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「【ネタバレ】ONE PIECE 第959話:侍!」の巻 [ONE PIECE:ネタバレ感想]

1週間の休載を経て連載再開となった第959話。


この程度の休載など「HUNTER×HUNTER」に比べれば全く可愛いもの。

一体どうなったんだ「HUNTER×HUNTER」・・・。

「世界会議(レヴェリー)」で発生した事件の概要も明かされないまま第三幕へ突入し、そこからいきなりの急展開。

一体何幕まで予定しているのか分からないけど、この「ワノ国編」が起承転結の流れだとしたら、第三幕は「転」となるので必然的に「ピンチ・トラブル」という展開が続いていくはず。

これはこれでストレスが溜まる展開なんだけど、この「転」での出来事が最終の「結=どんでん返し」に繋がっていくはずなので、この第三幕はガマンのしどころ。


では早速「ネタバレ感想」いってみよう。





















■扉絵■

まさかのローラがこの島にいるという情報を受け、ドレスローザへやって来たベッジ一行。

しかしドレスローザは不穏な空気に。

ドンキホーテ・ファミリーは既に壊滅したはずだし、まあキュロスがいる限りは大丈夫だろう。


■本編■

時は遡り、決戦二日前からのスタート。

「これで戦力は約4200人。皆のものご苦労であった」

・・・敵戦力は約4万なのに、本当にこれでいいのか錦えもん。

ハッキリ言うけど、錦えもんはこのワノ国に来てからも何一つ目に見える成果を挙げていない気がする。

兎丼を開放したのはルフィとモモの助だし、刀を集めたのは河松だし、その河松を助けたのは雷ぞうだし、そもそも錦えもん(とカン十郎)は「カイドウ & オロチ」を倒せるレベルの作戦を練っていたとは思えない。

一体、ルフィ達より先にワノ国に着いて、これまで何をしていたのか。

自分の中ではずっと「錦えもん無能説」が燻っている。

ただ、「約束の港で会おうぞ!!」と、具体的に「常影港」と言っていないシーンが繰り返されてるのだけは気になる。

本当に「約束の港=常影港」なのか?

個人的に、約束の港は常影港じゃないと思っている。

これは尾田センセが仕掛けたミスリードであり、判じ絵を見て変更になった集合場所が「常影港」と口に出しているのは実は錦えもんだけのような気がする。

そうなるとオロチに「約束の港=常影港」という情報を流したのは、錦えもんの身内なのかと勘ぐってしまう。

もしも「約束の港=常影港」でないならば、そもそも錦えもん達は常影港に行く必要はない。

だけど実際に赤鞘7名+しのぶ+モモの助の計9名で常影港に行っている。

ここが大きな謎になっている訳で、約束の港が常影港以外の港だったとしたら当然誰も来ない訳だし、それを錦えもんが知っているのであれば、今「常影港」で起こっているのは「裏切り者の炙り出し」ということになる。

ここが唯一「錦えもん=頭のきれる男」なのかマジで「無能」なのかの分かれ目だと思っている。


あと、いつの間にか10万人から5千人乗れる船に変わっている。

具体的な味方戦力の数が見えたからなのか。

こういった細かい数字一つでも、この手のサイトはあらゆる考察がなされるので、当初の10万という数が尾田センセにとってどうゆう意図があったのか、そもそも意図などなかったのか。

