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アニメを斬る!-2017年- [animation]

Happy New Year !

本年も、気の向くままに書きたいことを書き続けていきますので、どうぞヨロシクお願いいたします。


さて、「年末年始アニメプロジェクト」は計画通り?順調に?進んでおり、昨年の「ゲーム・オブ・スローンズをシーズン1~6までまとめて観る」という暴挙に近い勢いで、この年末年始は「アニメ三昧」と化している今日この頃。

そう言えば、前回、前々回と紹介した「メイド・イン・アビス」の件で、たまたま「youtube」を観ていたら、「岡田斗司夫」氏のアニメ講座で、この「メイド・イン・アビス」のキャラ設定の話しをしていた。

岡田氏としては、間違いなく2017年夏アニメNo.1という評価なんだけど、この時期のランキングが20位だったとかで、何でここまで評価が低いかと言うと、自分と同じように「キャラの設定年齢が低すぎる」のが原因とのこと。

で、岡田氏曰く「あそこまでキャラの年齢設定を下げないと、この作品は観るに耐えられなくなってしまう」という件(くだり)の話しがとても面白かった。

う~ん、なるほど。

確かに一理ある。

あの展開を大人設定でやったら、リアルさばかりが強調されて、確かに観るのがしんどくなる。

特に10話以降のストーリーを大人設定で展開されたら確かにキツい。

仮に「ミーティ」が大人だったとしたら、間違いなく13話は「トラウマ」を生む回になるだろう。

考えただけでも恐ろしい。

違う意味で泣いてしまうかも知れない・・・。


とは言え、子供設定だと自分のように1話で断念する視聴者が増えるのも事実だし、これはこれで悩ましい。

まあでも、この作品が「名作」になる力を持っているのは事実だし、アニメ好きにはクチコミ等で遅かれ早かれこの作品の存在は広がっていくだろうから、あまり心配はしていない。

まだ「amazon prime」で「メイド・イン・アビス」は全話見放題なので、まだ観ていないアニメ好きの方いましたらオススメなので是非。


さて、「年末年始アニメプロジェクト」は確かに進行中ではあるのだけど、正直なところ「虫食い状態」になってしまっている。

「amazon」、「Netflix」、「Hulu」にて、何となく面白そうなアニメを片っ端から観始めてはいるものの、なかなかピントの合う作品に巡り合わない。

と言うか、もうかれこれ15年近く「春夏秋冬」と延々とアニメを見続けてきたので、見逃した「名作アニメ」なんて今更ほとんど存在していないと言っていい。

とは言え「メイド・イン・アビス」みたいに、第1話のパートAで断念してしまった作品もあるので、もしかしたら見逃した名作がまだ眠っているのかも?みたいな期待はあるんだけど、何の情報を元に探りあてていけば良いのかが正直分からない。

そんな状態のため、これまで観てきた数え切れないアニメ作品を一旦整理する意味も含め、自分にとって「面白い」と呼べるアニメを振り返ってみることにした。

てな訳で、今回は「アニメを斬る!-2017年-」からスタート。


<2017年冬:最終話まで観たアニメ>
・ACCA13区観察課 ★★✩✩✩
・CHAOS;CHILD ★✩✩✩✩
・この素晴らしい世界に祝福を!(第2期) ★★★✩✩
・昭和元禄落語心中-助六再び篇- ★★✩✩✩
・幼女戦記 ★★✩✩✩
・弱虫ペダル-New Generation- ★★✩✩✩

<2017年春:最終話まで観たアニメ>
・クロックワーク・プラネット ★✩✩✩✩
・GRANBLUE FANTASY ★★✩✩✩
・冴えない彼女の育てかた♭ ★★★✩✩
・進撃の巨人 season2 ★★✩✩✩
・神擊のバハムート VIRGIN SOUL ★✩✩✩✩
・正解するカド ★★✩✩✩
・Re:CREATORS ★★✩✩✩✩

<2017年夏:最終話まで観たアニメ>
・活劇 刀剣乱舞 ★✩✩✩✩
・最遊記 RELOAD BLAST ★★✩✩✩
・バチカン奇跡調査官 ★✩✩✩✩
・Fate / Apocrypha ★★✩✩✩

