ボギーをねらえ!-スウィング編 ⑧:右回りのスウィング- [golf]
前回のブログでたまたま登場した「ラプラス・プログラム」なる単語が思いのほか気に入っている今日この頃。
本人が気に入っているのは一向に構わないとして、この「ラプラス・プログラム」が導くNextステージにて、先週末はとんでもない目に遭い、もうゴルフを止めようかと思ったくらいだった。
そのNextステージとは「手打ち」。
「右サイドのゴルフ」をトライする過程で、「ボディターン」に行き詰まりを感じ、実は腕が振れていないんじゃないかと錯覚し、完全な「手打ちスウィング」へ移行した結果、ドライバー、ウッド、UTというどちらかと言うと得意なクラブまで全て打てなくなった。
これはショックだった。
時間にして3分程度だったけど、マジでもうゴルフ止めようかと考えた。
「手打ちはダメ」・・・これが「ラプラス・プログラム(第7ステージ)」が導いた結果だった。
だけどこの「手打ち」を経験したことにより、結果として次の新たなるステージへ辿り着くことが出来た。
さすがは「ラプラス・プログラム」。
常に「正解」へと導くわけではなく、時に「不正解」を経験させ、何が「正解」かを理解させるという、ある意味恐ろしいプログラム。
そのプログラムが導いた先は、ある意味「正解」の一歩手前なんじゃないかと感じる、ゴルフ人生初の「気付き」を与えてくれたものだった。
その気付きとは、一言で言うと、逆意識のスウィング。
この動きに気付いたキッカケは、クラブを両腕でグルグル回し円を描くという非常にシンプルなもの。
この「クラブで円を描く」という動作に、ゴルフスウィングの約8割が詰まっている。
円の頂点を「トップ」とする。
その「トップ」から、クラブヘッドを右回りに倒してやると、クラブヘッドが重みと重力で加速し、最下点で高速ターンし、その勢いでまたトップの位置まで戻ってくる。
力なんて一切いらない。
これが「ラプラス・プログラム」が導いた、第8ステージとなる「正解」と思われるスウィング。
円を描くと、ゴルフスウィングとは何なのかがほぼ理解出来るようになる。
個人的な一番の収穫は、クラブヘッドの構造だった。
なんでクラブヘッドって、あんな形状をしているのか?と疑問に感じたことはあったけど、結局理解出来ず終いだった。
どうしてフェースの後ろ側が重いのか?
それは一言で言うと、そのようにクラブヘッドが動くため。
トップの位置からクラブヘッドを後方に倒すと、あとは勝手に「スウィング」となる。
ヘッド(と両腕)の重みで勝手にダウンスウィングが始まり、ヘッドが最下点まで降りてきた段階で勝手に両腕がローリングし(インパクト)、その勢いで勝手にフィニッシュとなる。
そう、トップから先は全て勝手に身体が動き、その結果としてスウィングになっている。
トップの位置からクラブヘッドを後方に倒すということは、フェースは上を向いている状態になる。
なぜなら、フェースの後ろ側が重い構造になっているから。
その為、ダウンスウィングでは常にフェースは上を向き続けている。
この上を向いたフェースは、インパクト段階の直前まで上を向き続け、そこから両腕が(勝手に)ローリングすることによって超高速でフェースがターンする。
この超高速フェースターンは意図して出来る動きではなく、勝手に動くからこそなせる動き。
意図的にやる動作と言えば、トップの位置にあるヘッドを後方に倒す「キッカケ」を与えてやるだけ。
その以降は、身体が勝手に動く。
意図的に両腕をローリングさせようなんて考えなくても、勝手にローリングする。
何故なら身体の構造がそのようになっているから。
これが理解出来ると、スウィングに力は要らないことが分かる。
力を入れないからこそヘッドが走る。
このことが分かるまで12年かかった・・・。
この動きを理解するコツは、先にも書いた「クラブで円を描く」。
もうこれに尽きる。
50回でも100回でも、ひたすら円を描き続けると、クラブと腕の動きが分かるようになってくる。
このクラブと両腕の動きに下半身の動きを組み合わせていけば、もうほとんどスウィングの完成形となる。
あとはいかにしてアドレスからトップまでもっていくかなんだけど、トップではクラブフェースが上を向いている状態にしたい。
その方が、クラブヘッドを後方に倒しやすい。
トップでフェースをオープンにするためには、テイクバックでフェースをシャットにする動作が必要。
