmは正直キツかった。
それでも4人でローテーションしながら走り続け、スタートから約10時間後の午後3時半に4人全員でゴール。
■完走者のご褒美(たい焼き & エナジードリンク)
3月、4月と続けて160kmレベルのライドを経験しておいたので、確かに疲れたけど、体力的にも精神的にも若干の余力を残した状態でゴール出来たので、あの2回のライドやっといてマジで良かった。
■本日のベストショット
■本日の結果
・走行時間:7時間25分(実際にペダルを漕いだ時間)
・走行距離:156km
・消費カロリー:3,851kcal
良い子のみんなは、こんな頭のおかしい休日を過ごす大人にならないでね。
人生初の公式ライド・イベントに参加して、無事完走出来たという達成感はあったものの、来年もこの「AACR」に参加するかと言われると、正直微妙なところ。
やっぱ「坂」の多いヒル・クライム系の大会の方が個人的には向いてるかな。
ではまた次回をお楽しみに。
2019-05-28 20:33
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