ただ、どう考えても「4200」という戦力で「四皇同盟」に勝てるとは到底思えない。


続いて「鬼ヶ島の入口は冬」というロビンのセリフ。

そもそも「ワノ国」自体が、春島・夏島・秋島・冬島が橋を挟んで合体しているような国であり、更に鬼ヶ島はその島の中に春夏秋冬が存在しているのかも知れない。

どうもこの天候や季節ってのは今後の伏線になってくる気がする。


そしてワンダから「ネコマムシ」、ルフィから「ジンベエ」の名が挙がる。

これは間違いなく今後登場することを意味している。

個人的にジンベエは、「タイヨウの海賊団」と共に既にワノ国に上陸していると思っている。


さて舞台は変わって決戦前夜。

ここで「オロチ」の策略が明かされる。

「常影港へと続くルートを全て塞ぎ、赤鞘達を孤立無援にさせる」というのがオロチの策略だった模様。

ここで一つ解せないのが、何故オロチは「サニー号」を隠した場所まで把握していたのか。

この情報までバレていたとなると、「集合場所の変更・日和の生存」以上の情報がオロチにリークされていたことになる。

錦えもん達はサニー号がどこにあるかルフィから聞いていたので、やはり内通者は錦えもんの身内にいるってことになるのか。

あと、「常影港へのルート」についてだけど、何げに「花の都→常影港」へのルートだけは生きているのが気になる。


舞台はまたまた変わって、常影港。

ようやく現在進行形に戻る。

前回の錦えもんの取り乱した様子は、内通者を炙り出すための演技だったんじゃないかと予想してたけど、今回のシーンを見る限りそんな裏がある素振りとは思えない。

今回のタイトルでもある「侍」の通り、赤鞘メンバーの無念さと何としてでもおでんの仇を討つという覚悟は確かに伝わってきたけど、結果的に又一つ「錦えもん無能説」が膨らんでしまった。

残念だけどここまでは、オロチ>錦えもん、だったということになる。

果たして本当に錦えもんは「無能」なのか。


一体「内通者」が誰なのか気になるところだけど、前回も書いたとおり個人的には「赤鞘メンバー」の中にはいないと思っている(思いたい)。

しのぶはまだ若干怪しいけど。

仮に赤鞘の中に内通者がいたとしたら、それは「おでんへの裏切り」であり、これまで一貫して描かれてきた「おでんと赤鞘の強固な主従関係=おでんの侍」という関係が成り立たなくなってしまう。

先にも書いたとおり、常影港に誰もいなかったのは、ルートを絶たれて来れなかったか、そもそも「約束の港=常影港」じゃなかったかのどちらかなんだろうだけど、それと同じくらい気になるのは、錦えもんが必死に呼びかけていた「スマシ」が一切通じなかったこと。

この「スマシ」については少なくともオロチの仕業ではないはず。

まだ錦えもんの演技という説も残ってはいるけど・・・。

スマシと言えば「カリブー」となる訳で、どう考えてもこいつは絶対に一枚絡んでいるはず。

それが良い意味でなのか悪い意味でなのかは分からないけど・・・。


そして第三幕はいよいよ「おでん過去編」に突入。

41年前と言えば、「ロックス海賊団」が壊滅したのが38年前なのでその3年前ということになる。

「ロックス」壊滅後、白ひげ、リンリン、カイドウはそれぞれ独立して海賊団を立ち上げることになるので、おでんが白ひげと出会うのはおそらくこの後になる。

おでんは「白ひげ海賊団」で2番隊隊長を務めていた際にロジャーと出会い、そこからロジャーらと共に旅して最終的に「ラフテル」へ到達し、そこで「空白の100年間=歴史の真実」を知ったはず。

これが約25年前。

その後ワノ国の開国を目指して国へ戻るも、カイドウとオロチの策略に嵌まり最終的に死刑(釜ゆでの刑)となってしまう。

これが何年前の出来事なのかがイマイチ分からない。


ところで「おでん」のイメージだけど、まあ間違いなく「石川五右衛門」だろう。

当初は「織田信長」かなとも思っていたけど。

おでんの最期も五右衛門と同じ「釜ゆでの刑」だったし。

次回辺りでようやくシルエットが明かされる気がするけど、傾奇者でさぞ男前なんだろう。

この「過去編」どこまでやるつもりなのか分からないけど、おでんの最期 & トキがモモの助や錦えもんらを20年後の未来へ送るとこまでやるとなると、とんでもなく長い話しになってしまうけど、是非ともこの辺りの展開を期待したい。

この「光月おでん」はこの作品のカギを握る超重要人物なだけに、次回からの過去編が非常に楽しみ。


ではまた次回をお楽しみに。
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