シャットでテイクバックを開始し、ヘッドが腰の位置にきたあたりでフェースを返す。
そうするとトップでフェースが上を向く(オープンになる)。
ここまで出来たら、後はヘッドを後方に倒してやることで勝手にダウンスウィングがスタートする。
ちなみに、この「ヘッドを後方に倒す」というアクションは、言い替えると「クラブを寝かす」と同じ意味。
このコツが分かってくると、ヘッドの重みを感じることが何よりも重要になってくるため、グリップはゆるゆる、というより指でグリップをひっかけているだけという意識に(自然と)なる。
とにかく重要なのは、ヘッドの重みを感じてヘッドを後方に倒すことで、つまるところこの動きは「右回りのスウィング」とも言える。
そう「右回りのスウィング」。
これになかなか気付けない。
どうしてもトップの位置からクラブヘッドを直線的にボールへ当てにいこうとしてしまう「左回りのスウィング」をしてしまう。
これはある意味「本能」のせいでもある。
トップの位置から、左下にあるボールを右回りにクラブと両腕を動かして打つなんて感覚は普通に考えれば本能が拒否するはず。
だけどトップからクラブヘッドを後方に倒せるようになると、そこから先は勝手に身体が動いてスウィングになる。
もっと極端なことを言うと、「トップ」という意識もほとんど存在せず、アドレスからスタートするクラブと身体の動きが全て「右回り」になっていく。
大きな右回りのループを描いていく、そんなイメージ。
繰り返すけど、この「右回りのスウィング」は気付けるか気付けないかだけで、何一つ特殊な能力はいらない。
それに気付けるかは「クラブで円を描く」のが最もてっとり早い。
本能に従う「左回りのスウィング」に対して、「右回りのスウィング」は真逆のイメージになる。
この真逆の動きに気付けるかがポイント。
是非とも、勝手に動く身体の動きを体感してちょうだい。
そんな訳で、これまで8回に渡りお届けしてきた「スウィング編」は一旦終了とし、次回からは「右回りのスウィング編」をスタートする予定。
このスウィングをマスターするまで何回お届けすることになるかは神のみぞ知る世界。
ではまた次回をお楽しみに。
本人が気に入っているのは一向に構わないとして、この「ラプラス・プログラム」が導くNextステージにて、先週末はとんでもない目に遭い、もうゴルフを止めようかと思ったくらいだった。
そのNextステージとは「手打ち」。
「右サイドのゴルフ」をトライする過程で、「ボディターン」に行き詰まりを感じ、実は腕が振れていないんじゃないかと錯覚し、完全な「手打ちスウィング」へ移行した結果、ドライバー、ウッド、UTというどちらかと言うと得意なクラブまで全て打てなくなった。
これはショックだった。
時間にして3分程度だったけど、マジでもうゴルフ止めようかと考えた。
「手打ちはダメ」・・・これが「ラプラス・プログラム(第7ステージ)」が導いた結果だった。
だけどこの「手打ち」を経験したことにより、結果として次の新たなるステージへ辿り着くことが出来た。
さすがは「ラプラス・プログラム」。
常に「正解」へと導くわけではなく、時に「不正解」を経験させ、何が「正解」かを理解させるという、ある意味恐ろしいプログラム。
そのプログラムが導いた先は、ある意味「正解」の一歩手前なんじゃないかと感じる、ゴルフ人生初の「気付き」を与えてくれたものだった。
その気付きとは、一言で言うと、逆意識のスウィング。
この動きに気付いたキッカケは、クラブを両腕でグルグル回し円を描くという非常にシンプルなもの。
この「クラブで円を描く」という動作に、ゴルフスウィングの約8割が詰まっている。
円の頂点を「トップ」とする。
その「トップ」から、クラブヘッドを右回りに倒してやると、クラブヘッドが重みと重力で加速し、最下点で高速ターンし、その勢いでまたトップの位置まで戻ってくる。
力なんて一切いらない。
これが「ラプラス・プログラム」が導いた、第8ステージとなる「正解」と思われるスウィング。
円を描くと、ゴルフスウィングとは何なのかがほぼ理解出来るようになる。
個人的な一番の収穫は、クラブヘッドの構造だった。
なんでクラブヘッドって、あんな形状をしているのか?と疑問に感じたことはあったけど、結局理解出来ず終いだった。
どうしてフェースの後ろ側が重いのか?