<2017年秋:最終話まで観たアニメ>
・いぬやしき ★✩✩✩✩
・Infini-T Force ★★✩✩✩
・キノの旅-the beautiful world- ★★✩✩✩
・血界戦線&BEYOND ★★★✩✩
・少女終末旅行 ★★★✩✩
・十二大戦 ★★★✩✩
・宝石の国 ★★★✩✩

こんな感じの評価となった。

ちなみに「★=つまらない」、「★★=いまいち」、「★★★=まあまあ面白い」となっている。

残念ながら「★★★★=面白い」、「★★★★★=殿堂入り」が付いた作品は今年は無かった。

<2017年ランキング>
1位:メイド・イン・アビス
・今後の続編次第で「名作」となる可能性大の作品。
・丁寧な作り込み、世界感、設定がしっかりしており、全体的なクオリティがとにかく高い。
・キャラの設定年齢が低いが、これでないとこの作品の「リアルな世界」が表現出来ない(岡田氏談)。

2位:十二大戦
・自分にとっての天才の一人「西尾維新」の原作なので、面白いのは間違いない。
・各回でクローズアップされたキャラがその回で死んでいくので、展開の先が全く読めない。
・個人的には「丑」と「寅」のキャラが良かった。

3位:冴えない彼女の育てかた♭
・今回の主人公「加藤恵」を気に入るかか否かで、この作品そのものの評価が分かれる。
・主人公に大した力はないけど、ツッコミ能力だけは高い。

4位:この素晴らしい世界に祝福を!(第2期)
・「めぐみん」を気に入るか否かで、この作品そのものの評価が分かれる。
・主人公の「ダメ能力」がずば抜けており、ある意味「主人公」として成り立っているバランスが見事。

5位:少女終末旅行
・文明が崩壊した終末世界で、少女2人で旅するという設定が今ままでになく斬新。
・ときたま「ユーリ」がグサッとくるするどいセリフを吐くのが面白い。
・彼女達の乗り物が「ケッテン・クラート(ドイツ製の半装軌車)」というマニア設定が心をくすぐる。

6位:血界戦線&BEYOND
・「シーズン1」を面白いと感じたなら観るべきだけど、前作ほどのパワーはないので注意。
・個人的には「チェイン・皇」好きなので、彼女のストーリーだけでも観る価値はある。
・主人公「レオ」のツッコミ能力だけは、確実にパワーアップしている。

7位:宝石の国
・とにかく斬新な世界感。
・ただ、作品の世界設定がほとんど説明されないので、どう解釈するかが難しい。
・登場人物達に「性別」がないのがこれまた斬新。
・主人公の性格設定が気に入れば、最終話までそれなりに楽しめる。


「★★★=まあまあ面白い」の中で順位を付けたらこんな感じになった。

個人的に「Re:CREATORS」には期待していたんだけど、結局何を言いたい作品だったのかが全くと言っていいほど分からなかった。

映像も音楽も素晴らしかったのに、肝心のストーリーが何一つ自分に訴えかけてこなかった。


「キノの旅-the beautiful world-」も惜しかった。

確かに映像もストーリーも綺麗なんだけど、もうちょい「スパイス」が欲しかったというのが本音。


「メイド・イン・アビス」はリアルタイムで断念したものの、結果的にランキング1位という何とも複雑な結果となった。

こういったランキングは、観る人の価値観によって全く違う結果になるのは当然のことであり、また逆にそこが面白いとこ。

例えばだけど、この1位~7位までのランキングで、2つか3つ同じように面白いと感じた作品があって、残りの作品で観ていないものがあれば、それはそれでその人が感じる「面白い作品」の参考にはなると思う。

参考になるかどうか責任は持てないけど、何かしらの参考にしてもらえれば幸いです。


2018年冬アニメも来週から本格的に始まるけど、しばらくはこの「アニメを斬る!」シリーズを続けていく予定。

ではまた次回をお楽しみに。
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