それは一言で言うと、そのようにクラブヘッドが動くため。
トップの位置からクラブヘッドを後方に倒すと、あとは勝手に「スウィング」となる。
ヘッド(と両腕)の重みで勝手にダウンスウィングが始まり、ヘッドが最下点まで降りてきた段階で勝手に両腕がローリングし(インパクト)、その勢いで勝手にフィニッシュとなる。
そう、トップから先は全て勝手に身体が動き、その結果としてスウィングになっている。
トップの位置からクラブヘッドを後方に倒すということは、フェースは上を向いている状態になる。
なぜなら、フェースの後ろ側が重い構造になっているから。
その為、ダウンスウィングでは常にフェースは上を向き続けている。
この上を向いたフェースは、インパクト段階の直前まで上を向き続け、そこから両腕が(勝手に)ローリングすることによって超高速でフェースがターンする。
この超高速フェースターンは意図して出来る動きではなく、勝手に動くからこそなせる動き。
意図的にやる動作と言えば、トップの位置にあるヘッドを後方に倒す「キッカケ」を与えてやるだけ。
その以降は、身体が勝手に動く。
意図的に両腕をローリングさせようなんて考えなくても、勝手にローリングする。
何故なら身体の構造がそのようになっているから。
これが理解出来ると、スウィングに力は要らないことが分かる。
力を入れないからこそヘッドが走る。
このことが分かるまで12年かかった・・・。
この動きを理解するコツは、先にも書いた「クラブで円を描く」。
もうこれに尽きる。
50回でも100回でも、ひたすら円を描き続けると、クラブと腕の動きが分かるようになってくる。
このクラブと両腕の動きに下半身の動きを組み合わせていけば、もうほとんどスウィングの完成形となる。
あとはいかにしてアドレスからトップまでもっていくかなんだけど、トップではクラブフェースが上を向いている状態にしたい。
その方が、クラブヘッドを後方に倒しやすい。
トップでフェースをオープンにするためには、テイクバックでフェースをシャットにする動作が必要。
シャットでテイクバックを開始し、ヘッドが腰の位置にきたあたりでフェースを返す。
そうするとトップでフェースが上を向く(オープンになる)。
ここまで出来たら、後はヘッドを後方に倒してやることで勝手にダウンスウィングがスタートする。
ちなみに、この「ヘッドを後方に倒す」というアクションは、言い替えると「クラブを寝かす」と同じ意味。
このコツが分かってくると、ヘッドの重みを感じることが何よりも重要になってくるため、グリップはゆるゆる、というより指でグリップをひっかけているだけという意識に(自然と)なる。
とにかく重要なのは、ヘッドの重みを感じてヘッドを後方に倒すことで、つまるところこの動きは「右回りのスウィング」とも言える。
そう「右回りのスウィング」。
これになかなか気付けない。
どうしてもトップの位置からクラブヘッドを直線的にボールへ当てにいこうとしてしまう「左回りのスウィング」をしてしまう。
これはある意味「本能」のせいでもある。
トップの位置から、左下にあるボールを右回りにクラブと両腕を動かして打つなんて感覚は普通に考えれば本能が拒否するはず。
だけどトップからクラブヘッドを後方に倒せるようになると、そこから先は勝手に身体が動いてスウィングになる。
もっと極端なことを言うと、「トップ」という意識もほとんど存在せず、アドレスからスタートするクラブと身体の動きが全て「右回り」になっていく。
大きな右回りのループを描いていく、そんなイメージ。
繰り返すけど、この「右回りのスウィング」は気付けるか気付けないかだけで、何一つ特殊な能力はいらない。
それに気付けるかは「クラブで円を描く」のが最もてっとり早い。
本能に従う「左回りのスウィング」に対して、「右回りのスウィング」は真逆のイメージになる。
この真逆の動きに気付けるかがポイント。
是非とも、勝手に動く身体の動きを体感してちょうだい。
そんな訳で、これまで8回に渡りお届けしてきた「スウィング編」は一旦終了とし、次回からは「右回りのスウィング編」をスタートする予定。
このスウィングをマスターするまで何回お届けすることになるかは神のみぞ知る世界。
ではまた次回をお楽しみに。
2018-07-10 22:47
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